淡路鉄道一号機(6) シリンダーブロック弁室
やや大振りだが、エコ−モデル2761 米国型用シリンダーブロックが使えないか検討してみました。図面からみると約20%ぐらいパーツが大きいのですが、スケールどおりにすると、ガニ股16番ではシリンダー周りが貧弱にみえるので、シリンダー周りは少し大振りにディフォルメした方がよいと判断しました。
ところが、エコ−のこのパーツは角張っていてボールドウィン風で、どうみてもポーターにはみえません。そこで機関車の写真をしばらく眺めていると、ポーターの弁室周りはRが大きく、全体に丸っこい印象を受けることに気がつきました。ということで角のRを大きく削り直したのが右です。左が製品オリジナルです。
少しはポーターっぽく見えるでしょうか?
また全体を削って大きさを小さくしていないですが、角のRを大きくしただけでひとまわり小型に見えるので目の錯覚って面白いと思います。
わざわざパーツ削るなら、最初から真鍮角材削ってスクラッチした方が早いという声も聞こえそうですが、こういうパーツをひねくり回すのも楽しいですよ。といってもこのパーツのシリンダーは今回使えないので、真鍮棒から挽き出します。
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