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DCDCコンバーターを使った昇圧回路について

今回DCCモバイルパックでちょっとコケたので、以前作成した秋月のキットをつかった昇圧回路で、どのくらい電源側から電流が流れるのか実験してみました。

モバイルバッテリーはタブレットにもつなげる5V/2.1A出力のものを使いました。
これを昇圧回路を介して、自作の電圧・電流表示付きパワーパックに接続しました。
モバイルバッテリーと昇圧回路のあいだには、CHAGER DoctorというUSB電圧・電流計を挟んで、電流を測定しました。

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まず先日アメリカから買ったコンソリをはしらせてみました。これは旧来の棒形モーターを使っているので約0.6A電流を喰います。パワーパックの電圧をあげていくと7.5Vあたりで電圧があがらなくなり、CHAGER Doctorも2A近い値を示してモバイルバッテリーの安全回路が働いて切れてしまいました。この時のパワーパックの表示した電流値は、0.28Aでした。
次にアルモデルのBタンクをはしらせましたが、これは10V電圧をかけて手で押さえて負荷をかけても消費電力は、0.04AでしたがCHAGER Doctorは0.39Aを示しましたが、走行に支障はありませんでした。
昇圧回路の効率にもよると思いますが、5V入力側には12V出力側の5-10倍近い電流が流れるようで、やはり乾電池と昇圧回路を使ったモバイルパックは、低消費電力専用ということになりそうです。出力電流増やしたいのなら、入力側の電池の数を増やして入力電圧上げるしかないですが、そうすると今度は重くなるので、可搬性が損なわれる。そのあたりバランスをとってどこで手を打つかということになるのでしょう。
5/2追記
乾電池やスマホ用のバッテリーでDCDCコンバーターで昇圧しても模型を走らせようとするのでこういう話になるのですが、ググってみるとノートパソコン用の12Vで1A以上出力できるモバイルバッテリーも結構市販されているようです。重さも400gぐらいで価格も一万円ぐらいからあるようです。ある程度の車両を走らせるので1A以上流したいのなら、そちらを購入すべきなんでしょうね。

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