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8450(55) ボイラージャケットの色

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今回は以前から一度やってみたかった、ロシアンアイアン風にボイラーを青く塗ってみました。
まだ主要部分を塗っただけで、細かい色入れはこれからです。
とれいん誌258号(1996年6月号)P.62に掲載された黒岩保美さんの8550のイラストのような塗りにしようと思います。
ロシアンアイアンというのは、塗装ではなく 鉄板に化学薬品を塗って熱処理したものだそうです。メタリックな青色といわれていますが、いろいろな色味があるようです。今回はタミヤのメタリックブルーを塗ってみました。最初はアサヒペンのメタリックブルーを塗ろうかと思ったのですが、テストで金属板に吹いてみると 粒子が粗くイマイチだったので、こちらにしました。
なお日本に輸入された機関車で、ロシアンアイアンのボイラージャケットの機関車があったかどうかはわかりません。
もし輸入されていても日本のような、高温多湿の気候ではすぐ錆びてしまうので、黒くぬられてしまったのではないかと思います。特に山陽鉄道のような海岸に沿った路線が多く、潮風の吹き付ける鉄道では保守できなかっただろうと思います。とはいっても、モデルの世界では自由に色を塗って楽しみたいと思います。

写真追加(11/17)

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Comments

いつもながらセンスの良い作品ですね。素敵です。私はOゲージブリタニアを中断して、Hoj東武63号機を改造して6200型原型を作り始めましたが、色は無難に黒かな?

Posted by: 櫻井成道 | November 13, 2020 10:03 AM

櫻井さま コメントありがとうございます。

自分は昔トビーの6200は濃紺に塗りました。
もう一両未塗装が残っているので、これも塗りたいのですが、英国型の透明感のある濃青にぬろうかと思っています。
英国型の空の青色を反射したような色が理想ですが、なかなかそういう色には塗れません。

Posted by: ゆうえん・こうじ | November 14, 2020 12:19 AM

おっ、ロシアンアイアン仕上げですね。
いまさらかも知れませんが、ボイラーバンドだけ別の色で仕上げるともっと実感的かも。
というのも、ゆうえんさんも書かれているように、ボイラーのクラッディングにロシアンアイアンの板はもともと色が付いてます。で、それを止めるバンドはそうした加工はされていない板を使うことが普通なので、バンドだけ色違いなんですよね。
記念写真などに写ってる奴は、おめかしして金色になってますが、普通はそんなことをしてませんから黒か灰色あたりだったのでしょう。
この辺が塗装仕上げと、色付きの板を使うのとの違うところで、白黒写真からロシアンアイアンかどうかを見る時 (レストアする際にもとの色を知りたいとかの需要がある) の、最初のチェックポイントなようです。

Posted by: 稲葉 清高 | December 03, 2020 11:20 PM

ボイラーバンドは、金属帯の上に金色のテープを貼るつもりです。7000形で使ったネイルアート用の金色テープです。
真鍮地肌磨きだしにしてクリアラッカーでコーティングしてもも数年でくすんだ飴色になってしまうので、テープの方が厚くはなってしまいますが、経年変化したら張り替えもきくので良いかと思っています。
テープ貼るなら最初から帯板のボイラーバンドを巻かなくてもよいかとも思いますが、なかなかそこまでは割り切れません。

Posted by: ゆうえんこうじ | December 04, 2020 09:05 AM

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