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8450をつくる(13)煙突座をつくる

ボールドウィンの煙突座・スカートは四角なので、他のパーツの流用はきかず、自作することになります。

今回は快削真鍮ではなく、NZさんからいただいた、C4641(ネーバル黄銅)の丸棒から挽き出しました。

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左が今回削り出したパーツ、右は以前作成した裾曲げ治具です

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削り出したパーツを焼き鈍した後、治具にはめて丸棒を当ててプレスします

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リベット穴開け用のジグを作ります。板にクロステーブルの送りで0.5φの孔を開けて煙突の裾のカーブに当てて折り曲げます。

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治具の板をはんだづけして、その孔をガイドに煙突座に孔を開けます。

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最後に0.5φ真鍮線を植え込んで、四角形に整形して、スカートの厚みを薄く削りました。

きれいなパーツができました。
ただしこのパーツ1個作るのに4時間程度かかってしまいました。

これなら5%大きくつくってロストの原型にすればよかったかしれないと思いましたが、後の祭りです。

 

 

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8450をつくる(12)キャブをつくる(2)

キャブを組んでみました。

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実物の屋根の縁取りは複雑な形をしていますが、今回は真鍮板を曲げたもの一枚に簡略化しています。
最初t0.5真鍮板を曲げましたが薄いので、t0.8板で作り直しました。
なお屋根板の材料は非快削板を使っています。

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8450をつくる(11)ボイラーを曲げる

ボイラーは、t0.4の真鍮板(非快削)を丸めました。
煙室は下図のように二枚重ねで内筒が、t0.3の真鍮板(非快削)、外筒はリベットを打ち出したt0.2洋白板を丸めました。ボイラーは快削板より従来の真鍮板の方が弾力があって曲げやすいと思います。

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煙室を二枚重ねにするのは、リベット打ち出しはt0.2の洋白板がきれいにでますが、t0.2の洋白板だけでは少し強度が弱いので二枚重ねにしています。また煙室をボイラー内に突っ込むと、ボイラーに帯板を巻いた場合は段差がつきすぎる(0.6-0.7mm)ので、ボイラー内に内筒を突っ込んで、外筒を重ねると0.4mm前後と段差がちょうどよくなります。

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灰色がt0.2洋白の外筒 黄色がt0.3真鍮の内筒 赤がt0.4真鍮のボイラー
not to scale

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8450をつくる(10)キャブをつくる(1)

キャブは側板は珊瑚の8100用を利用します。キャブ後部の庇が長いので、2mmカットしました。

キャブ前後の妻板は、8450の方が8100より横幅かなり広いので、そのままでは使えません。切り継ぎも検討しましたが、結局新製しました。前妻板は、t0.2洋白板の貼り合わせ、後妻板はt0.4真鍮板から切り出しました。妻板のリベットは打ち出しにすると側板のエッチングのリベットとかなり感じが違ってしまうので、省略することにしました。

後の妻板が、珊瑚のオリジナルです。

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8450をつくる(9)シリンダーブロックをつくる(2)

シリンダーのケーシングをつけました。浮津さんはt0.2の燐銅板つかわれたようですが、私はt0.3の真鍮板(快削ではない普通の板)を現物合わせで曲げてはんだづけしました。煙室サドルは、別パーツで作ります。

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RMMODELSにも記事が載りました

RMMODELS4月号の宮下さんの昭和模型工作室(P150-151)にも、「サウンドボックスのもう一つの遊び方」という記事を載せていただきました。

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DCC同人誌に記事が掲載されました

DesktopStationさんが発行されているDCC同人誌3号に「サウンドボックスをDCCで操作する」という記事を書かせていただきました。

Dccdoujin

こちらからダウンロードできます。

是非ダウンロードしてお読みください。

 

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