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(続々)車載できるBluetooth小型スピーカー 分解編

コメントで、エレコムのBluetooth小型スピーカーをエレコムのアウトレットサイトで安売りしていると教えてもらったので、追加購入しました。
私が買ったときは1個740円だったので以前から懸案?だった分解を試みました。

なおこの製品の分解は私の個人的な興味で自分のリスクでおこないました。
メーカーの説明書でも分解は禁止されていますので、
このブログをみて分解されてその結果事故が生じても一切責任は持てません。
分解される方は自己責任でおこなってください。

分解できるようにはできてないので、二色ボディーの継ぎ目あたりをレザーソーで腹切りしました。
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赤い方にスピーカー、青い方に基盤が固定されており、リチウムイオンバッテリーがつながっているのが見えます。
さらにケースをむしりとります。
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分解するとき、少し失敗してスピーカーの線をターミナル部で断線させてしまいました。ターミナルのスピーカーへの接着より、ケースへの接着力の方が強力だったようです。
もちろんプアモデラー魂で 修復しました。
スピーカーは22.8mm径で2wでインピーダンスは5Ωと書かれています。
リチウムイオンバッテリーの容量は180mAh
基板の大きさは、23.4mm角です。
製品のまま車両に入れば手間がかからず、ケース自体が共鳴箱にもなっているのでいうことないのですが、ちょっと16番/HOサイズの車両には太めです。
分解したら入れやすい寸法ですね。
といっても、くれぐれも分解は推奨していませんので念のため(笑)

アウトレットの特売とはいえこれだけのものが入ってこの値段は安いと思って、今エレコムのアウトレットサイトみたら売り切れになっていました。

追記
まるいちさんがRWCのMBT100の分解レポートをかかれています。
http://eccentric-water.asablo.jp/blog/2017/04/30/8507364#c8507631
MBT100の方が簡単に分解できそうです。

追記2(5/5)
あおのさんが このスピーカーの分解レポートをブログに書かれました。 http://dmh.sakura.ne.jp/model/diary/works/zz/bluetooth_speaker_170505.htm

 

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DCC 小型モバイルパックをつくる (3) 問題点報告

私のブログをみておなじようなDCC 小型モバイルパックをつくろうと思っておられる方もおられるようなので
先日日乃電さんにこのパックとDCCサウンド付きの9200を持ち込んで走らせてもらったのですが、その時にちょっと問題が起きましたので報告しておきます。
内蔵電池のみで10分ほど走らせていると急に機関車が止まってしまいました。12V1Aの電源アダプターを接続するとまた問題なく動き出しました。9200は普通の有鉄心モーターですがサウンド付きなので0.3Aぐらいは電流を喰います。DCDCコンバーターは電圧は上げますが、電力を増やす魔法の機械ではない(効率は80%程度らしい)ので、4.5Vを12Vに昇圧すれば1A程度の電流が電池から流れていると思われます。しばらくして電池に切り替えるとまた走り出したのですが数分で同様な現象が制限しました。今回単3アルカリ乾電池を3本直列にして使っていますが、それでも消費電力が大きい車両には向かないようです。電池駆動である程度消費電力が大きい車両を動かしたければ、単3の4本直列か単2以上の電池を使った方がよさそうです。あるいは乾電池駆動より、最近安くなった5VUSB出力のスマホ用バッテリーパックを使われた方がよいと思います。
以前DCDCコンバーターを使った直流パルスのモバイルパックを作ったとき、事前の実験では単3電池2本ではすぐ電池がなくなって動かなくなるので、3本にしたのですが、サウンドなしのDC車両では30分程度運転してもこういった現象はおきませんでした。
電気関係に詳しい方のアドバイスをお待ちしています。

追記(4/30)
私と同様な回路を006電池(9V)で組まれた方がおられるのですが、数十秒程度で動かなくなる同様な症状が出たそうです。Yaasanにもコメントいただいておりますが、乾電池では内部抵抗がけっこう大きいので大電流を流すと発熱して出力低下をきたすという問題があるようです。というわけでこのような乾電池電源でDCDCコンバーターを使ったモバイルパックは連続運転なら0.1A程度の小電流運転専用、あるいはごく短時間のデモ運転用と考えていただいた方がよいと思います。
一旦スイッチを切って数分すると回復するようなので、LT3118の両方の入力に乾電池つないで、交互に切り替えて使うというアイデアもないことはないですが、そうすると電池で重くなってしまうので、モバイルパックの意味がなくなりそうです。

ある程度以上の消費電力の車両を走らせたければ、やはり携帯・タブレット用のバッテリーなどつかうべきでしょう。
自分の持っている携帯電話用のリチウムバッテリーは、5V2A出るようですので、これを継げばもう少し持ちはよいと思います。とはいってもバッテリー容量が6000mAh/3.7Vなので、消費電力が0.5A程度の車両走らせてもモバイルバッテリー内とパワーパックの二段階で昇圧して効率が下がること考えると2時間は持たないかもしれないです。

