BEMF モーターの逆起電力を測定する(続)
今度は実車で測定しました。日車20tCタンクをコンさんの走行用ローラーの上で走らせてみました。
モーターは、ミネベアのSH15です。
ライトなどついていないので、だいたいモーター単体とおなじような結果でした。
やはり値がばらつくので、BEMFから速度測定するならなんらかのデジタルフィルターが必要なのかもしれません。あるいは走行音のリズム決めるのなら、この程度ばらついても大丈夫かもしれないですね。
今回の測定用スケッチは、なごでんさんのサウンドキューブのスケッチを参考にさせていただいています。サウンドキューブの走行音のリズムはBEMFからのモーター回転数ではなくコマンドステーションから指示された速度に同期するそうです。これはディーゼルなどで、速度を上げようとするとまず走行音が上がるからという設計思想のようです。確かにトルコン車はそうですね。蒸機の場合は、ブラスト音と速度は同期しますから、対象車種によって速度サウンド同期に対する考え方も違ってくるのは面白いと思いました。
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