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切断機用材料送り機

遠藤器械製の切断機につける材料送り機は、以前旋盤の複式刃物台を改造して自作したものを使っていました。
ところがddx40aさんが頒布された切断機用テーブルを装着するとそのままでは使えません。
テーブルをいちいち取り外すのも面倒なので、安価な中国製のクロステーブルを使って、あのテーブルを装着したまま使える材料送り機を作ってみました。

クロステーブルの台座を1mmアルミ板に接着し、この取付板をクランプでテーブルに固定します。
T形の取付板を上テーブルのアリ溝に角ナットとネジで固定しています。
テーブルの可動範囲は40mm弱で、これでは材料の寸法どり範囲が狭いので、T形の取付板をスライドさせてネジで固定して材料板の無駄がでないようにしました。
T形の取付板と切断する材料は、両面テープで固定しています。普通の事務用の両面テープです。工業用の強力テープではありません。
なおT形の取付板はあまり剛性がないので、切断するときは材料板を手で押さえる必要があります。
精度は薄板の帯板を切り出すのであれば、以前作った複式刃物台利用の送り機と遜色ないようです。

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