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(続)車載できるBluetooth小型スピーカー

以前エレコム製の16番/HOにも車載可能なオールインワンタイプのBluetooth小型スピーカーの紹介をしましたが、まるいちさんのブログで別の製品が紹介されていましたので、購入してみました。
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左がエレコム製、右が今回購入したRWCのMBT100です。
エレコム製が最大幅が29.4mmあるのに対して、こちらは26.4mmと3mm小さいです。
私の好きな車両は車体幅が狭いのが多いので、これなら乗せられる車両が増えそうです。

あと車体の材質ですが、金属製だと電波が通りにくいので、紙かプラにする必要がありそうです。
とはいってもwifiですが金属車体でも窓があれば電波は届くとよろず鉄道さんのブログで報告されているので、側板は金属でも天井だけプラにしておけば金属車体でもBluetoothの通信にも支障ないかもしれません。

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D型蒸機にロンビックイコライザーを!

某クラブの内輪掲示板で、珊瑚の4点支持のD型蒸機のイコライザーについて、ロンビックイコライザー化したら?と煽ってしまいました。

通常の3点支持イコライザーは
Rombicvs32

ロンビックイコライザーにすると
Rombicvs31

というようになります。

二軸貨車では、一軸が固定、もう一軸が中央支持の三点支持より、ロンビックやフカひれイコライザーの方が安定するので、動輪が4軸でも三点支持よりロンビックの方が安定しそうに思います。

先従輪は、必要最小限の軸重配分にしておいた方が、牽引力が増えるので、イコライザーをかける必要はないと思います。

煽るだけで手をうごかさないのは自分の主義に反するので、罪庫品の珊瑚9600の下回りだけでも組んでみようかとも思いますが、また仕掛かりが増えそうなので・・・・
少し考え中です。


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開館一年目にして京都鉄博へ行きました。

先週京都に行く用事があったので、開館後一年目にして京都鉄道博物館へはじめて行きました。
お目当ての230形と1800形は、弁天町のときよりも見やすいディスプレーになっていました。
贅沢をいえば、大宮の1290形のようにピットに潜り込んで下回りをみれるような展示になっていれば、なおよかったと思います。
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右側面はよく見えるけど左側面はよく見えません。エスカレーター上り下りして見ろということでしょうか?
右側面のロッドは綺麗に磨いてありましたが、左側面は錆が浮いていました。
といっても床下覗き込んでしまうのは、模型ファンの悲しい性でしょうか?
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ジョイ式のバルブギアみると罪庫している珊瑚の500形キット組まねばという気になります。

あと扇形庫ではC56130がシリンダー安全弁の調整をやっていました。
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こういうのは実際火をいれて、バルブギアーのリンク外して動かないようして、安全弁の頭を工具で回して調整するのですね。この作業ははじめてみました。サンドドームのカバーが外したところもはじめてみました。

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DCC 小型モバイルパックをつくる (2)

しばらく放置していたDCCモバイルパックですが、ファンクションボタンの増設とプログラム改変はペンディングにして、DC-DCコンバーターを組み込んで一応完成させました。
ファンクションはF0,F1,F2の三つだけなので、米国製サウンドデコーダー積んだ蒸機だと前照灯の入切、ベル音、汽笛しか操作できませんが、それなりに楽しめます。ファンクションボタンの増設はせずにプログラムを書きかえてファンクションの割り当てだけ変えてもよいかもしれません。
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ケースの裏側に単3電池が3本入ります。

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DC-DCコンバーターは、ストロベリーリナックスのLTC3118 デュアル入力昇降圧DC-DCコンバータモジュールを使ってみました。これは二系統の入力があり、電圧の高い方の入力で動作するという少し変わったDC-DCコンバータモジュールです。入力の片方を電池ボックスにつなぎ、もう一つを外部入力端子つなぎました。入力電圧が変動しても出力は12V固定となるように調整しました。外部入力端子は原則12Vで使いますが、5Vのスマホ用バッテリーパックに接続しても作動します。
端面の二つの端子の間のスイッチは、乾電池からDC-DCコンバータへの電流のオンオフをするためのものです。
これで居酒屋など電源がないところでも乾電池3本でDCC車両を走らせることが可能となりました。


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淡路鉄道一号機(26) フロントビーム

タンク車はちょっと置いておいて、こちらの工作をしました。
フロントビーム(前端梁)は、2mm厚真鍮板から切り出しました。
バッファー取付板は、t0.3真鍮板から切り出して、上部は2枚貼り合わせとしました。
ボルトは、0.6mm真鍮線の植え込みです。バッファー胴体はだるまや製です。

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ボイラーは仮固定なので少し浮き上がっているのはご容赦ください

カプラーの取付法を少し悩んでいます。
あと実物はフロントビームの下端に排障器がつくのですが、模型で付けるとショートの原因になりそうなので、省略すべきか少し迷っています。

