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TMS2月号のKATOサウンドボックス応用の記事を考える

TMS2月(889)号にOさんのKATOサウンドボックスの応用という記事が載っています。
よく読んでみると、パワーパックの出力を二つにわけて、ひとつは音声合成回路を経由して走行用電源として使って、もうひとつはKATOサウンドボックスのジャンプ端子につなぐ。KATOサウンドボックスの走行電源用端子にはダミーモーターを接続して、その回転をKATOサウンドボックスで検知して、ブラスト音を鳴らす。KATOサウンドボックスの音声出力はアンプで増幅して音声合成回路を経由して線路経由で機関車のスピーカーを鳴らす。という内容です。

確かにこの記事の仕掛けだとKATOサウンドボックスの音は、SL1仕様の機関車から出ますが、「走行している機関車のスピードと同期したブラスト音が出る」というKATOサウンドボックス最大のウリが活用できていないので何だかなぁ・・という気がします。この記事の回路だと走行する機関車のモーターは直流電圧制御、ダミーモーターはパルス(PWM)制御なので特に動き始めの同期をとるのが難しいような気がします。
SL1コントローラーは製造中止になったので、KATOサウンドボックスその代替・後継機として使えないかという話なら納得がいくのですが、わざわざこういう回路をつくっても・・・と思います。

それから記事中の「モーターの整流子による電流の断続をサウンドボックスの電子回路でカウントして」という記述は誤りです、これはBEMF(Back ElectroMotive Force)というモーターの逆起電力による回転数を計測する技術をつかっています。これについてはあおのさんがブログで解説されています。
http://dmh.sakura.ne.jp/model/diary/shopping/zz/sound_box_160104.htm
TMSなら、常連執筆者で電気に詳しい根津達也さんなどに依頼して、KATOサウンドボックスの正確な解説記事を掲載してほしいと思います。

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Comments

まだ記事は読んでおりませんが、上記のお話から察するに、「…」な感じですね
小生購入の動機も動輪回転数同期と音声外部出力が判断基準になりました
同期無しでははいくらデンダーから音が出ても魅力半減と思います

Posted by: 日出生交通社主 | January 22, 2016 at 12:42 PM

今回の記事は同期なしというわけではなく、機関車とは別の」モーターを回しての疑似同期です。
以前SL1でナローゲージの小型機関車でコンタクトやスピーカーが積めないので、別モーターでコンタクトのついた軸を回して外部スピーカーにつないで音を出されていた方の記事を読んだことがあります。考え方はあれと同じです。

とはいっても、DCCサウンドでも、走行サウンド一体型のデコーダーを使わないと同期に苦労するので同じですね。配線のこと(一体型だとライトなしでも最低2本機炭間ジャンパが必要)や焼いたときのダメージが小さいので走行・サウンド分離型デコーダ-載せていましたが、同期のことを考えると一体型を積むべきかと思うようになりました。

またTMS読んでからぜひコメントお願いします。

Posted by: ゆうえん・こうじ | January 22, 2016 at 02:08 PM

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