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JAMに行ってきました(2) クリニック

JAMのクリニックでは、馬場富士夫さんの「金属車両工作テクニック」と河田耕一さんの「中尾豊とその時代」を聴きに行きました。

馬場さんのクリニックでは、車体への帯板のハンダ付けのテクニックで、加熱するのをできるだけ局所に限定してハンダ付けしていくというのが新鮮でした。そのためにハンダゴテの先も工夫して削られているようでした。自分はできるだけ広く熱をまわしてハンダ付けすることが多いので、人によって技法は違うのだと思いました。また半田メッキは半田が流れた瞬間にズレることが多いので、馬場さんはお嫌いだそうです。馬場さんもおっしゃっていましたが、人の作品をみる機会はあっても、実際工作している所をみることはほとんどないので、こういう機会は貴重だといわれていましたが、私もその通りだと思いました。

河田さんのクリニックでは、「中尾さんは模型をアートとして捉えておられた」ということをお聞きしましたが、なるほどだと思いました。大昔、中尾さんがTMSに掲載された論文の要旨を解説していただけました。
その中で
・実感とは単に実物らしく見える、ということではない。 実物に対して抱いていく感動、記憶、連想の上に、モデルに接した際に起こる美的な感動である。
・縮尺は便利なものではあるが、立体表現の上で絶対出来なものではない。
・工作技術は必要だが過剰であってはならない。美的感受性とそれを実現する表現能力が重要である。
という3点は、中尾さんの模型の本質を突いていると思いました。
実例として7850の写真を出されていました。あの作品は以前大阪で開催されたJAMのときに拝見して、拙作の7850と並べさせていただいたことがあるのですが、中尾さんの模型は精密ではないのですが、そのデッサン力は素晴らしいと感じたのを思い出しました。

 

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JAMに行ってきました(1)

JAM(国際鉄道模型コンベンション)に行ってきました。 今回は、HOJC NGJ 鉄犬モハモハ主義 の三つ叉参加でしたが、いろいろな皆さんとお話しできて楽しい時を過ごすことができました。 とはいってもHOJCは持参車両なし、鉄犬は「120形の牽く列車」を展示させていただいただけの 不良会員としての参加でした。 NGJには、80%完成の猫屋線マレーを持ち込みましたが、格好がよいと非常に好評でした。 しいたけ軌道君などは、最近ミニトリックスマレーを入手していたらしく、この機関車をみた後すぐにアルモデルのブースに寄って、キットを購入してその日の夜には組み上げてしまったという噂です。 またさすがドイツ製の下回りだけあって、スロースピードで2時間以上走り続けていました。 NGJの服部さんの西勝寺鉄道上での動画です。動画でははっきり見えませんが、二組の台車のワルシャート式バルブギアが細かく動きながらゆっくり走る姿はなんともいえないです。

動画では少ししゃくっているように見えますが、実際はスムースに走っています(動画圧縮のため?)

 

鉄犬モハモハ主義の車両展示の電車群のなかで、場違いな蒸機列車です。

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クリニックは、馬場富士夫さんと河田耕一さんの講演を拝聴しましたが、非常にためになりました。これはまた後日書きます。

 

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猫屋線にマレー投入(3)

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猫屋線用マレー機関車を組み上げました。
サンドドームは角形の方が格好がよいので、やはりこちらにしました。
まだ砂撒き管、手すりなどのディテールが未完成です。
JAMのNGJメンバー展示のお題が、「Nゲージの下回りを利用した作品」なので、まだ未完成未塗装ですが、展示させていただくようにします(土日のみ)。
ご興味のあるかたはNGJのコーナーでご覧ください。

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なお上下の取付は、ナガウラさんの七国山工場方式で、6X9mmの真鍮角材から削り出したウェイトをネジ止めして、車体を上面に両面テープで貼りました。
ウェイトを作るのは、ボイラーの当たる部分などをフライスで削ったので結構手間がかかりました。

 

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次の競作のお題は、モーガル(続)

KKC競作ネタの8450形ですが、金田さんの1/80図面を動輪径にあわせて2.5%拡大して1/78にして、動輪軸距を珊瑚製8100形パーツのフレームにあわせて23+23mmにして、ボイラーを1mm延長、シリンダー中心間隔も25mmにするように、パソコンで切り貼り加工してみましたが、何とか格好がつきました。

