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模型体力

同じクラブのUYさんに教えていただいたミリタリーモデル系の雑誌の対談記事に「模型体力」という言葉が出ていました。模型を作るための気力と体力という意味のようです。
若いときは模型体力があるので、真面目にきっちり試行錯誤しながら作っているが、中高年になると模型体力が落ちてしまうが、工作の要領や手の抜き方を体得しているのでそれなりに模型が作れるということのようです。その記事の中では若い世代と同じような作り込みをしようとすると負けてしまうので、考えて作らないと若い世代の作品に見劣りしないようなものはできないという話になっていました。

自分や同世代の友人はもう後者の世代に入っているので、若いときは徹夜してでも模型をがむしゃらに作っていたがもうそういうことはできないなということになりました。

そういえば昨年のJAMでもS君が初日に私のナローマレーの模型をみてその夜から工作に着手して、最終日の3日目にはカタチになって持ってきていましたね。2ヶ月後の軽便祭では塗装まで完了していたのには驚きました。自分にもそういう時代があったのだと懐かしく思いました。

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Comments

これは如実に感じますね。
でも、出来なくてもやりたい事を次々と思いつける間は大丈夫かなと思っていましたがいましたが、それも危ないです。
情報集めて、資料揃えて、材料集めて、作図どころかスケッチ段階で気力が続かず一旦休憩がいつしか放置の永久休止になりつつある状態で別のやりたい事をおもいついて……の繰り返し。
どんどんと罪庫物件が増殖して収集がつかなくなっています。
それでも好奇心の赴くまま手を付けていろいろ調べたり勉強したりして知らなかったこと自分にとって新しいことを発見したり学んだりする楽しみは、その速度や量は比較にならないくらいちいさいのかもしれませんが、若い頃より大きくなった気もします。

Posted by: sktrokaru | September 06, 2020 01:32 PM

自分も模型体力がないのに、やりたいことが多くて困ってしまいます。うちの罪庫の山ですが、もうこれらを全部組もうとは考えなくなりました。
私も模型を完成することより、 sktrokaru さんのようにその過程でそれにまつわることを知る楽しみの方が価値があると考えるようになりました。
とはいっても、その集めた情報をどういう形で伝えていくかは課題ですね。備忘録を兼ねたこのブログに書くのが精一杯です。

Posted by: ゆうえんこうじ | September 08, 2020 02:06 PM

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