« July 2017 | Main | September 2017 »

5900(18) 動輪を分解してギアを入替

約2年間放置状態にあった5900に再着手しました。

キットオリジナルのギアはM0.2で耐久性がないのと 最近のモーターは低速からトルクが強く、大きなギア比は必要ないので、珊瑚のA8用ギア(M0.3)に交換して、ギアボックスも珊瑚製のA8用を使うことにしました。
モーターはヤフオクでテイトモケイさんから購入したものです。

片側動輪を軸から抜いたら、再圧入しても弛んでしまったので、思い切って両側動輪を軸から抜いて、ローレットを切りました。最近の珊瑚の動輪は質が上がったのでこういうことはないですが、古典大系を出していた頃の珊瑚の動輪は車軸の動輪を嵌める部分の形状に問題があるためか、一旦軸から抜くと弛んでしまうようです。ロックタイトで固定する手もありますが、私はローレット切る方が好みです。
20170830_23_15_03
20170830_23_13_43
ローレット駒をJHTのホルダーにつけて、車軸にローレットを切ります。
動輪を軸から抜くのはNWSLの車軸抜きを使いました

20170831_11_35_31
20170903_12_38_32

自作した動輪位相合わせ治具を旋盤のQTCP(クイックチェンジツールポスト)に装着して、動輪の位相合わせと圧入をおこないました。ギアは珊瑚のA8用ですが、そのままだと動輪の軸受メタル(燐青銅製)が入らないので、薄いオイルレスメタル軸箱に交換しました。なおこの薄い軸箱はツバの部分が厚い軸箱にくらべて厚いので、ツバを薄く削りました。

20170831_12_47_27
再組立後は一発で回りました。
やはり動輪位相合わせ治具は有用だと思いました。

| | Comments (0)

続々 動輪位相合わせ治具

5900の19φ動輪のギアを打ち替えようと思って、動輪位相合わせ機を引っ張り出してきたら、旋盤で押し込むためには直径の違う動輪では輪心とクランクピンの位置が違うので、15.5φ動輪動輪用に作ったパーツでは対応できないことに気づきました。そこでピンを支える板の上にのうえに横にスライドするアダプターを付けて、11φから21.5φまで対応できるように改造しました。
20170825_21_49_18


| | Comments (0)

JAMに行ってきました

5,6年ぶりにJAMに行ってきました。

今回はわんわん会での参加ですが、NGJやHOJCにも参加しているので、知り合いにたくさん会えました。数十年ぶりにお会いした方も数名おられました。
毎晩宴会漬けで、多少疲れ気味です。

20170821_0_15_02

わんわん会の西宮北口平面クロスモジュールを渡る淡路鉄道一号機です。
実物で絶対ありえなかった情景が見られるのも模型ならではですが、シュールですね。

2日間ともモジュール上をSさんのP.E.風貨車引いて 一時間以上モジュールのエンドレス走り回っていましたが、トラブルもなく好調でした。アルモデルのアルパワーHO-*Aタイプの耐久性が証明されました。アルパワー集電ブラシが車輪の踏面ではなく裏を擦っていることやギアのモジュールが0.5と大きい事が好調な原因ではないかと思っています。

8/21追記
走行が好調だった原因のひとつに、フライホイール付きにしたこともあると思います。アルパワーHO-*Aタイプ購入されるときはメーカー直販なら、車体のスペースに余裕があれば、フライホイール付きのオプションを選択されることをお勧めします。


| | Comments (0)

淡路鉄道一号機(36) いちおう完成しました

何とか完成しました。
少し完成を急いだせいか、細部の色入れが雑になってしまいました。
実物は、機関車番号は煙室戸以外はペンキ書きだったようですが、模型では赤を色入れしたエコーモデルの番号板をおごりました。

20170818_1_22_54
20170818_1_23_15

20170817_11_28_15

下回りのウェザリングとか一部がペンディングになりました。
バッファーは可動式としましたが、スプリングの在庫切らしていて、後日装着します。

このモデルは、8/19、8/20 JAMの会場F8、【鉄犬モハモハ主義コンペ】の「阪神小型車とその譲渡先の車輌」へ参加・陳列いたしますので、JAMに来られるかたはご覧ください。


| | Comments (3)

