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8450をつくる(50)テンダー一軸台車

テンダーの一軸台車の車輪の支持は、0.5φ燐青銅線からつくったバネで押さえる簡単な構造としました。

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テンダーはドローバーピンと後部台車左右二点での三点支持となります。

テンダー前部の荷重はドローバーピンを介して、機関車本体にかかります。

 

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8450をつくる(49)テンダーにディテール追加

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テンダー後部二軸台車に、別パーツとなっているブレーキシューをつけました。銀ロー付けはおこなわず、高強度の銀入りハンダでつけました。16.5mmゲージでガニ股なので、台車が横にはみ出し気味になるのは致し方ないところです。
一軸台車は軸孔をエンドミルで加工して、約1mm上下動するようにしています。テンダーの荷重をエンジンにかけようかどうか迷っています。荷重をかけるなら、線バネで押さえますし、かけないなら中央を一点で支持して、テンダーを三点支持にするつもりです。
テンダー上面の道具箱は珊瑚のロストパーツです。

 

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汽笛とブラスト音の同期について

動輪の回転が目で見えるくらいの低速では、動輪の回転とブラスト音が同期しないと興ざめです。しかしある程度スピードが出るとスピードにだいたい比例して音が出ていれば、完全に比例しなくてもよいしむしろ高速になると完全に同期すると煩いように感じます。またそうなるのはスケールスピードを大幅に超過しているわけですが・・ 少し間引いてやった方が感じがよいとも思います。

PFM/SL1システムでは、動輪のコンタクトで機械的に回転数検出しているので、完全同期なのですが、DCCサウンドデコーダーなどのモーター回転数検知回路を使ったシステムでは、どうなっているのか興味があります。回転数検出のベースになっているモーターの逆起電力と回転数が正比例するのか?という疑問もあります。

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汽笛の合成

またサウンドシステムをボツボツ触っています。

シンセサイザーの合成音?の汽笛をいれたメロディーICも売っているので買ってみましたが、やはり音はイマイチです。

実物の汽笛のサンプリング音を使った方がよいと思いますが、そのままでは任意の長さで鳴らすことはできません。

ESUのサウンドデコーダーは、汽笛を鳴りはじめと中間と鳴り終わりの3つのファイルに切りわけて、中間部の音をループ再生して任意の時間鳴らせる仕掛けのようです。

これはDesktopstationさんのブログの解説がわかりやすいです。

mp3プレーヤーで同じようなことができるのかもしれません。

とはいってもESUのDCCサウンドデコーダーのサウンドプログラミングシステムはかなり完成度が高いようで、遊んでみたくなりました。

 

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8450をつくる(48)先台車復元装置

先台車の復元と線路への圧着は線バネで簡単にすませました。

シリンダー中心の上回り取付ねじを避けるため バネは途中をΩ形に曲げてありますが、左右とも同じように復元します。

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今上回りのディテールで迷っているのは、ボイラーに洗口栓を追加するかどうかです。

追加

なお先台車の復元バネをΩ型に曲げるのは、自分の2850形で15年以上前に作っています。私オリジナルのアイデアではないので、TMSなどの模型雑誌でみたのだと思いますが、オリジナルの出典はよくわかりません。

 

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8450をつくる(47)ディテール追加

前部の真空ブレーキホースは珊瑚模型のロストパーツを加工しました。上端は銀入りハンダで固定しました。

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実物は真空ブレーキ管はシリンダーの上を跨いで、ランボードの下を後方へ続いていますが、そのまま模型化するとシリンダーが上に抜けなくなるので、デッキ後端で切りました。

ブレーキ管垂直部のの支えは、実物どおりの形では強度が保たないと思ったので、少し形を変えました。

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8/18 写真追加

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テンダー後面は真空ブレーキホースのパーツをそのままつけました。

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キャブ下が抜けていたので、薄板でカバーしました。

 

 

 

未塗装完成が見えてきましたが、「なかなか進まんな・・・」状態に陥っています。

 

