120をつくる(1)
なりゆきで、わんわんさんのJAM狂作に今年も参加することになりました。
今年は「阪神間を走った電車、列車」というのがお題ですので、以前Sさんから頒けていただいた組んで未塗装放置されている二軸古典客車を引っ張り出してきて。先頭には120形を据えて 阪神間開通初期の列車とすることにしました。こういう列車の写真は絵はがきなどでも残っているようです。
寸法は金田さんの形式図集の図面をベースにします。この機関車の組立図はないはずですが、今週末の某会で古典機のオーソリティーの方々にお会いするので、一応聞いてみようと思います。とはいってもシャープスチュアートの130、140の組立図は残っており、120と同じ図面で製作されたそうなので、それの図面をみればよいのかもしれません。(資料保存会の「英国製蒸気機関車図面集」に収録)
写真も原型のものはあまり残っていないようなので、やはり130、140あたりの写真も参考にしようと思います。
かなり原型とは違っていますが、部分的には加悦鉄道の保存機の写真も参考になるかもしれません。
以前珊瑚が160のキットを発売する前、古典大系シリーズで160形上まわりののエッチング板が発売されていました。その当時KKCで、ガレージキットとして下回り一式をレーザーカットで作って頒布しました。その残りがあったので、引っ張り出してきて使うことにしました。
120は、先輪とシリンダーの位置、フレーム後部の形状が160とは違うので、これは加工します。
動輪は、A8用 旧製品のストックがありましたので、これを使用することにしました。
モーターはミネベア?の10mm角の小型の方です。
動輪は旧製品の方なので、耐久性のないm0.2のギアがついているので交換します。
今回はアイドラーギア使わなくても、フレーム内にモーターが収まりそうです。
ドームは輸出品用のジャンクパーツでちょうどのものがありました。
煙突は、エコーの中型機用煙突がほぼピッタリですが、少し長さが足りないので、裾のみ使って本体は自作します。クロスヘッドも珊瑚の160用のストック品があったはずなので使おうと思います。
今年のJAMまであと4ヶ月半、完成できるでしょうか?
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