淡路鉄道一号機(35)  ガイドヨークとバルブロッド

塗装後になって今更ですが・・・

うまい取付法が思いつかなくてペンディングになっていたガイドヨークとバルブロッドですが、Nゲージやとーまさんところの宮崎交通Cタンクにヒントを得て、前方から支持腕を伸ばして、取り付けることにしました。上記製品ではシリンダーと一体になっていますが、フレーム前方の取付板にネジ止めすることにしました。

20170813_12_06_53_1
20170813_12_09_39_2
20170813_12_11_30_1

普通ならここらで、頭が煮詰まって嫌になって、仕掛かり罪庫モードに移行するところですが、今回はわんわん会凶作の締切があるのでそうもいっておられない・・・と思っていたら、知恵?が出てきました。そういう意味では競作も悪くはないと思いました。


| | Comments (0)

ピンバイスの尻にベアリング

コンさんにならって、ヘッドのついていないピンバイスの尻にベアリングをつけました。
20170812_13_22_592
ピンバイス(ANEX 90-ST)の軸の内径が3mmだったので、パイプを二段重ねて内径4mm外径11mmのベアリングをはめこみました。
20170806_20_32_21
もうひとつ大きいピンバイス(ANEX 92-ST)は軸の外径が6mmだったのでそのまま手持ちの内径6mmのベアリングをはめこんでみましたが、ベアリングが大きすぎました。軸の内径が4mm強だったので、やはり4mm径のパイプを入れて、同じベアリングをはめこみました。


| | Comments (0)

夕庵式室内灯をこころみる(3)

アルモデル木造客車用の残り2両分を配線しました。左の小さな基板は、ストロベリーリナックス製のLT1615 昇降圧DC-DCコンバータモジュールです。抵抗は30Ωです。

20170810_11_56_09

このモジュールを付けると1.2Vぐらいから、LEDが点灯します。
計測してみると1.2Vのときは消費電力は0.15Aぐらい流れます。6V以上になると0.01A程度とあまり電流はくいません。
もちろんLEDの明るさは、1.2Vからずっと一定です。

20170811_13_53_19
床板上には、ブリッジダイオードと0.22F電気二重層コンデンサー、PFM/SL1サウンドシステムの300kHz同期信号電流をブロックするためのチョークコイルをプリント基板に組んでのせることにしました。最初は車内に椅子も付けようと思ったのですが。これらのパーツを床上に搭載すると少しスペースが厳しくなりました。

室内灯回路だけだと1.2vから点灯しますが、この回路をつけると2.0vぐらいからの点灯になります。ショットキーバリアダイオードのブリッジをつかいましたが、約0.8Vは整流回路で低下していることになります。

12Vフルにかけると約15秒ぐらいで充電して、スイッチ切っても約20秒は点灯しています。実用上はこれぐらい光れば大丈夫でしょう。この電気二重層コンデンサー付けた状態で測定すると突入電流は0.3Aぐらい流れますので、この回路で長編製にすると、電源オン時の電流が多く 容量の小さい走行電源だと問題が生じるかもしれません。
なお電気二重層コンデンサーの耐圧は5.5vですが、模型でときどき走らせる用途なら12vかけても大丈夫なようです。電気式フライホイールとして、小型動力車に搭載しておられるかたも多いですが、12vで走らせてもまだ爆発したり、火を噴いた事例はないようです。電気二重層コンデンサーは電解コンデンサーにくらべて高電圧に強いらしい といってもスペック外の使用方法なので、同じことをされる場合は、自己責任でお願いします。

電気二重層コンデンサーで、このような使い方すると劣化が早く進むのでまずいというコメントをいただきました。 もう一度回路考えた方がよいかもしれません。

| | Comments (5)

淡路鉄道一号機(34)  

今日は台風で大雨でしたが、昨日はいい天気だったのでなんとかベース塗装ができました。
20170807_23_13_02
後は部分塗装で完成、なんとかJAMのわんわん会展示には間に合いそうです。

| | Comments (0)

古典三軸タンク車(6)ステップ

085e9c78cce4461d83d656c671f003b6
古典三軸タンク車のステップをつけました。
上段のステップはイモ付けでは強度が保たないので、アングルから加工して取付部をフレーム裏にしっかりハンダ付けしました。アングルは大昔にマッハで買った3X3の薄肉引抜アングルです。取付腕は、0.7φ真鍮線をU型に曲げて万力で押しつぶして帯板状にしたものを作りました。下段は帯板を切断してハンダ付けしました。畏れ多くもツダコマさまで潰しました。
F5d713a4e9c040aca730662d88d66c1b


| | Comments (0)

« July 2017 | Main | September 2017 »