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英国から荷物が届きました。

石炭車改造ネタの21tホッパー車 未塗装 10両が届きました。
ついでに無蓋車の未塗装上回りも注文してみましたが、車体幅は少し広めですが、使える大きさです。
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航空郵便の送料は約8ポンドなので、約1200円と日本国内の宅配便送料とそんなにかわりません。
アメリカは郵便事情が悪いので、模型は書留郵便か国際宅配便でないと送ってくれませんが、英国やドイツは郵便事情がよいので、普通の航空郵便で送ってくれますし、抜き取りや紛失などの郵便事故もないようです。

イギリスポンド EU離脱した直後は¥140ぐらいでしたが、最近は¥150ぐらいまで戻ったようです。
2年前ロンドン行った時は¥180ぐらいでしたから、まだ安いです。

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5900(24) モーターとデコーダー

今回5900に搭載した10mm角のモーターですが、パルス制御と相性がよくないという報告もあるので、DCCデコーダーとの相性をみるため、永末のDEP3に接続してみました。
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BEMFをオンにすると、唸り音を発して動輪の回転がギクシャクしますが、オフだとスムースに走ります。
なんとか使い物になるようです。BEMFをスピード補償に使う場合はこうなりますが、スピード検知に使う場合はどうなるかわかりません。次はKATO サウンドBOXをつないでみます。

#追記
KATO サウンドBOXにつないでも支障なく走りました。ドラフト音も出ますよ!
このモーターはBEMFで、フィードバック制御かけると問題でるが、普通にパルス制御で走らせるには問題なさそうです。

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大阪合運に行ってきました

この連休は、大阪合運に行ってきました。丸二日模型漬けです。
とはいっても模型を運転する会というより、駄弁り会、呑み会といった情報交換会要素が楽しい会合でしょうか?

今回最大に面白かったのは、TMS1971年8月号に「走れコータロー」の副題で掲載された栗生弘太郎さんの、組み立て式レイアウトを拝見できたことです。
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7年前に改修されたとのことですが、まさか自分が小学生の時にTMSに掲載されたレイアウトの現物を拝見できるとは思いませんでした。机の下には、あの長芋箱改の収納ケースもおいてありました。

あとは針生さんのフリーランス客車群でしょうか?
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それ以外にもいろいろ、模型を見せていただき 有意義な2日間でした。

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イギリスから貨車が届きました。

イギリスからOOゲージの貨車を取り寄せてみました。

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家畜車Cattle wagon(バックマン製)ですが、珊瑚のエッチング板組んだのと並べるとかなりデカイですね。

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三軸のミルクタンカー6 wheel milk tanker、珊瑚の古典タンク車キット組んだのと並べるとこれもかなりデカイですね。

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鉄鉱石ホッパー車24 ton steel ore hopper これは改造中の単車とくらべるとまあまあ許せる大きさですが、近代的すぎます。

家畜車と三軸タンク車はそのまま色塗り替えて使うには大きすぎるので、改造考えないと・・・


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5900(23) パイピング

上回りのパイピングをしました。
米国型の給水管を気に入ったように、ゆるりと曲げるのは何度やっても難しいです。
実物は2インチ管らしいので今回は0.7φのリン銅線をつかいました。
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逆止弁(ウィストのロストパーツに交換)が少しオーバースケールだったり、キットの洗口栓の位置もすこし違うようなので、それらを考えるとなかなか写真のように思い通りには曲げるのは困難です。
煙室に入る排気管は、キットオリジナルの前期型(53-70号機)は直線でキャブに入りますが、後期型(96 - 105号機)のようにキャブ直前でぐいっとS字カーブで立ち上がる方が格好がよいので、そちらにしました。これは0.8φの真鍮線を曲げました。
またキットの仕様では煙室右側面にクランクをつけることになっています。これはDe Lancey Exhaust Nozzleというエギゾーストの量を可変させて燃料を節約する機構の作用クランクらしいですが、前期型(の一部?)にはついていたようですが、早期に取り外されてしまったようなので、取り付けませんでした。このクランクアーHLブロードベルトコレクションのメーカー写真のロコにはついていますが、岩崎渡辺コレクションの写真では映っていません。

なお黒岩保美さんの”美しき明治の機関車たち”7 とれいん254号(1996-2)P66のイラストのように、ボイラーは青く塗りたいので、パイピングはハンダで固定せず、塗装後接着剤で固定するようにしてあります。

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石炭車を作る(1)

5900の製作中ですが、気分転換に石炭車に手をつけました。

平野和幸さんが鉄道模型趣味1964年7月号に、石炭車の記事を書かれており、以前から魅力はあったものの一両だけではさまにならないので、手を出しかねていました。
また昨年 珊瑚=クラッシクストーリーからも、セム1のエッチング板が発売されていますが、まわりからの噂ではあれをハンダ付けで組むのは結構大変らしく、編成にするために多数組むのは少し腰が引けていました。
先日引出しを開けて見ると、改造ネタにならないかと思って数年前のJAMで入手していた英国型ホッパー貨車、Dapol 21t Hopper Wagonが出てきましたので、これを切り継ぎ改造してみることにしました。

なおみなさん同じようなことを考えるようで、Nゲージでもセラを改造してセム1を作っている方がおられました。

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下の図面は平野さんの記事の図面を1.5倍に拡大コピーしたものです。(原記事は縮小された図面が載っています)平野さんの設計ではホッパー部の長さが69mmに対して、Dapol の貨車は87mmとかなり大きいですが、幅はほとんど同じです。軸距はも約4mm長いです。高さは41mmと6mmも高いです。

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レザーソーとマイターボックスを使って、中央部を13mm切断しました。

