淡路鉄道一号機(16) サイドタンク
前回書いたように打ち出し機でt0.2洋白板にリベットを打ち出しました。
これを折り曲げてサイドタンクにしましたが、そのままバイスなどにくわえると打ち出したリベットが凹んでしまいます。こういうときは裏に金属のあて板をハンダ付けして、表面には木の板を当てて手で折り曲げます。確かJALCOの誰かが考案された方法だとおもうので、JALCO法と私は呼んでいます。これだとリベットを損傷しませんし、当て板をハンダ付けした位置で正確に折り曲げることができます。ハンダ付けするあて板は同じ材質がよいので今回はt0.3洋白板を使いました。真鍮など異なる材料使うと熱膨張率が違うのでハンダ付けの時歪みますので同じ材質がよいです。
当て板を取り外すとサイドタンクになります。
あと迷っているのは、キャブとサイドタンクの間に隙間を空けるかどうかです。
模型だとキャブとサイドタンクはくっつけてしまうものが多いですが、珊瑚の1000形のように両者を分離した製品もありました。実物の組立図をみると1インチ半隙間があるようで、模型だと0.5mmぐらいです。
一体化した方が強度的には有利ですし、模型だと隙間があっても動力装置が透けて見えるので、やはり一体にしてしまおうかと思っています。
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