Perus Pirapora鉄道(EFPP) 一号機をつくる(11)苦労すへっどの当たり
今回はシリンダーブロックは作り直しましたが、シリンダー中心間隔をキットどおり22mmにしたので楽勝?のつもりでしたが、そのままではクロスヘッドとサイドロッドが当たって動きません。シリンダー中心間隔24mm仕様の製品もあったらしく そちらは楽勝だったようですが、いまさら作り直す気もしません。またいくらアウトサイドフレーム機といっても、これ以上シリンダー中心間隔を拡げるのも不○工です。
というわけで、クロスヘッドとメインロッドをもう少しきっちりカシメ直してガタをとりました。またクロスヘッドとメインロッドの裏面もヤスリで薄く削りました。また再度ロッドも第一動輪のピンは、ロッドに皿モミしてあり ピンの頭を沈める仕様ですが、ロッドピンのネジを切っていない部分が長すぎて頭がサイドロッドから飛び出してクロスヘッドに当たっていました。内側台枠のロコなら、動輪の輪心のピン孔を少し皿モミして頭を沈めるのですが、この機関車は外側台枠でクランクの厚みがないのでそうするわけにもいきません
仕方がないので、ダイスにロッドピンをネジ込んでもう少し本体にネジを切りました。1mmネジなのであまりネジ切りするときトルクが要らないので、マイナスドライバーでピンの頭を回してもネジが切れました。
こういう調整をして何とかスムーズに動輪が回るようにしました。とはいってもキットを設計寸法のまま、説明書の手順通り組んでも動かないのが珊瑚キットの醍醐味だと思います。解決したときの快感がくせになって危ないんでしょうね!もう珊瑚症候群とでもいう状態ですが、ルーツは模型社にあるのでしょうか?
確かにこの写真をみると以前長者丸さんにアドバイスいただいたように、車軸を改造すればシリンダー中心間隔20mmでもできそうです。
ところで次の問題は前部カプラーです。そのままKDタイプのマグネチックカプラーをつけるとフロントデッキの欠き取りが大きく不○工です。ナックルタイプで低い取付位置につけられるNゲージ用カプラーはないのでしょうか?
Comments