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8450をつくる(46)キャブ下ディテール

キャブ下ディテールを追加しました。
なお床板のキャブ内で左右をつないでいた部分は切除しました。
キャブ下のステップは、そのまま踏み板をハンダ付けしただけでは、破損しやすいので先端をバイスで挟んで潰して帯板状にしてからL字型に折り曲げて、踏み板をはんだづけしました。少し不○工ですが、強度は十分だと思います。
真空ブレーキの配管は下端に短い円柱状のパーツがつきますが、これは水抜き器でしょうか? この部分は快削材から旋盤で挽き出して、中心に穴を開けて1.0φの真鍮線と組み合わせました。一体に挽き出すと快削材は折れやすいので、パイプ部分は真鍮線にしました。実物では途中で、テンダーにいく真空ブレーキ管が分岐していますが。そのままつくっても強度的に保たないので省略しました。

またこの機関車は真空ブレーキ用のエジェクターは持っていますが、機関車自体は蒸気ブレーキ制動のようで、真空ブレーキは牽引する客貨車のためのものらしいです。したがって機関車本体には真空ブレーキシリンダーはついていません。

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インジェクターの給水管は、ちょっと問題があって、未取付けです。

 

 

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8450をつくる(45)ブレーキ装置(続)

キャブ下の蒸気ブレーキと動輪押さえ板のブレーキロッドを追加しました。蒸気ブレーキは本体を丸棒から旋盤で挽き出したものと、エコーモデルのハンドブレーキテコのロストパーツを加工して組合せました。

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本来ならキャブからの手ブレーキ引棒とそのクランクがあるはずですが、よくわからないのと、ゴチャゴチャするので今回は省略して、蒸気ブレーキのクランクだけつけました。

以前にも書いたように、実物のブレーキロッドは中央1本だと思いますが、模型ではギアボックや取り付けねじが支障するので、左右2本としそれらしく作ってあり、実物とは違っています。また第一動輪前のブレーキは省略しましたが、ロッドがないと側面からみた時シルエット締まらないので、ロッドのみ前方に延長しています。

※8/14 全体写真を追加

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8450をつくる(44)発電機

煙突の前の発電機は、適当なパーツがなかったので自作しました。ただし前照灯と発電機の図面はないようなので、写真からバランスをみて寸法を割り出して作りました。

ヘッドライトはSゲージ用のパーツを使ったため、スケールより1割ぐらい大きいので、発電機も少し大きめにつくりました。タービンは真鍮丸棒から旋盤で挽き出し、発電機は真鍮板と角材から加工しました。

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前にも書いたように煙突のキャップが少し小さく感じます。形も気に入らないので、少し大きめに挽き直そうと思います。

☆8/11 写真を差し替えました。前照灯はまだ固定していないので、少し位置がズレています。

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8450をつくる(43)PSCのヘッドライト

米国PSC(Precision Scale Company)社からロストパーツが届きました。

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左端と右から2個目が今回発注したSスケールのパーツ1942と1943です。右端が同じタイプのHO用のパーツです。

煙室扉についているのが、珊瑚の5900用です。PSCのロストパーツのライトケーシングの直径が15%ぐらい大きいようです。

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8450の煙室上においてみましたが、やはり少し大きめですね。とはいっても実物の写真ではかなり大きな印象をうけますし、排気筒のてっぺんも煙突より高いように見えます。少し台座やサイドを削って小さくすれば使えそうです。

煙突キャップが小さめになっているので、バランスが悪いようです。また下半分のカーブはよいのですが、上半分が薄くボールドウィンというよりは英国のダブスみたいなカーブになっています。もう一度大きめに作り治そうと思います。

またこういった車両の特徴となっているディテールパーツは少し大きめに作ったほうが、写真より似顔絵的になって感じがよくなる場合も多いと思いますが、大きめのディテールパーツばかりだと天こ盛り状態で食傷気味となり煩くなってしまうので、匙加減が難しいです。

8/2 追記 

台座部分など小さく削り治したらなんとか使えそうな感じになりました。

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発電機は既製のロストパーツに適当なものがないので自作せざるをえないようです。

 

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