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120をつくる(6) サイドタンク

二度つくるから再度タンク

というわけでもないのですが、実機をみてしまうとと先日つくったサイドタンクの肩のカーブが気に入らず作り直しました。

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縁取り?も省略しようかと思いましたが、やはり物足りないのでつけました。
t0.2 1.2mm幅の真鍮帯板をハンダ付けで貼って、サンドペーパーでt0.15ぐらいの厚さに削りました。
これでもかなりオーバースケールですが、模型としてみた場合はこのぐらい凹凸がないとのっぺりした模型になってしまうと思います。ただこのあたりはみなさんいろいろご意見あると思います。
その後ハンドレールノブ取付孔を開けました。

なお今回製作するのは、明治初期の輸入直後の原型ですので、リベットは沈み鋲仕様であったとおもわれるので、リベットは打ち出しません。またこのサイドタンク基本的な寸法は変わらないようですが、何度も改造されているようなので、原型とはかなり違っているようです。

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120をつくる(5) サイドタンクのディテール

図面と写真ではよくわからなかったのですが、実機を見てみるとサイドタンクのハンドレールがある部分の下には縁取り?補強?の帯板が貼られているようです。またサイドタンク側板と裏板も上面内側端でリベットアングルで固定されているようです。
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この帯板ですが厚さが5mmがぐらいなので、1/80にすると0.1mm以下なのでどう表現すべきか迷っています。帯板を貼るとごつくなるので、エッチングで表現するのがよいのかもしれまんが 、自作するのにそれも面倒だと思います。いっそのこと この帯板の表現は省略した方がよいかと思っています。
「実物がよくわからなくてディテールを模型につけなかった」というのは嫌いですが、「実物にあるのはわかっているが、模型としてのバランス考えて省略した」というのは悪くはないと思っています。
サイドタンク上面の接合部もリベットの表現は省略しようかと思います。

最近は模型のリベットの数も実物通りにした製品も多くなりましたが、リベットの頭の大きさも完全にスケールダウンできるわけではないので、模型としてみるとかえってバランスがとれていないように見えることも少なくないです。

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120形保存機を見に加悦へ行く

本日はクラーケンさんの加悦ツアーに参加させていただき、加悦SL広場に120形保存機を実見に行ってきました。
まず加悦に行く前寄り道して福知山で、北丹鉄道2号機のレプリカを見学
一見レプリカとはわからない、ちゃんとしたものでした。
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その後加悦SL広場で、加悦鉄道2号機=120形を舐めるように見てきました。
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細部写真もたくさん撮りましたが、またおいおいアップロードしていきます。
実際保存機みてみると、これまで思っていたのとサイドタンクやキャブのカーブ、縁取りなどが違っていました。
というわけでサイドタンクは作り直すことになりそうです。

他に日車やポーターのCタンクもいました。
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天気が良かったので、みなさんで日向に座り込んで汽車談義
いい休日を過ごさせていただきました。
クラーケンさんありがとうございました。


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120をつくる(4) サイドタンク切り出し

今週はサイドタンク切り出しとフレーム後部取付板ぐらいしかすすみませんでした。

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明日は保存機の現地調査に出かける予定です。

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蒸機サウンドシステムの比較

所属するクラブの会誌に3つのシステムの比較記事を投稿したので、
比較表を私のブログにも掲載しておきます。


3sound
クリックで拡大します。

*1 クマタなどが、ESUのサウンドデコーダーに日本型音源を入れて販売
     永末から9600用デコーダーが発売されている
*2、3 PFMマークⅡでは外部音源も使えた
*4 Tsunami2では、モーター回転を検出して同期
*5 Tsunami2ではでは3段階に切替可能

優劣はつけがたく、図らずも3種の異なったサウンドシステムついた機関車を保有しています。
どれかひとつのシステムにに統一するように改造する気力と時間もないです。
まあ適材適所ということで、車両ごとのシステム選択していくことになると思います。


