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エポキシ接着剤の除去

ミニダックスの煙室とサイドタンクを接着するとき、不覚にも接着剤がはみ出して、リベットの上に付着してしまいました。
こういう接着剤作業は夜寝る前にすることが多いので、目が見えてないことが多いです。翌朝固まった状態をみて??となるわけですが、エポキシを削り取るわけにもいかず頭を抱えてしまいました。
以前Uさんの被災機関車をお預かりして修復した時 エポキシで固めたミクロウェイトを除去するのに オレンジオイル系の剥離剤が有用だったのを思い出しました。

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除去後の画像です。煙室後部サイドタンクとの接合部のリベットの一部が埋まっていました。剥離剤をティッシュペーパーの小片にたっぷりつけて、その部分に置いて1時間ぐらい経ってから、擦るときれいに除去できました。
今回使用したのは、トレトレビアンという商品です。

 こういった剥離剤を使うとエポキシで組んだホワイトメタルキットもばらせるようです。

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車載型スピードメーター

調子良く走るようになったので、車載型スピードメーターの配線図とプログラム(スケッチ) esp_speedmeter_1.inoを公開します。

なおこのプログラムはmgo-tecさんのServer-Sent Eventのスケッチを参考にさせていただきました。

スマホやタブレットには、ソフトをインストールする必要はなく、ブラウザーで最初OLEDに表示されたアドレスに、ルーターを介してアクセスすれば速度表示されます。このモジュールに搭載されているマイコン自体が、データーサーバーになっています。直接スマホと車載のwifiチップで通信できればよいのですが、現在のプログラムではルーターを介して通信する必要があります。

 

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IO4についているスイッチは、スピードメーター単体で速度教示させるモードとwifiでスマホなどのブラウザーで速度表示させるモードを切り替えるためです。

プログラム中で、0.423秒=423ms ごとにカウントしている意味がおわかりにくいと思いますが、下記のロジックによるものです。

11.2φの車輪に1回転12カウントのエンコーダーがついています。

100÷(11.2X3.14)X12=34.1

100mmすすむと34カウントすることになるので、1カウントした時100mm=0.1m実物は模型の80倍なので80倍8mの距離の1/34=0.235mを進んだことになります。これを1時間3600秒で進む距離でkmに変換すると0.847kmとなります。0.235X60X60÷1000=0.847

そこで模型車両の実物に換算した時速は1秒間にNカウントされるとN X (1÷0.847) km/hとなります。見方を変えると0.847秒間にカウントした数がそのまま時速となります。

実際走らせてみると約0.8秒ごとでは速度変化がラフなように思われましたので、その半分の0.423秒ごとにカウントした値を2倍して時速として表示しています。

☆2/17追記

使用したマイコンモジュールは、スイッチサイエンスのESPr Developerです

ロータリーエンコーダーは、Pololu社の超小型メタルギアドモーター用磁気式エンコーダです。ただし製品のままでは10.5φ車輪には入りません。11.5φなら大丈夫です。

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Voie Libre 100号が出ました。

フランスで発行されているナローゲージモデル専門誌Voie Libreが100号になりました。
最初はフランス語版だけでしたが、数年前から英語版も出るようになりました。
ちなみにVoie Libreとは自由軌間=ゲージ何でもあり!という意味のようです。
同じナローゲージモデル専門誌でも、米国のN&Sガゼットなどとは記事の傾向がまったく違います。

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今回は100号記念で世界のナローゲージレイアウト特集ということで、日本からは小泉宣夫さんの組合せレイアウトが紹介されています。

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新製品の紹介欄には、トーマモデルのコッペルも掲載されています。

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目盛付き罫引き

米国のマイクロマークのホームページを見ていたら、Metric Precision Tiny T-Ruleという目盛つき罫引きというような道具が新製品として出ていたので購入してみました。

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0.5φの穴が0.25mmずつずらして1mm間隔で空いています。この穴に0.5φのけがき針を入れて罫引きのようにつかいます。
0.5mmのシャープペンシルを使えば紙に平行線が引けます

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ちょっと端のアルミチャンネルが厚くて重すぎるので真鍮角棒で作り直した方がよいかもしれません。

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TMS作品展

現在モデルスイモン渋谷店で、TMS作品展が1/16-22におこなわれました。拙作の7000形も展示されました。私は残念ながら行けませんでしたが、亀坂さんが写真撮って送ってくださいました。

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車載型スピードメーターの試み(4)

7segLEDの代わりに、3.3V駆動が可能なOLED(有機EL)小型ディスプレーを接続して車上に搭載しました。
車両のスピードが、スマホやタブレットのブラウザーと車上のOLEDの両方に同時に表示されます。