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台枠も両端を約7mmずつ切り落としました。
ホッパー部の長さを切断しただけではかなり背が高いです。

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さらに台枠を削って、ホッパー部を下げて、車輪も10.5mmスポーク車輪に交換しました。
ただ車軸の軸長が26mmと長く、日本製車輪の車軸では短いので、車輪を抜いてエンドウ製車輪に交換しました。車軸はφ2mmのストレートだったので交換は容易でした。
それからこの貨車も転がりは非常によいです。KATOのHO二軸貨車ほどではないですがよく転がります。少し傾いたテーブル上では自走します。これなら10両編成でも牽けそうです。

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3300タイプと並べてみると、少し大きめですがまあ許容範囲内かと思います。
車高はスケールより約2.5mm高い37.5mm 車長は5mm長くなりましたが、軸距も延びているのでバランス考えるとこんなものでしょう。もちろん台枠を切り継いで軸距離を縮めたり、軸受交換して台枠を下げればもっとスケールに近くすることも可能ですが、お手軽改造が目標なので、このあたりで止めておきます。
これなら量産して10両ぐらいは作れるかな?と思いました。

ただこの元ネタの英国の貨車は鋼製です。九州の二軸石炭車は、ホッパー部の下部は鋼製ですが、上部は木製の増炭改造したものが多かったようです。このまま全鋼製とするか、上部にスジを入れて木製を騙るかはもう少し検討しようかと思います。妻面に鋼製のリブを模した突起がついてるのが、木製を騙るには邪魔です。とそこまでシビアに考えない方が、お気楽改造なのでよいのかも、しれないですね。

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5900(22) モーター交換

モーターがボイラーの内側につかえて、動輪の動きが渋くなるので、幅10mmの四角い断面をもったモーターを交換しました。
取付孔の間隔は8.5mmで珊瑚のA8用ギアボックスにちょうどなのですが、収まりがわるいのでモーター取付板を作って取り付けました。
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ミネベアのパッチもん中国製モーターらしいですがよく走ります。
ただパルス制御と相性があまりよくないという評判なので、DCCデコーダー積むとどうなるかわからないです。

モーターが小さくなった分、動輪間のボイラー上部に空間ができたので、たっぷりウェイトが積めそうです。
これはウェイトがあまり積めず非力な4-4-0では大きなメリットだと思います。


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5900(21) 走行用の調整、スプラッシャー、二重ネジ締め付け工具

スプラッシャーを取り付けて、またキャブやランボードとの当たりを削って何とかスムースに転がるようになりましたが、モーターを入れて組んでみると、モーターとボイラー内側のクリアランスが少ないので、少しひっかってしまいスムースな動輪の上下動が得られません。工夫してボイラー火室部?開口部の幅を拡げるか、もう少し小型の幅の狭いモーターに交換しようか考え中です。
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ところで、この珊瑚の5900キットは、シリンダー止めねじが、昔からの既製品によくある二重ネジです。
普通のドライバーでは、ネジの取り外しが面倒なので専用のドライバーヘッド?をつくりました。
3.0φの真鍮棒の先端を2.0φの段付きにして、真ん中に糸ノコで切り込みを入れて、t0.5の真鍮の小片をハンダ付けしました。
ピンバイスにくわえて使っています。ピンバイスの締めを調整することにより、締め付けトルクを調整できるので、二重ネジをバカにしてしまうことがありません。
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ネジのホールドもよいです。

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5900(20) 走行用の調整、ギアボックス

KATOの490Rカーブの上にのせてみると何とか曲がりますが、実質2-6-0のためかフランジ横圧で走行抵抗が強くなるようです。
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ギアボックスは珊瑚のA8用です。押さえ板にはホワイトメタル製のカバーをつけました。ウォーム側は真鍮薄板をングル状に曲げてカバーとしました。完全ではないですが、密閉式として、グリスや油の飛散防止、線路から拾ったゴミの巻き込み防止とします。
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フレームの取付は、取付板を作ってそれをモーターのお尻に、厚手の両面強力テープで貼り付けました。取付板をフレームにネジ止めします。両面テープ自体に弾性があるので、モーターとギアボックスは軽く上下します。
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5900(19) 走行用の調整、追加工作

動輪の位相はバッチり合ったので、下回り単体ではスルスル転がりましたが、上回りを組んで見ると走りが途端に渋くなります。できるだけ車体高さをスケールに近づけるため、シャコタン(車高短)改造をした結果、かなり当たりがでたようです。
というわけで、キャブ下取付板もヤスリとモーターツールで削りまくりました。
テンダーも単軸台車の車輪を可動にするとフランジが取付板に当たるので、その部分をモーターツールで削りました。
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他にもランボードとかボイラーとかいろいろ削っています。
その結果上回りを組み付けても、スルスル転がるようにはなりましたが、未取り付けの動輪のスプラッシャーを付けるとまた当たりが出るはずなので、もう一度当たりの調整が必要になるはずです。

機炭間ドローバーはキットのパーツは、おかしなZ形をしているので、作り直しました。エンジン側は少し不○工ですが、真鍮棒から取付用のアダプターを作って取り付けました。
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機炭間ドローバーのピン間隔は、オリジナルは12mmと15mmの二穴ですが、12.5mmとしました
610Rのカーブ上でもまだ機炭間に余裕があるので、500Rぐらいでも通りそうです。
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なお先輪は少しカーブでシリンダー前蓋に当たりそうになるので、飛び出す先台車機構のリンクのピン間隔を2.5mmから2.0mmに短縮して、0.5mm前方に移しました。またリンクが短くなったので、カーブで曲がったときの前方への偏倚量が増えて、シリンダーと当たる心配もなくなりました。

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