ミニダックス(8)キャブを組む
2019年最後の工作として、放置中のミニダックスのキャブを組んでみました。
折り曲げた内板に外板を貼る、珊瑚模型方式の設計ですが、私は外板裏面をはんだメッキしておいて、バーナーで炙り付けしましたので、熱で外板が反って密着させるのにすこし手こずりました。やはり外板を折り曲げて内板を貼る設計の方がよいと思います。
キャブ屋根の前後板は、真鍮線で連結する構造ですが、寸法を出すのがすこし厄介です。またエッチングの孔に0.5φを差し込むとスカスカなので、0.6φを圧入しました。これは一体型で折り曲げると寸法が出る方がよいです。エッチングのキットとしてはやや?ですが自作するときにはよい作り方なので、このアイデアいただきます。またこの前後板エッチングでセンターラインが入っているのはよいと思いました。
またランボードも谷折りにするのは万力で挟んでもうまく出来そうにないので、切り離して半田付けしました。取付腕の部分は折り曲げました。
シリンダー中心間隔は18mmで設計されているようですが、アウトサイドフレームに改造するので、3mm拡げるつもりです。そのためシリンダーパーツは糸ノコで切り刻みました。
トーマさんやアルモデルさんの設計に比べると少しイケてないなという印象です。
それから外側クランクの半径を2mmにしたのですが、クロスヘッドの動きが大きくなりすぎるようです。もう少し小さい半径に作り直そうかどうか検討中です。
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