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この車載型スピードメーターは、ESPr Developer(ESP-WROOM-2) にAruduino-IDEを使ってプログラムしています。

ブラウザーへの表示は、mgo-tecさんのServer-Sent Eventのスケッチ(プログラム)を参考にしてプログラムしました。

wifi通信を使ってリアルタイム(約0.4秒間隔)で速度表示しています。

起動時にOLED上にサーバーのアドレスを表示します。そのアドレスにブラウザーからアクセスすると速度表示が始まります。

☆1/17追記youtubeの設定にミスがありましたが修正しましたので動画が見えるようになりました。

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車載型スピードメーターの試み(3)

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車載型スピードメーターです。

台車の車輪に磁気式エンコーダーを組込み、車上のESPr Developer(ESP-WROOM-2)回転を検知して、wifi送信しています。

電源は床下に単四電池4本を搭載し、直列で6vを供給しています。

 

実際の列車の速度が、iPhoneのブラウザーで表示されます。
現在のプログラムでは、まだ1割ぐらい誤差がありそうです。
一度イモンの速度測定器を通してどのくらい差があるか見てみたいです。

車上にもI2c接続の7SegLEDを積んで速度表示を考えたのですが、ESP-WROOM-2は3.3V駆動であり、5Vとのレベル変換が必要となるのでペンディングとしました。

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使い慣れた道具

今月の15日で、ウィンドウズ7の延長サポートが終了するので、この正月休みに仕事場のパソコンのOSとMSOfficeの入替しました。ソフトのインストールも大変でしたが、その作業より、実際仕事が始まってからの方が大変です。

やはり手勝手が違うので、同じ作業をするのでも操作を一瞬考えるので手が止まるので、時間が長くかかりストレスになります。

また細かい部分で不具合が多く出るので、自分で書いた部分はプログラムの修正したり、使えなくなった小物プログラムがでるのでその代用となる道具をさがしたり、溜息が出ます。

ただまたこの環境が手に馴染んでしまえば、こういうことは忘れてしまうのでしょう・・

手に馴れていてもデジタル道具は、少なくともネットにつないでいると安心のため更新せざるをえないですが、リアル道具は壊れない限りずっと使い続けられるのがよいとつくづく感じます。

その反面同じことをもっと簡単にできる道具ができていても、そういう道具に気づかずにおなじ道具で同じ作業をつづけて時間を浪費してしまうのかもしれません。

 

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鉄道史料163号がでました

今号は、近藤一郎さんの7010形Cタンクと改造された5100形2Bタンクの記事が載っています。
巻頭の神戸駅・神戸工場の連載記事も興味ぶかいですね。乗降場が屋根付きプラットホームではなく、欧州式の線路全体を覆う建屋だったのははじめて知りました。
巻末には大阪駅の展示会のポスターと内容盛りだくさんです。
雨宮の型録も載っています。

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鉄道資料保存会からいただいた発刊案内の兼ねた年賀状です。
1/15迄の直接注文だと送料サービスで¥2200だそうです。
注文先の鉄道史資料保存会のメールアドレスは、tetsudoshiryou(アットマーク)jewel.ocn.ne.jpです。アットマークは半角の@です。

 

☆1/9追記
神戸の記事のP17の120形の二枚の写真は初めてみました。これ見てたらあまり悩まなかった箇所もいくつかありますが、大体想像したとおりだったので安堵しました。

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猫屋線にマレー投入(6)完成

猫屋線マレー機関車は、濃緑色に塗りました。
艶消しに塗りましたが、ツヤありにしてもよかったかと思います。
番号は3号機にしました。

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今年の正月は,年末に猫増備したのもので、ほとんどはかどりませんでした。

このマレーの仕上げぐらいです。

☆1/6追記

メーカーズプレートは、Katzenlokwerk(猫の機関車工場)とかいうのを作りたかったのですが、原図を書いて発注するのが面倒になり、手持ちのMaffaiのプレートを貼ってしまいました。

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謹賀新年

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。

120形(原型)は未塗装完成となりました。

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ペルポラ1号機も98%?未塗装完成ですが、ガイドヨークがつかなくなって手が止まっています。

TMSコンペに応募した7000形は、今月のTMS作品展に出場するので、まだ手もとに戻ってきていません。

KKC競作の8450は、既製パーツ利用の下回りとテンダーは、カタチになっていますが、他の部分はまだまだです。
うさぎさんにならないように気を引き締めなければ・・・・

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タスマニアCタンクは、テンダー台枠薄く削っただけです。

HOJCは、サンデーリバーのレールカーで参加します。

何とか一両でも競作には間に合わせたいです。

 

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