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日車20tCタンク(3)

コンさんもそろそろこのキットに着手されるようなので、追い抜かされないように少しすすめました。

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私はどうもエッチングのクロスヘッドというのは馴染めないので、エコ−モデルのロスト製1774に交換しましたが、そのまますっと組み込めました。少し薄く削って、スライドバーからの抜け落ちどめの帯板小片を裏面にハンダ付けしました。
サイドロッドは、予備のロッドの大孔の方を使って2本に切って1-2動輪につかい、オリジナルも半分に切って2-3動輪に使用しました。なお関節はダミーで第2動輪のピンの所で2枚のロッドを重ねて動輪可動に対応しました。それにしても薄いですね。しかし実用上は問題ないと思いますので、特に裏張りとか増厚加工はせずにすすめます。

ボイラー中心を約1mm下げました。キットの実測値は24.2mmです。
実物の宮崎交通6号機はRMライブラリー69「宮崎交通鉄道部」に載っている小さな竣工図では、1851mm (=23.3mm:1/80)となっています。この機関車とほぼ同型の1055形の金田さんの形式図で1815mm(=22.7mm:1/80)です。
床板の高さもあるので一概にはいえませんが、私の好みではもう少し低い方がよいので、23.5mmとしました。キャブ前妻板の取り付け孔を下方に長穴にし、煙室サドルは上面を削りました

サンドドームはキットのパーツは、煙突やスチームドームとの釣り合いを考えると少し低いような気もします、そこで、この写真ではキットオリジナルのスチームドームを置いてみました。どちらがよいかバランスを見ながらもう少し検討してみます。

モーターは手持ちのモーターもいろいろ仮置きしてみましたが、結局キャブ開口部から目立たないキット付属のマシマモーターを使いました。起動電圧が4-5V前後と少し高いのがイマイチですが、まあまあです。DCCデコーダー搭載予定なので大丈夫だろうと思います。パワー不足になるようならそのときにモーター交換を考えます。

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日車20tCタンク(2) 煙突とドーム

キットの煙突やドームはスケールどおりなのでしょうが、宮崎交通6号機というと、岡山模型の赤木さんの写真高井薫平さんの本をみても高い煙突が印象的です。またサンドドームも日車のロコというのはもっと大きな角張ったドームの印象がありますので、煙突はエコ−の中型機用パイプ煙突2759、スチームドームは小型平型1756に交換してみましたが、いかがでしょうか?煙突は中心に穴を貫通させて上からネジ止めし、スチームドームはボイラー下面にドライバー用の穴を開けて下からネジ止めしています。プロトタイプの方が煙突はやや細身でテーパーが強く、スチームドームももう少し背が低かったでしょうか?なお実物の煙突は継ぎ足して延長したようですが、不○工なのでその表現はしていません。
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煙突やドームを交換すると少しボイラー中心を下げてみたい気もしてきました。

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米国から荷物が届きました

ときどき通販で買いものをする米国の模型店で、バックマン製品の25%オフセールというのをやっていたので、Nゲージのテンホイラーを約$90で購入しました。といってもそのまま走らせるつもりはなく、素材としての購入です。製品のままでよく走ります。
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上の図面は、ピラポラ本のブラジル・ペルス鉄道の16号機を1/87に縮小コピーしたものです。
目論んだとおり軸配置はだいたい一致しますが、上回りはうまくいけば、煙突・ドーム・キャブのすげ替えでいけるかとおもったのですが、やはり作り直しが必要なようですね。テンダーはダックスのものを使うつもりです。
なお実物はアウトサイドフレームですが、2フィートのアウトサイドの機関車をHOn30で作るとシリンダーが横に張り出して少し不○工になることも多いので、インサイドフレームのままにしようと思っています。


