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淡路鉄道一号機(25) 煙室戸

今日は煙室戸つくりましたが、これだけで半日かかってしまいました、パーツの有り難さがよくわかります。
今回は割り出し機を使わずに、真鍮板に座標を計算してケガキました。といっても12等分なので簡単です。
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旋盤は持っていますが、製品のように一体には削らず、ドリルレースのように部品を分けて削って、パイプで串刺しにしてハンダで貼り合わせます。旋盤で削るからといって無理に一体モノにせず、数ピースにわけて削り出して貼り合わせた方が楽です。今回はスチームドームは一体モノで削り出しましたが、ツーピースにした方が楽だったと反省しています。
クリートはウィストのアルコ用クリート ロストパーツですが、やはり取り付けるとき1個飛ばして紛失してしまいました。

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やはり煙室戸つけると機関車らしくなります。
今回は煙室戸の直径が少し大きかったので、少し煙室戸の段差が大きくなってしまいました。
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次はフロントビームにかかります。


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淡路鉄道一号機(24) ドームの加工

ドームを加工しました。
サンドドームはもとのパーツの最上部の蓋の部分を薄くして、肩のカーブを修正しました、
スチームドームは10mm径真鍮丸棒から旋盤で削り出しました。
なお全体のバランス考えて、スチームドームは0.5mmぐらい高めにしました。
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ドームが変わるとかなり感じが違ってきます。

最初は実物の写真をみて不○工な機関車だと思っていましたが、
16番で模型化するとなかなかよくまとまったスタイルに見えてきました。

(3.18 追記)
実物の写真をみると、スチームドーム側面にバルブがついて、そこからパイプがキャブに延びていますが、畏友Udさんに教えてもらったところでは、給水管らしいです。給水管とバルブはボイラー側面についているという固定観念があったので、よくわかりませんでした。もっともC57やC58はボイラーの頂上についていますが・・・
また今更ですが、シリンダーサドルが厚すぎるのに気づきました。4mm厚の真鍮角棒を使いましたが、3mm厚でよかったようです。このあたりは設計ミスですね。図面段階ではわからず、全体を組み上げて感じをみてはじめて気が付くのはお恥ずかしい限りです。作り直す気もしないので今回はこのままいきます。

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淡路鉄道一号機(23) 煙突

煙突を立てました。スケールだと根元が2.3mm 先が2.8mmぐらいのテーパー円筒なのですが、そのようなテーパー削り出す自信がありません。またその直径は模型にすると少し細く感じるので、太めの3mm径のストレートとしました。煙突の台座は、と−まさんところの日車20tを作ったとき煙突は他のパーツに替えたので、その派生パーツを小さく削り直して使いました。
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キャブの屋根板もt0.2洋白板から曲げましたが、もう少し修正が必要なようです。

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淡路鉄道一号機(番外編)  淡路鉄道の客車

機関車はボツボツ出来ていますが、牽かせる客車はどうしようかと思ってググったら、wikiの淡路鉄道の項に客車の記載がありました。いずれも二軸客車だったようで、播州鉄道や揖斐川電気から移籍したもののようで、出自は南海鉄道が多いようでした。
参考引用文献として鉄道ピクトリアル835号(2010年7月号)の澤内一晃さんの「南海の二軸客車」がリストにあげられていたので、ネット古本屋さんで購入してみました。
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記事は車歴簿が中心でお目当ての写真は載っていませんでしたが、車歴簿みるとだいたい明治時代の一般的な木造二軸客車のようでした。ということで手持ちのトビー・珊瑚あたりの二軸客車つないでおくと格好がつきそうです。機関車が1/75なので、オーバースケールの古典大系の二軸客車あたりが釣り合いがとれる(笑)かもしれないです。ところで、この記事の車歴簿は労作ですね。澤内さんの仕事には頭が下がります。

ところで昔だとこういう雑誌のバックナンバー探すのは、東京か京阪神のその筋の古書店に行かないと手に入りませんでしたが、夜中にパソコンで検索してポチると入手できるようになったのは、便利になったと思います。
その反面 東京か京阪神のその筋の古書店が閉店になっていくのを寂しがる方も多いですが、田舎住まいのものにとってはよい時代になったと感じます。
なおこういう雑誌、ネット検索すると100円以下で売っているのもありますが、これは資源化ゴミとして出された古雑誌から回収した いわゆるゴミ本といわれる本なのでしょうか? 今回はまともな古書店ルートで回収されたらしい¥500のものを買いましたが、新品同様の美品が来ました。

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淡路鉄道一号機(22) 上下合体

キャブ床板を作って上下を合体させました。
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何とか形になってきましたが、なかなか進みません。

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淡路鉄道一号機(21) 上回り仮組み

上回り仮組みしてみました。ドームはまだ仮パーツ(フェニックスの木曽森タイプのジャンクパーツ)です。サンドドームはこのパーツの削り直し、スチームドームは新製の予定です。
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フカひれ布教・普及活動

フカひれイコライザーのスケルトンモデルを、先日神戸の日乃電さんにお預けして帰りました。
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この機構については、TMS2016年1月号(888号)P.92-93に「2軸貨車にフカひれイコライザーを組込む」という記事を書いて解説しております。
またこのブログでも以前から解説を書いていますが、雑誌やブログで読んだだけではわかりにくいという声が多いようです。これまでも東西合運などの会場でデモして、実際に手にとって触っていただくと、よくわかるといっていただけました。

数ヶ月お預けしておきますので、興味のある方は日乃電さんに呑みにいって店主さんにお願いして見せてもらって、手に取ってみてください。当方に返却されたらこの記事は消しますので、この記事がブログに出ている間は日乃電さんで見せてもらえます。


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