DCC 小型モバイルパックをつくる (1)
呑み会など電源のないところろで走らせるために、乾電池利用のモバイルパックは以前作りました。ただこれは通常のDC走行車両用で、DCCの車両をはしらせることはできませんでした。永末さんの赤い箱は本体はコンパクトですが、単体では動作しないので、ノートパソコンかウィンドウズタブレットを持っていく必要があるのでかさばります。
というわけで呑み会用というわけでもないのですが、DCC用のモバイルパックをつくることにしました。
まあ手軽に走らせるためのもので、フル操作仕様は必要がないので、DesktopStationプロジェクトから頒布されている、ミント缶コントローラーキットと 市販のDC−DCコンバーターを組み合わせて、作ることにしました。
ケースは単三電池3本が入るタカチの電池ボックス付きケース LC135H-M3です。
ケースに収めとき電池ボックスとの関係で、基板上のパーツの高さを10mm以下に抑える必要があるので、電解コンデンサーとポリスイッチ(ヒューズ)は裏面につけました。ボリュームや電源DCプラグ用ソケットは電線で引っ張り出しました。
またタクトスイッチは高さの高いものに交換し、7SegLEDはピンソケットでかさ上げしました。
表面のスイッチ穴あけの位置決めには、RMMオリジナル方眼マスキングテープを使うと便利でした。このテープのイマイチなところは、表面が剥離加工?がしてあるので、ボールペンや鉛筆では書き込めないことです。マジックインクは大丈夫です。メンディングテープのようにボールペンや鉛筆で書き込める方眼テープがあればよいと思います。またもう少し幅広のも欲しいです。なおこのテープは倉敷の鴨居テープへの特注品みたいですね。
穴を開けたケースに収めたところです。左側の基盤がないところに、ボリュームを取り付けました。電池ボックスとの当たりを考えるとコンデンサーの足の曲げが不○工になってしまいました。
ミント缶コントローラー単体としての動作確認はできました。あとDC−DCコンバーター組み込んで、乾電池3本で12V駆動させます。電池以外にも12Vと5Vの外部電源入力を作って3電源使えるようにします。
このコントローラーのマイコンの余っているアナログ入力端子を使ってファンクションボタンを増設する計画です。このミント缶コントローラーだと使えるファンクションは0,1,2の三つのみです。蒸機の場合F0はヘッドライトF1はベル、F2は汽笛に割り当てられていることが多いですが、ファクションボタンをいくつぐらい増設した方がよいのかも要検討です。
普通蒸気機関車を運転して遊ぶときはは汽笛と絶気運転(ブラスト音オフ)、ブレーキ音ぐらいしかファンクション使わないですね。投炭音や給水音などみなさん使われますか?
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