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キャブも珊瑚8100形用のパーツを使うつもりですが、左右側板と後面はそのままパーツが使えそうですが、前面は珊瑚8100形のボイラーが直径20mmで設計されているので、そのままでは使えず一工夫必要なようです。実物の8450形のボイラー直径は8100より細く、1/80で17mm 1/78で18mmになります。

なお今年もJAMに行きます。会場には、120形は上回り完成下回り未完成で持ち込みます。120形は<鉄犬モハモハ主義>の京阪神の車両のコーナーに土日のみ展示しますので、興味のある方はご覧ください。

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改訂版 クラウスの機関車追録

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機関車史研究会から「改訂版 クラウスの機関車追録」が発刊されました。

折込組立図7枚は国鉄10形、1440形、1550形、住友別子銅山No.10、花岡鉱山Nos.1,2、下津井軽便鉄道Nos.11,12、浅野製鋼所No.3 です。また形式図は1/80ですべて正背面図入で描き直されたそうです。正背面図入といいうのが模型ファンにはうれしいところですね。

価格は五千円です。

なお問合せ先は機関車史研究会 ikondo1067(アットマーク)zeus.eonet.ne.jpです。
アットマークは@に直してください。

なお8/10現在の機関車史研究会の本の在庫は下記のとおりです。

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刊行物リストの画像をクリックするとPDFファイルが開きます 

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Perus Pirapora鉄道(EFPP) 一号機をつくる(10)シリンダーブロック

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シリンダー前後蓋を挽き出しました。後蓋は本体にハンダ付けしました。
スライドバーは、0.8φ洋白線を万力でつぶして帯板状にしました。
先に作った煙室サドルを合体させました。

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120をつくる(27)上回りほぼ完成

ボイラーバンドを巻いて、ボイラーと煙室に手すりを取り付けました。

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上回りはほとんど完成しました。

と思っていたら前照灯をつけるのを忘れていました。
ところで、京浜間や京阪神を開業した頃は、標識灯は一灯のみです。
フロントデッキ上やキャブ背面のリアータンク下部にも標識灯掛けはついていません。
I&Wコレクションの写真や現在の加悦の保存機にはついています。
これはいつ頃変更になったのかよくわかりません。
ご存じの方おられますか?

 

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120をつくる(26)ロスコー式給油機

120形では煙突のすぐ後に円筒形(こけし状?)の機器がついています。最初はよくわからなかったのですが、識者におうかがいしたところロスコー式給油機とのことです。古典機ではだいたい煙室側面についていますが、古いものでは、煙突の後の煙室上についていたらしいです。ちなみに130形では球形のようです。
既にI&Wコレクション時代の写真でも撤去改造され煙室側面に移設されているので、はっきり写っている写真がなく、なんとか想像でデッチ上げました。

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ロストパーツの止弁の球形の部分を利用してつくりました。本体部分はパイプの組合せです。ハンドル部分は元のロストパーツからうまく切り取って再利用できなかったので、旋盤で挽きました。

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120をつくる(25)サイドタンク・リアタンクにハンドレールをつける

サイドタンク・リアタンクにハンドレールをつけました。 ハンドレールノブは、ニワの1.2mmを使いました。 ハンドレールは、0.4φの燐青銅線を使っています。

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キャブ入口部上のノブは、水平と垂直の手すりが交叉しますが、ノブにハンドレールをイモ付けしただけでは強度が不足します。
そこで下の写真のようなジグを作って、既存の孔に直交する穴を開けて、ハンドレールを差し込んでハンダ付けしました。
ハンドレールノブに線材を通してハンダ付けします。真鍮板に0.4φの孔を貫通させて、1mmのドリルで皿モミしておきます。
この板を裏返して、ハンドレールノブの部分に皿モミ穴がくるようにして、押さえます。この孔に0.4φのドリルを刺し込んで、直交する穴(行き止まり)を開けました。

