3日目は、ドレスデンからフランクフルト経由で、研修先のスウェーデン・ウプサラへの移動です。安い航空券で行っているので、約8時間乗り継ぎ時間があります。
ちょうど日曜日だったので開いている博物館はいくつかあったのですが
大宮鉄博の9850形と同じで切断モデルになっています。
説明板の図面です
やはり模型の参考にするのでも、図面と写真のみではイメージがつかめないところがあるので、可能なら保存機を見に行きたいです。
この機関車の展示案内を拙訳しました。
BBⅠ
製造年 1896年
動輪径 1330mm
全長 16934mm
最高速度 時速50km
蒸気圧 14bar
バーデン (1893 年)、プロイセン (1894 年) でマレー形貨物用機関車の調達使用を始めた後、バイエルン王立鉄道がこのタイプの機関車をミュンヘンのマッファイに注文した。機関車は1896 年に完成し、ニュルンベルクにおけるバイエルン州の展覧会で展示された。
2100形BBIは Aschaffenburg機関区に配属され、運用された。主にLaufach Heigenbrucken 間の勾配区間で運転された。他のドイツの鉄道でのBBマレー機関車のようにBBIも満足がいくものではなかった。異常な蛇行に加えて、常に前部台車(低圧エンジン)の蒸気管から蒸気の漏れが発生する傾向があった。
1903年Wurzburg機関区に予備機関車として配属されたが、再び1916 年にAschaffenburgに戻った。この機関車は、1922 年に最後の全般検査を受けた後、たまにしか使用されなかった。
また 1896 年マッファイはプファルツ州鉄道に 2 台の同じ機関車を供給した。
クラス G 4 の 2 台の機関車 (198号Bergと 199号Neuburg) としてこのバイエルンの機関車の姉妹の様に使用されたが、これらの機関車も二両とも、1923 年に引退した。
1924年5月13日にバイエルン州の唯一の BBⅠ が退役した。ニュルンベルク交通博物館が購入して、機関車と展示のためカットした。
BBⅠは 14.5立方メーターの水と石炭の 6 トンを積載するテンダーを連結していた。
日本の9020(4600)形BBマレーとおなじで、運転成績はあまり良くなかったみたいですね。
ところで説明文の中に”Betriebsnummer”というドイツ語単語がでてくるのでが、日本語だとどう訳すのがよいでしょうか? ご存じの方あれば教えてください。
Recent Comments