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120をつくる(3) 下回り組立

下回りを組んでみました。
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シリンダー中心間隔は、最初22mmでやってみましたが、やはりクロスヘッドが先輪に当たるので、片側0.3mm偏心させて22.6mmとなりました。
イコライズは、先輪と第一動輪をイコライザーで結んで左右2点、第2動輪を中心で支えて一点の三点支持です。
台枠と再度ロッドはワイヤーカットとレーザーカットなのでもちろん一発でスムースに回りました。
ロッドピンは1.6mmφで、ロッド孔は1.6mmドリルで開けて1.7mmのストレートリーマーを通しています。
今回はパーツ多用したので、比較的早くカタチになりました。

主台枠は160用を利用しているのですこし形や寸法が違います。シリンダーは1mm、先輪は0.5mm後退させています。台枠後部は形が違うので上に一枚板を貼ってごまかす予定です。


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120をつくる(2) 使えるパーツ

使えそうなパーツと少し作ったパーツを並べてみました。
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動輪はギアボックス自作して手持ちのもの使おうと思っていましたが、珊瑚模型に電話したらA8用動輪の在庫があったので、ギアボックスと一緒に送ってもらいました。
台枠とシリンダー、ロッドは、以前作った160形および1100形下回りガレキの残パーツです。
クロスヘッドとスライドバーは珊瑚160形用ロストパーツ、シリンダー前蓋はエコーのロストパーツを使います。

先輪は動輪の厚さが2.5mmだったので、同じ厚みの適当な先輪パーツがなく、エンドウのスポーク車輪(軸径2mmストレート)の車軸を抜いて、旋盤で2.4mmドリルロッドから段付き車軸を挽き出して交換しました。珊瑚の2.4mm軸用のオイルレスメタル軸箱をはめました。車軸はそのままでは錆びるのでメッキしておきました。

フレームのスペーサーは、10X10X10の真鍮引抜チャンネル材から加工しました。

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貫通穴付き引きネジ

Blass_solderさんのブログを参考にさせていただいて、私もコレット用の貫通穴付き引きネジをつくりました。

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6mmの鉄六角ボルト半ネジの頭を落として、ネジの中心に3.6φの穴をを貫通させました。
そのネジの間を、外径8 mm 内径6mmのパイプでつなぎました。
片側には市販のノブをつけました。
パイプには6mmのネジは入らなかったので、ストレートリーマーを通しました。
パイプとネジの接着は、ロックタイト638を使いました。
後ろは以前 鍋屋バイテックに特注して作ってもらった引きネジです。

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そのままだと旋盤を回したときブレて音がするのが気に入らないので、主軸の反対側に はまり込む段付きアダプターを廃材から作ってはめました。
なおこのアダプターは、8mmφの孔を貫通させていますが、私の旋盤ML210の芯押し台のドリルチャックは、6.5mmφまでのドリルしかくわえられないので、8mmφの禁断の三角ドリルをを使って孔を開けました。
これで3.5mmφ以下の材料なら短く切断しなくても長いままでコレット作業ができるようになりました。

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昨日は大阪の某運転会へ

昨日は大阪の某13mmゲージの運転会にお邪魔してきました。

お邪魔する前にちょっと会場の数駅先の日本橋でお買い物 共立電子 ナニワネジなどをのぞいてきました。
電子パーツは通販でコトが足りますが、ネットでは大きさやつまみ感がよくわからんツマミと やはり色がよくわからん電球色LEDは店で実物をみて購入したいです。
今回購入したものでよさそうなのは、このユニバーサル基板
車両の室内灯配線などで使えそうです。デジットで¥194
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ところでデジットの店の周辺は、マルツとか千石とかパーツ屋さんが集中している というか、昔の電気街のイメージが残っているのはこの界隈だけかも

そのあと運転会で、私は13mmはやっていないのでレイアウトで走らす車両もなく、運転会と宴会でみなさんと歓談

Sさんの前後進でリンクの傾きが切り替わるジョイ式弁装置も拝見しましたが、
正直、ワルシャート式バルブギアーと違ってとは違ってあまり動きの変化がわかりません。
自己満足とご本人はいわれていました。
それでもこういう機構を作ろうという気力に敬服いたしました。

また以前歯科技工士されていたOさんに、モーターツール(歯科技工用エンジン)の使い方についてお話しをききました。
私ならフライス盤でエンドミルを使って研削するようなものまで、材料を手持ちで歯科用エンジンで削られるという話を聞いて、やはりプロの技はすごいと思いました。


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