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旧山陽鉄道? 岡山・姫路に乗ってみた

今日は神戸方面に用事があり、少し時間があったので、山陽線鈍行に乗っていきました。山陽線の岡山・姫路間に乗るのは数年ぶりです。出来れば一本早い電車で出発して、途中下車して熊山駅の跨線橋もゆっくり見学したかったのですが、そこまで時間の余裕はありませんでした。
三石から上郡付近では高い築堤の上を電車ですが、うねうねゆったり登り降りしていきます。山陽鉄道開通当時と線形は変わっていないので、ミスターワンハンドレッドこと山陽鉄道・中上川社長の計画した、当時の蒸機列車に最適化された鉄道線路と思うと感慨深いですね。
この区間の線路計画については、長船友則さんの山陽鉄道物語P。54にありますが、スマホのマップで見ながら車窓の風景を眺めるとおもしろいかったです。
車窓からみると現在の国道2号線の走っている南方ルート(当初予定線)の鯰峠もそんなに険しいと見えませんでした、トンネル掘らなくても切り通しでぬけらそうに見えました。
学生時代は安いので山陽線使っていましたが、この歳になってみると新幹線だと15分ほどで行けるところ一時間以上かけてゆっくり行くのは贅沢だと思えるようになりました。

余談ですが、JR西は姫路〜岡山間のみは、在来線冷遇していますね。昼間は直通はなく、必ず相生で乗り換えなければなりません。相生での下り乗り換えは、以前は跨線橋渡らンないとだめでしたが、さすがに同じホームで乗り換えできるようにはなっていました。赤穂直通の新快速も昼間はなくなりましたが、近江塩津行きや敦賀行き新快速が残っているのは、なぜなんでしょうかねぇ。

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8760千曲鉄道を走る

前回乗り入れ時は、ボイラーと配線が干渉して、動輪の可動性が悪く走行不調でしたが、再整備の上乗り入れさせていただきました。
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平坦線では、真鍮製客車4両を楽々牽きましたが、勾配線では少しスリップ気味でしたが、無事走破して合格となりました。

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淡路鉄道一号機(20) 給水ハッチ取付部

なかなかすすみません。今回は上回りはあまり使えるパーツもなく、ほぼスクラッチ状態になっています。

最初ディテールは簡単に済ますつもりだったのが欲が出てきました。
この機関車の上からの写真はないようですが、仙北の2号機の上からの写真をみることがでました。給水ハッチは丸型のようですが、取付部の板は長円形なのでつくってみました。今回はt0.2洋白板を使いました。
まずリベットの座標を計算して、クロステーブルの送りでリベットを打ちます。
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その後、切り抜いて整形しますが、こういう薄板の小片を切るときは、糸ノコではなく金属はさみで切るのがよいようです。歪み無く切るコツは、まず大きめに切り抜いておいて、周囲を少しずつ鋏で切っていくことです。一気にギリギリで切ろうとすると誤って切り込んだり、使うパーツ側を大きく歪めてしまいます。最後は外形を精密ヤスリで仕上げます。
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日乃電さんで8760を走らせてきました

今日は神戸に行く用事が急にできたので、用事を済ませたあと、板宿の日乃電さんによって8760を走らさせてもらいました。
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ご存じのように日乃電さんは、板宿商店街の中の昆布屋さんの中にある鉄道模型バーです。
18時頃から約3時間お邪魔していましたが、そのあいだ8760形蒸機はブラスト音鳴らしながら店のなかのエンドレスをずっと走っていました。店主さんのお話では、真鍮製蒸機で2時間以上スムーズに走り続けたのは、神戸のUさんと私の蒸機ぐらいだったそうです。たいていの真鍮製蒸機は完成品でもキット組み立てでも数十分走らせると、タイヤが汚れて集電が悪くなったりして走りがギクシャクしてくるそうです。
実際3時間走らせても動輪のタイヤやテンダ車輪のタイヤもほとんど汚れはありませんでした。
店主さんともはなしたのですが、その理由は
1.コアレスモーター搭載で消費電力がすくない
2.機関車本体、テンダーともイコライジングしているので、車輪とレールの密着がよく、スパークが飛ばないので車輪踏面が汚れない
3.DCCで走行電流は交流なので、直流に比べて線路や車輪が汚れにくい
などが考えられました。
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3時間走行後の動輪の状態です。

イコライジングしても牽引力は増加しないようですが、集電の改善とそれによる走行性能の向上には有用なようです。


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淡路鉄道一号機(19) サイドタンク前板 ボイラー支え

サイドタンク前面には。ボイラー・煙室とサイドタンクを固定する支え板?ステイ?(正式名称はなんというのでしょうか?)がつきます。ポーター製やピッツバーグ製の機関車はこれがないと様になりません。ボールドウィン製にはついていないです。
前作のピッツバーグCタンクでは、リベットの位置をケガいて、穴をあけて真鍮線を埋め込みました。
今回は組立図が手に入ったので、それを縮小して印刷した紙に真鍮板を貼り付けて、オプティカルポンチでリベット穴のマーキングをしました。
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直接材料のt0.2洋白板にポンチを打ったら、ボコボコになってしまいました。
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というわけで一旦t0.5真鍮板にポンチを打って0.4mm径の孔を開けて、それにt0.2洋白板をハンダで仮止めして穴を開けます。
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サイドタンク前板は、t0.5真鍮板から左右一体に切り出しました。
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ボイラー支え板をサイドタンク前板にハンダ付けして、0.4mmの穴を開けて真鍮線のリベット(ボルト?)を植え込みました。
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頭の高さを揃えるにはヤスリで削ってから、スパイラルホイールでバリを落として頭を丸めました。

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