米国型のシリンダーのつくりかた
Mogulさんのブログにゆうえんさん方式とか書かれてしまったので、私の米国型蒸機のシリンダーの最近の作り方を書いておきます。
製品だとシリンダーは挽物一体で、シンダーブロックに当たる部分を平面に欠き取ってという構成の製品が多いようです。
自作する場合もそのままの構成でも問題ないですが、シリンダー自体は3ピースで作った方が工作が楽だと思います。
写真は旧作の2850のシリンダーがエコーモデルのパーツのままでは少し細すぎるので、とりあえず作り直しておいたものです。
右が組み立てたものですが、左のように3ピースの構成となっています。前後蓋は真鍮丸棒から挽き出し、胴体はパイプの輪切りです。後蓋はスライドバーも取り付けて走行調整が必要なのではんだづけしますが、前蓋は塗装後接着剤で固定しています。自分は米国型蒸機の前後蓋は真鍮磨き出しにすることも多いので、この方が楽だとおもっています。
OJスクラッチの達人H師匠も3ピースにされるとうかがっております。
シリンダーブロックとの組合せは、シリンダーの当たる部分を平面に削るのではなく、ブロック側をボールエンドミルで削っています。
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