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ミニダックス(1)サドルタンクとキャブの寸法

レイル クラシック から新発売になったミニダックスのサドルタンクの寸法を検討してみました。

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金田さんの「ボールドウィンの小型機関車」の1/80図面にあわせてみると 1067mm軌間 八幡製作所および横須賀海軍工廠向のB-n2St機関車のサドルタンク(P16)とほぼ寸法がおなじです。近藤さんの「ボールドウィンの中・小型機関車完結編」をみると 3'-6"軌間 佐世保海軍工廠 Nos.1,2 B-n2St (P4)や 2'-6"軌間 大日本製糖 Nos.1,2 B-n2St (P5) 1.5 2'-6"軌間 大日本製糖 Nos.3,4 B-n2St (P7)  あたりとほぼ寸法が同じですね。キャブの寸法はリアタンク除けば佐世保海軍工廠のロコにほぼ近いです。八幡製作所のロコは側面はほぼ同寸法ですが、キャブの横幅が狭いようです。

というわけでいろいろ触りがいのあるキットのようです。

ということはこのキット1/80?ということになりますが、そういう野暮なことはいわないのがナローゲージモデルのお約束ですよね

動力装置はトミックスのパーシー指定ですが、ナローガレージのNパワーを改造しても使えそうです。こちらの検討結果はまた次回!

 

 

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軽便祭にいってきました

昨年は台風で行けなかった軽便祭に今年は無事行ってこれました。会場内で素晴らしいレイアウトをいくつも拝見しましたが、作者の方がおられるのでその技法をすぐ質問ができるのはよいですね。展示された車両やレイアウトの報告は皆さん書かれているので、物欲のみ報告しておきます。

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今回一番欲しかったのは、アララギさん設計のミニダックスでした。下回りなど工夫するともっと遊べそうということで、2つ買ってしまいました。あと3dプリントのダックス用外側台枠従輪もよいできなので買いました。
あとはトーマさんところで、情景用動輪とクランピンを買ったぐらいで、財布の紐を締めました。

 

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猫屋線蒸機のディテーリング(6)

真っ黒に塗るのも楽しくないので、保存鉄道風のグリーンのツヤありに塗りました。

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パーティエーションラインしっかり処理したはずが残ってしまいました。
ツヤ消し黒に塗った方が、ボロが出なかったかもしれないです。
プレート貼りなどの仕上げはまだです。

☆追記 10/4

mogulさんのブログで、多摩中央鉄道ナロー線での走行動画を掲載していただきました。
やはりパーシーの動力装置はよく走ります。

 

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蝸牛工房 009 ウェールズ風サドルタンクキャブ改造キットを再生産しました

9年前 蝸牛工房のブランドで発売したガレージキット 009(1/76 9mm)ウェールズ風サドルタンクキャブ改造キットをごく少量再生産しました。

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完成作例

 

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キャブのエッチング板 挽物の煙突、サドルタンク上のスチームドームロストパーツ(Aキットのみ)、挽物の汽笛、ホワイトメタルの煙室戸が含まれます。詳細は下のリンクから組立説明書をダウンロードしてご確認ください。

このキットは軽便祭のナローゲレージさんのブースでお買い求めいただけます。
サドルタンク上のスチームドームロストパーツが全量揃わなかったので、このパーツの入ったAキット(¥3,800)とこのパーツの入っていないBキット(¥3,200)を発売します。スチームドームをパーシーオリジナルのまま使われる方や他のパーツを使われる方はBキットをお求めください。
このキットは、Nゲージ トミックスのパーシーを改造するためのキャブキットですので、パーシー完成品が必要です。

アルモデルの英国風ナローサドルタンク改造キットはHOスケール1/87ですが、このキットはOOスケール1/76となっています。
猫屋線の車両1/80と共存できる大きさです。

