« 8450をつくる(21)フロントデッキをつくる | Main | 8450をつくる(23)煙室サドル »

8450をつくる(22)スプラッシャーとランニングボードの関係

実物に比べると模型はフランジが高く、スプラッシャーの直径が大きくなります。また動輪可動式にすると上下動も大きくなり、位置も上方に取り付けることになるので、スプラッシャーがランニングボードに当たります。実物でスプラッシャー上部がランニングボードの上に出ている機種は、模型化するときもランボードを欠き取ってしまえばよいのですが、ランニングボードの下に収まっている機種だと困ってしまいます。安易な解決策はランニングボードとボイラーの高さを嵩上げして当たらないようにすることです。安易な設計のモデルだと実物でスプラッシャー上部がランニングボードの上に出ているのに車高を嵩上げして当たりを逃げてランニングボード加工の工程を簡略化しているものすらあります。本機は何とか0.5mm程度ランニングボードとボイラーの位置をかさ上げして、ランニングボードとスプラッシャー最上部が接するようなカタチで寸法を収めることができました、t0.8のランニングボードの裏面をフライスで削るなど薄くしてスプラッシャーを入れ込めば、スケールどおりの車高にすることも不可能ではありませんが、そこまでの気力がありませんでした。

20200427-22-23-48

|

« 8450をつくる(21)フロントデッキをつくる | Main | 8450をつくる(23)煙室サドル »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



« 8450をつくる(21)フロントデッキをつくる | Main | 8450をつくる(23)煙室サドル »