猫屋線蒸機のディテーリング(3) 煙突を作り直す
猫屋線の蒸機ですが、プロポーションがイマイチ軽便っぽくありません。機関車単体でみるとTT9(1/120,9mmゲージ)の小型機関車のようにもみえなくもありません。
金田さんの「国鉄軽便線の機関車」の図面などと見比べると やはり煙突が低すぎるように思います。
ケ150などのように実物で煙突高さが2400mm前後のものもありますが、これだと猫屋線蒸機と似たプロポーションになります。といってもこのクラスの軽便蒸機多くは煙突高さが2800-2900mm前後のものが多く、もっと煙突が長い印象を受けます。
というわけで煙突を作り直しました。オリジナルより3.5mm長くしました。4mm真鍮棒から旋盤で挽き出しました。上が3.8mmφ 下端が3.1mmφで、0.7mmテーパーがついています。これぐらいの長さの方が軽便蒸機らしいプロポーションになると思います。
サイドタンクの長さは違いますが、上回りのプロポーションはケ145あたりが近いのではないかと思います。
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