使用パーツ調達の都合で今回が最終生産の予定ですので、ご希望のかたは是非この機会にお買い求めください。

なお軽便祭以降ナローガレージさんのオンラインショップでもお買い求めいただけますが、軽便祭会場で売り切れとなった場合はご容赦ください。

製品マニュアルPDFのダウンロード は、ここをクリック

 

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Perus Pirapora鉄道(EFPP) 一号機をつくる(14)

少し放置していたペルス・ピラポラの一号機です。

上回りのディテール追加しました。

これまで7000形をさわっていましたが、同じ米国型ナロー小型蒸機なので、頭の切替がスムースにいきました。サドルタンク・テンダー機の違いはありますが、ほぼ同系機です。

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ベルはTさんが作られた特注パーツですが、少し大きめですがよしとしました。砂撒き管は珊瑚の200型用の元栓まで一体になったロストパーツを利用しましたが、長さがギリギリでした。

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改造キットのパーツを利用して、外側台枠をエンドビームまで前方に延長しました。

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7000タイプを作る(34) 完成しました

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完成しました。

猫屋線マレーは、ほぼ完成しているので、つぎはペルス・ピラポラの一号機ににかかります。

関東合運までには、最低未塗装完成の予定

120はいつできるんだろうか?

 

☆朝起きてもう一度確認したら、スライドバルブへの給油管付け忘れてましたので追加しました。

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銅色のパイプが追加になると周りがしまって見えます。

この状態でTMSコンペ出品のため、機芸社に送りました。

 

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7000タイプを作る(33) 仕上げ中

9月上旬に塗装して、現在仕上げ作業中です。

今回はリアルな写実的仕上げではなく、美しい模型としての仕上げにしましたので、ウェザリングも最小限です。

今日は一日オフなので何とか仕上げて、明日宅配便発送、明後日のTMSコンペの締切に間に合わせます。

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あと窓ガラスとナンバープレート貼ればほぼ完成です。

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機関車の番号は当鉄道の称号既定では、70番台になりますが、この機関車には二桁番号は似合わないので、プロトタイプに倣って5号機にしました。実物は北海道官設鉄道時代は、4号機と5号機でした。

ナンバープレートはキャブ両側面とテンダー背面にエコーの私鉄用に色入れしたものを貼りますが、煙室前面は長者丸さんのダックスグレードアップエッチングキットについていた番号ブランクの円板にダルマヤの切り抜き数字を貼り付けて合成しました。こういうナンバープレートの磨き出しは、塗料で色を入れたのち、半乾きの状態と乾燥してからの二回裏返しにして、白い紙の上で指で押して強く擦るときれいに磨きだせます。少し大きめですが番号周囲にメーカー名などの文字が入っていた方が感じがよいです。

鉄犬じゃない本家のTMSコンペは、もう卒業というか中途退学したつもりだったのですが、今年は新体制スタートということなのでご祝儀がてら35年ぶりに出品してみることにしました。

 

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モーガルのキャブの幅について


金田茂裕さんの形式図集をよくみてみると、官鉄の8100形のキャブの横幅は2388mmですが、山陽鉄道の8350形は2540mmとかなりひろくなっています。8250形になると2692mmもあります。山陽鉄道はキャブ幅が広いのが好きだった?のでしょうか 九州鉄道も2400mm前後のものがおおく、官鉄とおなじスリム系?だったようです。

側面図だけみているとよくわかりませんが、8100形はキャブ幅が狭くてボイラーが太いのに、8350・8450形はキャブ幅が広くてボイラーが少し細いので、斜め前からみた写真ではキャブ周りの印象はかなりちがいますね。

珊瑚の8100形のパーツ使って、8450形簡単にデッチ上げるつもりでしたが、1/80では2mmも広く、こういう事実を知ってしまうと、パーツ流用もひと工夫必要なようで、頭を抱えています。

☆9/13追記

米国型モーガルのキャブ幅を金田さんの形式図集から拾って一覧表にしてみました。

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リスト
一番下の8620はもちろん参考値です😃
珊瑚の8100キャブは外幅30mmで設計されているようです。

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次の競作のお題は、モーガル(続々)