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日車20tCタンク(1) 動輪可動式への改造

仕掛かり品を多く抱えているにもかかわらず、下回りが30分で組めるとか上回りが一時間で組めるとかいう甘言に惑わされて
先月上京した時に手に入れた トーマモデルワークスの日車20tCタンクのキットに手を出してしまいました。
さすがにとーまさんのように2時間以内には組めませんでしたが、4,5時間でカタチになりました。ここまでハンダ付けなしで組んでいます。説明書どおりで、特に修正もなく組めました。
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とはいっても素組ではおもしろくないので、動輪を可動式にしました。ただ本格的にすると大変なので、ギアのついた第三動輪はキットのまま固定、第1動輪は中央で支持して、第2動輪はバネ可動にして3点支持にすることにしました。
ということで第1動輪は動輪中央一点で支える必要がありますが、軸箱を一旦抜いて打ち替えるのは大変なので、軸箱を真鍮板をU字型に曲げたもので支えることにしました。
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これは坂本衛さんが、以前TMSに自作蒸機を発表されたとき使われていた簡易軸箱からヒントを得ました。
というわけで、フレームは組むまえに下面の動輪のはまりこむ部分を左右に0.5mmずつ拡げておきました。
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この軸箱支えはフレームの内側で、軸箱のフレームの内側に出た部分を支えます。
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さすがにこのロコぐらい軸距(約34mm)があると第2動輪の穴を上下にひろげてごまかすわけにはいかず、サイドロッドには関節を入れざるをえないです。このキットには調整用に3組サイドロッドがついていますので、関節はダミーにして第2動輪のピンで重ね合わせた簡易型の関節入りロッドにする予定ですが、今回はここまでこれはまた後日の工作とします。

なおこのキットは、動輪固定式のままでもよく走るようです。動輪可動式に改造するのは、自分の楽しみのためであって、オリジナル製品の品質、走行性能が悪いから改造するのではありません。
このメーカーの前作シェイのバラキットでは、メーカーでは「誰でも組めるシェイのバラキット」という方針で、あえて全軸駆動にしない設計で製品をつくられたようですが、一部の方が徹底改造してブログに発表された、なかにはK先生のようにラインシャフト駆動に改造する方まであらわれて、キットオリジナルの素組では走らないと誤解した風評被害も発生したらしいので、念のため最後に付け加えておきます。


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ピッツバーグタイプCタンクを作る(18) とりあえず未塗完成

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最初はサイドタンク前方と煙室は固定しないつもりでしたが、やはりそれでは不安定なので固定することにしました。煙室後部でコ字型の取付板をサイドタンク天板裏にハンダ付けした板にネジ止めして、その上にボイラーを載せることにしました。このコ字型の取付板は煙室支え部とは強力両面テープで接着しました。
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キャブ屋根も後方だけのネジ止めでは心許ないので、前妻板裏にも引っかけを作りました。
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これでほぼ完成です。
なおこのモデルのプロトタイプの1350形や1690形は、煙室戸とデッキを結ぶ支え棒=ブレイスはないので、本機もつけません。他のピッツバーグ製蒸機にはついているのにこの2形式についていないのは何か理由があるのでしょうか?フロントデッキが狭いからでしょうか?ボールドウィン製蒸機だとフロントデッキが狭くても必ずブレイスついてきますね。
あと残った問題ははサウンドをどうするかです。PFM/SL1アナログ方式にするつもりはありませんが、やるなら現在のデコーダー撤去してBEMFによる動輪回転数とブラスト音の同期機能のついたサウンドデコーダー載せるしかないと思っています。
塗装はやはり黒かキャブとタンクがダークグリーンでキャブ屋根鉛丹色あたりが似合うでしょうか?

