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マン島のタンク機関車

マン島の1B(2-4-0)タンクのダイカスト製モデルが、英国のOxfordというメーカーから発売されています。
ヤフオクに出ていたので落札しました。
ただ非動力モデルで、車輪は回りますがロッドはまわりません。
実物は3フィートゲージなので1/76のOOn3 12mmゲージのモデルです。
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10号機のモデルということになっていますが、IAN ALLENからでている”ISLE OF MAN STEAM RAILWAY in color” の写真をみると ドームや煙突の形は6号機に似ていますね。

youtubeをみると Branchlines社からでていたキットの下回りを使って動力化した方もおられるようですね

わたしも動力化してみようと思います。

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12号機を見に行ってからもう9年経ちました。またマン島に行きたいです。


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淡路鉄道一号機 とれいん7月号に掲載されました。

淡路鉄道一号機が、とれいん7月号に掲載されました。

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新刊雑誌の写真を掲載するのもどうかと思ったので、わざとこの写真は画像の質を落としています。

この次の72頁に記事がありますが、今回は800字以内の原稿にするようにということだったので、あまり詳しい制作内容は書けていません。もうすこし詳しいことを読みたい方は、某クラブ会誌の別刷り?をpdfでダウンロードできるようにしましたので、ダウンロードして読んでください。
「淡路鉄道一号機をつくる」をダウンロード
もっと詳しいことを読みたい方はこの製作記のスレッドを読んでください。


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100万アクセス達成

本日の11時頃アクセス数が100万に到達しました。
ご愛読ありがとうございました。

100万といってもブログだけではなく、以前のホームページのカウンターからの引き続きのカウント数です。
最初は20年以上前大学に勤務していたときに研究室の自分のコンピューターで試験的にホームページ立ち上げて以来のカウンター通算です。

これからもときどき ご来訪いただきますようお願いします。


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独逸汽車見旅行(3) ノイシュタットでBBマレーをみる

3日目は、ドレスデンからフランクフルト経由で、研修先のスウェーデン・ウプサラへの移動です。安い航空券で行っているので、約8時間乗り継ぎ時間があります。

ちょうど日曜日だったので開いている博物館はいくつかあったのですが
いちばんみたい鉄道聯隊のEタンクがあるFFM(フランクフルト軽便博物館)はあいにく開館日ではありません。フランクフルト市電博物館Darmstadt鉄道博物館も開いていますが、時間がたっぷりあるので、Neustadt/Weinstrasseの鉄道博物館にBBマレーを見に行くことにしました。
フランクフルト空港駅からICEに乗って30分でマンハイムについて、そこからSバーンに乗り換えて約30分でNeustadt/Weinstrasseに着きました。
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大宮鉄博の9850形と同じで切断モデルになっています。
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説明板の図面です
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やはり模型の参考にするのでも、図面と写真のみではイメージがつかめないところがあるので、可能なら保存機を見に行きたいです。
この機関車の展示案内を拙訳しました。
BBⅠ
製造年 1896年
動輪径 1330mm
全長  16934mm
最高速度 時速50km
蒸気圧 14bar
バーデン (1893 年)、プロイセン (1894 年) でマレー形貨物用機関車の調達使用を始めた後、バイエルン王立鉄道がこのタイプの機関車をミュンヘンのマッファイに注文した。機関車は1896 年に完成し、ニュルンベルクにおけるバイエルン州の展覧会で展示された。
2100形BBIは Aschaf­fenburg機関区に配属され、運用された。主にLaufach Heigenbrucken 間の勾配区間で運転された。他のドイツの鉄道でのBBマレー機関車のようにBBIも満足がいくものではなかった。異常な蛇行に加えて、常に前部台車(低圧エンジン)の蒸気管から蒸気の漏れが発生する傾向があった。
1903年Wurzburg機関区に予備機関車として配属されたが、再び1916 年にAschaf­fenburgに戻った。この機関車は、1922 年に最後の全般検査を受けた後、たまにしか使用されなかった。
また 1896 年マッファイはプファルツ州鉄道に 2 台の同じ機関車を供給した。
クラス G 4 の 2 台の機関車 (198号Bergと 199号Neuburg) としてこのバイエルンの機関車の姉妹の様に使用されたが、これらの機関車も二両とも、1923 年に引退した
1924年5月13日にバイエルン州の唯一の BBⅠ が退役した。ニュルンベルク交通博物館が購入して、機関車と展示のためカットした。 BBⅠは 14.5立方メーターの水と石炭の 6 トンを積載するテンダーを連結していた。
日本の9020(4600)形BBマレーとおなじで、運転成績はあまり良くなかったみたいですね。
ところで説明文の中に”Betriebsnummer”というドイツ語単語がでてくるのでが、日本語だとどう訳すのがよいでしょうか? ご存じの方あれば教えてください。

