車載型スピードメーター
調子良く走るようになったので、車載型スピードメーターの配線図とプログラム(スケッチ) esp_speedmeter_1.inoを公開します。
なおこのプログラムは、mgo-tecさんのServer-Sent Eventのスケッチを参考にさせていただきました。
スマホやタブレットには、ソフトをインストールする必要はなく、ブラウザーで最初OLEDに表示されたアドレスに、ルーターを介してアクセスすれば速度表示されます。このモジュールに搭載されているマイコン自体が、データーサーバーになっています。直接スマホと車載のwifiチップで通信できればよいのですが、現在のプログラムではルーターを介して通信する必要があります。
IO4についているスイッチは、スピードメーター単体で速度教示させるモードとwifiでスマホなどのブラウザーで速度表示させるモードを切り替えるためです。
プログラム中で、0.423秒=423ms ごとにカウントしている意味がおわかりにくいと思いますが、下記のロジックによるものです。
11.2φの車輪に1回転12カウントのエンコーダーがついています。
100÷(11.2X3.14)X12=34.1
100mmすすむと34カウントすることになるので、1カウントした時100mm=0.1m実物は模型の80倍なので80倍8mの距離の1/34=0.235mを進んだことになります。これを1時間3600秒で進む距離でkmに変換すると0.847kmとなります。0.235X60X60÷1000=0.847
そこで模型車両の実物に換算した時速は1秒間にNカウントされるとN X (1÷0.847) km/hとなります。見方を変えると0.847秒間にカウントした数がそのまま時速となります。
実際走らせてみると約0.8秒ごとでは速度変化がラフなように思われましたので、その半分の0.423秒ごとにカウントした値を2倍して時速として表示しています。
☆2/17追記
使用したマイコンモジュールは、スイッチサイエンスのESPr Developerです
ロータリーエンコーダーは、Pololu社の超小型メタルギアドモーター用磁気式エンコーダです。ただし製品のままでは10.5φ車輪には入りません。11.5φなら大丈夫です。
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