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TMSは変わったのか?

 7月号は名取さんに編集長が替わってどんな変化があるのか興味あったので、購入してみました。
 見開きに広告ではなく、記事のカラーグラフを持ってきたことや模型電車の流し撮り風の写真を入れたことなど、ぱらっとめくるだけでわかる目立つ変化もありましたが、内容としては、やはりNゲージスクラッチ蒸機の記事が秀逸だと思います。
 単なる凡モデラーにはできない秀作の発表鑑賞記事にとどまらず、Nゲージ蒸機特有の工作の要点について編集長が切り込んでいるのが、よいと思います。動輪構造や作成ジグ、自作の割り出し機の図解なども最近のTMSにはないと思います。最近のTMSは、図は投稿者が作成して持ち込まないと編集部では作図してくれなかったので、大きな変化だと思います。とにかく投稿者の持ち込み原稿をそのまま掲載するのではなく、編集者として記事を作っているのがよいと思います。なお同じ作者のTMS732号の記事も再読してみましたが、普通の製作記事で自分のやっているのとスケールが違うこともあり、今回の記事のような面白さは感じられませんでした。
 また記事の最後にこれだけの工作をする作者が「今の1/80スケールは下回りが上回りと比べて弱い・・・だからこそ私はそこまでシビアではないNに居座っている・・・」といわれるのは、少し耳が痛いですね。
 昨年あたりから内容もチェックせずにTMS毎号続けて買うのは止めていましたが、しばらくまた以前のように毎号続けて買おうかという気になりました。

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