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独逸汽車見旅行(2) ツィッタウでザクセンメイヤーをみる

二日目は、ドレスデンからDCに乗ってツィッタウへザクセンメイヤーを見にいきました。
このZittauer-Schmalspurbahn(ツィッタウ狭軌鉄道)、毎日蒸機が走っていますが、ふだんは1930年頃に製造されたEタンクが列車を牽いています。
夏場は週末は古典蒸機が走ります。この週末はザクセンメイヤーが走るというので見てきました。
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前後台車でシリンダー径に差があるので複式のようです。
ドイツ型はバルブギアーが繊細で萌えます。
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ドイツ帝国鉄道ナローガレージ標準型機関車のEタンクも重厚で、それなりの貫禄がありますが、私はやはりメイヤーとか古典機の方が好きです。このEタンクは、1929年シュバルツコップ(ベルリン)製です。


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独逸汽車見旅行(1) ドレスデンでペショ・ブルをみる

一週間ほどスウェーデンに仕事の研修旅行に行ってきました。
その前3日間ほどなんとか仕事をやりくりして休暇をとって、ドイツに汽車を見にいってきました。

まず初日はドレスデン交通博物館で、ペショ・ブルドン式フェアリー機関車をみてきました。
ご存じのように、日本でも鉄道連隊が一両購入したフランスの軍用機関車です。
この機関車は、米国ボールドウィン製です。
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大きさとしては、イギリス・ウェールズのフェスティニオーグ鉄道のフェアリーと近い大きさで、ゲージもほぼ同じ600mmです。彼地のフェアリーは車両限界の関係かキャブの上回りを細く絞ってありますが、ペショ・ブルドン式はそのまま屋根までまで幅広のキャブが屋根まで延びているので、印象はかなり異なります。
またフェスティニオーグ鉄道のフェアリーは、スティーブンソン式弁装置ですが、ペショ・ブルドン式はメンテのしやすいワルシャート式弁装置を持っておりしかもアウトサイドフレームなので、下回りの印象も違います。

この機関車に会うのも、三回目で、約35年前(まだ東ドイツだった頃)、約10年前にもこの博物館に来ていますが、ずっと同じ場所に鎮座しています。前回は次回ご対面するまでには、模型を作りたいなと思っていましたが、まだ実現できずにいます。
この機関車の後には、ザクセンメイヤーも置かれています。
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翌日実際に動態保存機のザクセンメイヤーが走るところがあるので、訪問してきました。

ペショ・ブルドン式の細部写真はたくさん撮ってきましたので、自作したい方や製品化したいメーカーさんがあれば写真提供しますよ。なお図面(組立図)は、臼井さんの機関車の系譜図や花井さんの鉄道聯隊の軽便機関車に載っています。

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7200タイプ(6) 動輪をつくる(下)

2年前に挽いてあったパーツからクランクを6輪分削り出しました。
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t0.5の帯板からヘアピン状の治具をつくりこれをこの挽き物にはめて、まず余分な部分をニッパーで落としました。そのあとで治具を目安にヤスリで削りました。
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こういう小さなパーツはヤスリで削るとき保持にしくいですが、今回は治具ではさんで固定すると削りやすかったです。やはり 急がば回れで治具を作った方がよいです。

(2018.6.2 追記)
ロッドピンのことを考えるとあまり薄くしたくなかったので、ボスの厚みが約1mmあります。
このままだとクランク部が飛び出して違和感がつよいので、中心部のみ削って厚さを0.5mmにして周囲の角を落としたら感じが良くなりました。
ロッドピンの部分は厚さ1mmのままです。
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左が削る前、右が削った後です。


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