次回クラブ競作のネタは山陽鉄道の8450形を考えていましたが、いろいろネットで機関車の写真をみていると、以前から気になっていたオーストラリア・タスマニア鉄道のCクラスもいいなと思うようになりました。ちょうど5300形をC形にして先台車を二軸から一軸にしたようなスタイルなので、少し形態的な違いはありますが、罪庫の珊瑚5500形キットをベースに考えています。プロトタイプはサブロク(1067mmゲージ)で、サウスオーストラリア鉄道にも同系機があり、結構な両数が走っていたようです。

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下の図面は珊瑚5500形キットの図面を改変したものです。実物の動輪直径は、3’3’’なので1/80で12.4mm径、動輪間隔は3’9”で14.3mm、
先輪は2’なので7.6mm径となりますが、動輪は珊瑚の13.2mm径を使って、動輪間隔ももう少し拡げようと思います。

そういえば別クラブの競作で期限に間に合わず、仕掛かりになっていた1/87 12mmの7200形タイプもありました。こちらもこの機会に完成したいと思います。

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Perus Pirapora鉄道(EFPP) 一号機をつくる(13)前部カプラー

キットオリジナルに長者丸さんの改造キットのデッキをつけるとき、ケーディータイプのカプラーを使うなら、デッキ上面を大きく切り欠く必要があります。デッキ上にカプラーポケットが見えるのは、やはり不○工です。というわけでデッキの形態を崩さずに取り付けられるカプラーがないか探しました。

サンデーリバーやペルス・ピラポラなどの1/87アメリカものナローは、ケーディータイプを使うことに決めていましたので、それと連結できることが条件でした。私は知らなかったのですが、最近はNゲージ用に多種のカプラーが発売されていたようです。KATOからでているナックルカプラーがケーディーとも連結可能でしたので、かもめナックルカプラーという製品を使ってみました。

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2X4の真鍮角棒をエンドビーム内にはめこんでハンダ付けして、カプラーの取り付けピン穴に1mmネジを通して固定しています。
これならデッキ上にカプラーポケットなどが露出しないので、見映えがよくなりました。

☆9/5 追記

今はNゲージ用のケディーカプラーは、Microtrainsブランドになっているようです。またKATOナックルカプラーのヘッド横の突起は、ケディーカプラーと連結するとき障害になるようなので切り取りました。この突起は何か役目があるのでしょうか?

また今回カプラーを探していてネットを検索していて気が付いたのですが、どの製品にどのカプラーが取り付け可能かという内容は結構あるのですが、カプラー中心高さやカプラーの寸法の情報はメーカーのサイト含めて見あたりませんでした。そこで一応ケディーカプラーのカプラー中心高さ5.5mmを基本に取り付け高さを決めました。やはりNゲージのモデラーさんは基本既製品ベースで考えているのだなと思いました。

☆9/8追記

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カプラーゲージでチェックしても高さはほぼOKです。

ナックルカプラーの情報はこのサイトを参考にしました。

なおこのカプラーの復元は、後からバネで押さえるのみでは駄目で、一工夫要りそうです。これについては後日報告します。

 

 

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Perus Pirapora鉄道(EFPP) 一号機をつくる(12)動力装置

やや本末転倒感がありますが、ペンディングになっていた動力装置を作りました。

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モーターは、ミネベア?の10mm角四角型の短い方です。アイドラーギアは適当なパーツがなく、40年前?の珊瑚のm0.3のデルリン歯数16枚のギアを使いました。そのためモーターを傾けざるをえずお尻が上がってしまいました。

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ギアボックスはモーター取付台とアイドラーギア軸受を一体につくり、これをフレームにネジ止めします。

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キットオリジナルの従台車は、火室底部?灰箱と一体になっているようですが、形態的にプアーなので作り直しました。火室はキットのオリジナルパーツ使って底部灰箱を自作するか、ダックステンダー機用のホワイトメタルパーツを加工してつかう予定です。

 

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