9850タイプをつくる(31) ギアボックスを擦り合わせる
昨年千曲鉄道で走らせていただいたとき、勾配線で重い列車を牽かせると騒音がでて、走りが不安定になるという現象がでました。
今回もう一度バラして組むときにチェックしたら、なんとギアボックスのモーター軸がガタガタでした。球形のオイルレスメタルが入っているのですが、ギアボックストの間に隙間があり、軸がガタガタです。さすがチャイナクオリティーです。それでもギアのモジュールが大きいので、ギアはすり減らず回っていまたした。
というわけで、前後台車ともギアボックスを分解 接合割面をヤスリで削って擦り合わせて、軸のガタをなくしました。
これで走行音も改善されました。
工具や工作機械でも、部品自体はしっかりしているが、最後の機械加工仕上げが雑なのでそのままでは使い物にならないドラゴンツールはよくあります。工作の達人はその部分を自分で仕上げ直して、ちゃんと使えるようにしておられますが、模型でも同じことがいえるようです。
これで走行部の不具合の原因が解明されたので、早く仕上げたいと思います。
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