水煙式発煙装置の試み(1) ペットボトル用超音波加湿器を分解する
最近ちょっと話題になっている水煙式発煙装置を作ってみたくなり、ペットボトル型超音波加湿器を購入して分解してみました。
購入したのは、ペットボトルの先につける水煙=ミスト発生部と超音波振動子のドライブ回路が分離しているタイプです。もちろん中国製でネット通販で送料込みで¥1500でした。
キャップ部分についている超音波振動子はシリコンカバーを入れると20mm直径があります。シリコンカバー外すと16mm径でした。その下がUSBメモリ状のパーツ内部の超音波振動子のドライブ基板です。まだ特性は測定していませんが、ネットで検索してみると40V 100-150kHz程度の交流発生回路のようです。この基板でも8ピンのICで発振して右横の小トランスで昇圧してるのではないかと推測します。タクトスイッチは押す度にオンオフが切り替わるので、このスイッチ回路をうまく制御すると水煙の断続ができそうです。
とは言っても超音波振動子の直径が20mmあり、ネット上の情報では細い煙突では内部で結露して煙がでなくなるので、ボイラーが細くて煙突の長い中小型機に組込は無理のようです。当社工場資材庫のストック車両では、9600がボイラー内径が20mmあり煙突も短くて太いのでなんとか組み込めるかな?と思って検討中です。
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