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また米国から荷物が届きました

先日マイクロキャストの9200が輸出用米国型のロコの部品をかなり流用しているのではないかという話をしたときに、Ma&Pa(Maryland & Pennsylvania)鉄道のコンソリに似ているのでそのあたりのパーツを流用したかもしれないという話しになりました。
先日ネットを見ていたら、アメリカのブラスを扱う模型店に、合同(United)/PFMのMa&Paのコンソリが出ていたので購入したのが、今日届きました。
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大きさを比較するために以前改造した9200と並べてみました。
詳細は模型店の写真をご覧ください
https://www.brasstrains.com/Classic/Product/Detail/080641/
まだロストが多用される前の製品なので$225と比較的安かったですが、送料が$65かかりました。
送られてきたロコは試運転だけして、保管されていたらしく非常に状態は良好です。
プロトタイプは、Ma&Paの23-26号機のようで、26号機を模型化したようです。
輸入された日本の古典機化するためには、煙突を低くしたり汽笛をサンドドーム側面に移設するほかに、煙室サドルなどを加工してしてシャコタン(車高短)化することになります。アメリカ本国の蒸機は車両限界が大きいので、日本型化するためには、高さを低くして、50mm程度におさめなければなりません。
スタイルとしては25号機の原型が一番好きですが、どこまで改造するかは決めていません。
9200形が1905年製で、25号機が同じ年にボールドウィンで製造されています。

アメリカの中古ブラス機関車の相場はかなり安くなっていますので、昔高値の花だった米国向けブラスロコが手頃な価格で入手できるようになったのはうれしいことです。


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古典三軸タンク車(2)

ざっと組んでみました。まだ中央軸はつけていません
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いろいろ考えた結果、タンク本体、軸受を取り付ける床板、台枠のスリーピース構造にしました。
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中間軸は横動させると台枠幅を拡げる必要があるので、フランジレスにしてしまおうと思います。
両端の軸はフカひれイコライザーで支持し、中央軸はバネで支持する予定です。

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古典三軸タンク車(1)

先日某ブログで三軸貨車を作っておられる方がおられたので、コメントでフカひれ(イコライザー)化したらと煽ってしまいました。何もしないと単なる「あおり屋さん」になり下がってしまうので自分も作ってみることにしました。うまくいけばその方と某運転会でお会いできるはずだったので、それまでにおおまかなところ組み上げて見ていただこうと思っていました。結局私の方でやんごとのない事情ができてその会には行けなかったし工作もできなかったのでその話はボツになっていまいました。

一昔前 珊瑚模型から古典貨車のエッチング板が発売されていました。その中の三軸タンク車タラ100を組むことにししましたが、素組では面白くないので、もう少しタンク径の太いア27200に仕立てることにしました。RMライブラリーの「三軸貨車の誕生と終焉(戦前編)」にこの貨車の図面がでていたので、それをベースに設計しました。タンクの長さが同じだったのも好都合でした。といっても細部には違いがあるのでア27200タイプの自由形です。
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エッチング板にはタンク両端の鏡板は含まれていないので、旋盤で削りだしました。これはタンク両端のスペーサータンク鏡板に分けました。なおムクの鏡板はハンダ付けすると熱容量が大きくて大変なので、最後に接着剤で貼るつもりです。

これらを削り出すのは、30mm径ぐらいの丸棒から削り出していては大変です。といってもドリルレースのように板材の中心にネジを切ってヤトイにネジ込んで削るのでは、真鍮材ではバイトの力に負けてネジがバカになってしまいます。というわけで快削材の板材中央に短く切った真鍮丸棒をハンダ付けして、それを旋盤のチャックでくわえて切削しました。
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まずバイトを軽く当てて大きめに円板の輪郭を出しておいて、切断機で余分なところを落としておいてから削りました。
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鏡板は3mm厚の快削材のバーから削り出しました。
3mm厚はさすがに切断機では切れませんでしたが、サーキュラーソーを使えば、アルミ材より簡単に切れました。
軸受はワールド工芸の一段リンク単軸台車キットを使うことにしました。


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誕生日 終着駅への里程標

まだ還暦にはなっていないですが、今日が誕生日でした。今年の正月に「正月は冥土の旅の一里塚」ということであとどれだけ模型が作れるだろうかとある方が書いておられました。これは一休宗純の「門松は冥土の旅の一里塚めでたくもありめでたくもなし」から生まれた言葉のようです。自分もそこまで切迫感はないですが、これまでどれだけ模型を作ってきて、あと死ぬまでにどれだけ模型が作れるだろうかと考えると、焦りはないですが、工作台に向かわなければという気になります。ひとつ歳をとるという誕生日は、やはり人生の里程標なのだと思います。

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米国から荷物が届きました

KATOやTOMIXとおなじように、米国のBachmannもオンラインでパーツ販売をしています。
先日2割引セールをやっていたので、パーツを取り寄せてみました。
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テンダーの上回りが$15-20前後、リッチモンド4-4-0の上回りは半額セールで$15でした。
ただし送料が$37で約4千円かかっています。
プラとダイカストが素材ですが、加工ネタやパーツ取りには十分です。


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