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(続)タブレットに赤箱をつなぐ

永末の赤い箱をタブレットにつなぎました。

先日も書いたように、タブレットの画面を指タッチで操作するのは難しく、やはりマウスを使わないと操作は無理のようです。
bluetoothマウスでも操作可能ですが、赤い箱で運転するとき数字キーでFXキーの操作ができるテンキーマウスを継ぐのが便利なようです。マウスのホイールでスロットルも動かせます。
タブレットのMiniUSB端子に小型USBハブをつないで、赤い箱とテンキーマウスのワイヤレスレシーバーを接続しました。これで自宅外でも少ない荷物で赤い箱が使えます。
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夕庵式室内灯をこころみる(1)

塗装前で中断している客車にも再度手をつけることにしました。

中断していた理由のひとつは室内灯だったのですが、夕庵式というプラ棒を導光材としたLED照明を採用しようかと思います。
これはタミヤの3mm透明プラ丸棒の端にLEDをつけて、これを室内の天井につけて室内を照らすという仕組みです。とりあえず夕庵さんのブログのとおりに試作してみました。

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もとはNゲージ用だったようですが、16番でも昔のランプや電灯の客車なら十分な明るさだと思います。最近の蛍光灯照明の電車だと少し暗いかもしれません。5mmのプラ棒使うとか、3mmなら二本にするとかで対応出来ると思います。

オリジナルと違うのは
LEDとプラ棒の接続部に、内径3mmのアルミパイプを切ったものを使ったのと
プラ棒の表面に細かい傷をつけるのにプラ棒同志を擦り合わせるのではなく、マッハのピッカフェルトで磨いて磨りガラス様にしたことです。
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それからLEDの明るさを調整するため流す電流を決めるときに使うために、定電流電源を三端子レギュレーターLM317Tを使って作りました。10-40mAの定電流で可変できます。今回は20mA前後でよいようです。
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回路図などは、[LM317 定電流電源]で検索するといろいろ出てきますのでそれを見てください。
私の回路はLM317のout端子とadjust端子間につなぐ抵抗は30Ωの固定抵抗と100Ωのボリュームを直列につないで、30-130Ω可変としています。なお発振防止のコンデンサーはつけていません。


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ピッツバーグタイプCタンクを作る(17) 前照灯

しばらく放置していたCタンク、ニコタマわんわん珍念会に持っていたのを機にまたさわり始めました。

前照灯ですが、バックマンのオリジナルはどう見ても電灯タイプなので、私の時代設定とは一致しません。また電灯とすると必須のキャブの前の発電機が個人的にはどうも好きにはなれません。というわけで交換しようと思っていましたが、プライヤーでひっぱても抜けないので放置していました。今回意を決してニッパーで切り込みを入れて引っこ抜きました。かわりに大型の油灯をおきました。これは13mmの大御所THさんの特製パーツをわけていただいたものです。ピッツバーグなので、ボールドウィン風の大型油灯は不似合いかもとおもいましたが、結構似合っています。
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まだ前照灯は煙室に固定していないので少し傾いているのは見過ごしてください。
この模型では、ヘッドライトにLEDが入っているわけではなく、配線基板についたチップLEDからプラの導光体でヘッドライトに光を入れています。オリジナルの導光体のヘッドライトの部分は引き抜くとき破損してしまったので、タミヤの3mm径透明プラ棒を加熱して引き延ばして導光体を作りました。ただ透明丸棒は白色丸棒と違って加熱したとき弾力性がなく?引っ張るとすぐちぎれるのでコツが必要でした。ロスト製の前照灯には下から1.5mm径の孔をあけて、作った導光体を入れています。先端は斜めに落としています、古典蒸機の油灯だとチップLEDを入れると明るすぎることが多いですが、ちょうどよい明るさになったと思います。
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タブレットに赤箱をつなぐ

永末の赤い箱は便利なのですが、最大の弱点はウィンドウズパソコンにつながないと使えないので、出かけるときに持っていくのはノートパソコンでもかさばることです。
今回型落ちのウィンドウズタブレットが安く買えましたので、ソフトをインストールして、赤箱につないでみました。ウィンドウズは8.1/32bitです。

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スタート画面にも登録しました。
問題なく使えるようです。
だだタッチパネルで使うとコントローラーのスライドバーを指で動かすのが少し使いにくいです。

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