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120をつくる(24)サルター式安全弁

この機関車には、サルター式安全弁がついていますので、真鍮線、細密パイプからそれらしく作りました。
レバーは、1.0φの真鍮線をL型に曲げて万力で押しつぶして帯板状にしてから削り出しました。

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なかなかこの安全弁に着手できなかったのは、この機関車のサルター式安全弁が、130形のようにU字型になっているのか、5000形や7030形のように二本直接ボイラーから立ち上がっているのか画像から判断できなかったからです。いろいろ画像をみてみると130形のような形態は少なく、英国本国のロバート・スティーブンスン社製の蒸機をみても、二本直接ボイラーから立ち上がっているようなので、推測で作りました。

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急噴安全弁の蓋?は、挽物では見映えがしないので、ロスト製管継ぎ手を加工したものに替えたら精密感が出ました。おそらく実物とは形態が違うと思いますが、ちょっとした遊びです。

 

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次の競作のお題は、モーガル

所属するクラブ、KKCの次の競作のお題が”モーガル(1C 2-6-0)”に決まったようなので、早速参加表明をしておきます。

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山陽鉄道の8450です。

フルスクラッチではなく罪庫熟成している珊瑚の8100用パーツなどを利用して手抜き工事で組み上げる魂胆なので、8450タイプのセミスケール機になってしまうかもしれません。
というわけでまず8100の主台枠に、5500用17.5φ動輪を履かせてみました。
動輪間隔は8100が実物1829mmと8450の1753mmより76mm(1/80だと1mm弱)長いのですが、動輪も実物は1372mm(1/80だと17.2mm)で、少しパーツが大きく、スプラッシャーつけること考えるとちょうどよいかと思います。また動輪などにあわせて上回りも1/80ではなく1/78ぐらいに約2.5%ぐらい大きくした方がよいかもしれないと思っています。

締切は来年の秋ですが、またひとつ仕掛かり品を増やさないようにしたいと思います。

 

 

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大レイアウトでKATO サウンドボックス は作動するのか

KATOのサウンドボックスが、16番大レイアウトでもちゃんと動作するのか疑問でしたが、本日千曲鉄道で検証させてもらいました。なお汽笛やブラスト音などのサウンドは、サウンドボックス本体にBluetooth送信機を接続して、機関車の次に連結したBluetooth受信機とスピーカーを仕込んだワフにデジタル無線で飛ばしています。

 

大レイアウトでもちゃんと作動しましたが、ギャップを渡るとき線路への配線の抵抗が変わるのか?ブラスト音同期が乱れることがありました。

走行音(汽笛・ブラスト音)のBluetoothデジタル送受信は、数メート離れた部分やトンネル内でも問題ありませんでした。

またPFMサウンドシステム用の、動輪にサウンドコンタクトをつけた機関車でも問題なくブラスト音は速度に同期しました。

 

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車載型スピードメーターの試み(2)

以前途中止めになっている車載型スピードメーターです
ちょっと気晴らしに 磁気式エンコーダーをボギー車輪に組み込んでみました。
やはり10.5φ車輪では線路とのクリアランスが厳しく、11.2φの車輪に組み込みました。

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固定方法は、使わないモーター端子の用の配線穴にリン銅線をハンダ付けして、それを台車のマクラバリに嵌め込んでいます。
なお台車はオーストラリア型の客車用で、ポリアセタール製です。

配線のコードはANA国内線の機内で配っている使い捨て?のイアホンについているコードです。ポリウレタン線がビニールの皮膜で覆われています。LEDのライトの配線にも好適です。お持ち帰り可なので搭乗ごとに1個もらってきて再利用させていただいています。

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120をつくる(23)汽笛などをデッチあげる

原型時代の汽笛などボイラー上面のディティールがよくわかりません。
古典機に詳しいかたから数枚いただいた画像を拡大してもはっきりしません。
というわけで、考えていてもしかたないので、割り切ってデッチ上げることにしました。

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汽笛は130形のようにキャブ前妻板についているのではなさそうで、おそらくボイラー上のターレットに取り付けられてるのだと思いますが、模型として作りやすいような形態にしてしまいました。

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急噴安全弁カバーもそれらしくつくりました。
このカバーの上面にはリベットがついていて、穴が開いているのかもしれませんが、省略しました。

 

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