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模型と実物の違いの心情的な問題

「模型と実物は違う」ということで、先日或る模型人と話していたときの話です。

B-B-BのEF電気機関車で模型では中間台車は駆動するかどうかという話になりました。実用的な牽引力からいうと、車重が同じなら牽引力と動軸数は関係ないので、中間台車は駆動せずダミーとして実質EDとしても全軸駆動と牽引力は変わらないはずです。また中間台車最低脱線しないだけの軸重は必要なので、バネで線路に圧着する必要があるのでその分だけ前後台車の軸重が減るので、牽引力は弱くなるはずですが微々たるものだと思いますし、中間台車にウェィトを積んで両端の駆動台車の軸重を減らさないという方法もあります。
だた実物好きの人からいうと、やはり実物は中間台車にもモーターが積まれているので、動力化することによって牽引力は増加しなくてコストアップになっても、やはり駆動して実物に近づけたいという気持ちが強いそうです。
そうなってくると理屈ではなく心情的な問題になってしまいますね。
ユウレイ(実物の非動力車に模型では動力を入れる)や蒸機のテンダードライブなども、心情的に受け容れられないといわれる方も結構おられますね。
というわけで「模型と実物は違う」がどこまで受け容れられるかは、いくら議論しても結論がでない課題だと改めて思いました。イデオロギーの問題となってくると共存するには互いに相手の立場を認めるしかなくなりますね。どちらかの価値観に揃えようとすると勝ち抜き競争するか戦争するかしかなくなります。


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Comments

模型化するときのまとめ方はまさに各人各様、
好きな物を好きなように作るという以外に正解はないでしょう。
モデラーの永遠のテーマですね。
しかもやっかいなことに各自の感性も年が経つにつれ変化することも多いようです。
私は最近かなりアバウトになってきて、
顕著なのがドラフト音と動輪回転が同期しなくても全く気にならなくなりました。
擬似同期は大いに結構という感じです。

Posted by: 初瀬春日 | February 21, 2016 at 11:53 PM

確かに「各人各様」ですね。
でも、他の人の作品や製品の意図・意見は参考になることも多いです。昨日もIMON製のEF81キットをほぼ組み上げたモノを見せて貰いました。これがまさに6軸駆動構成です。確かに、平坦線での、バネ圧は全車重の10%程度なので、駆動しなくても、10%減と言う事になります。しかし、線路には凹凸がありますし、縦曲線もあります。中間台車が、持ち上がるような状況では、中間台車を駆動していると、牽引力低下を防止出来るでしょう。極端な場合では、中間台車で突っ張ってしまって、シーソー状態になる場合も、残念ながら有ります。この場合には、威力を発揮するでしょう!

Posted by: 廣瀬 | February 22, 2016 at 01:40 AM

初瀬春日さん、コメントありがとうございます。

PFM/SL1方式でも動輪のコンタクトを4接点にすると模型の見かけの速度に比べてドラフト音が多すぎるということで、2接点のコンタクトも売られています。そのあたりはきっちり同期していなくてもそんなに気にならないです。それより起動と停止とドラフト音のタイミングがズレるのが一番気になります。

Posted by: ゆうえん・こうじ | February 22, 2016 at 02:29 PM

廣瀬さんコメントありがとうございます。

私はB-B-BのEF電関の中間台車駆動するならその前に、中間台車を含めてイコライズするか3台車がつねに線路に密着しているようなバネ可動にべきだと思います。
おそらく中間台車も駆動したいといわれた実物好きの方も牽引力に寄与せずダミーで車輪が回っているだけの中間台車をのぞまれたのではないと思います。まあこれも見解の相違ですが・・

Posted by: ゆうえん・こうじ | February 22, 2016 at 02:40 PM

実物の機関車に拘っている人で、模型の蒸気機関車がモーターで走るのはおかしいとの信念で、絶対に蒸気機関車を作らないという人がいると聞いたことがあります。 
あまり拘ると楽しくなくなるのではないかと思うのですが、私も自分でも気が付かないところで拘っているのでしょうね。

Posted by: 鉄道模型のある生活 | February 22, 2016 at 11:17 PM

鉄道模型のある生活さん
確かに、拘り過ぎるのも考え物ですね。でも、趣味なのですから、全く「拘らない」と云うのも面白みに欠けるでしょうね。「どこに拘るか」を楽しむのが趣味と思っています。どこに拘っているのか、教え会うのも楽しいモノです。

Posted by: 廣瀬 | February 24, 2016 at 01:16 AM

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