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素材の通販について

これだけ画面上でポチるだけで、何でも自宅に届く時代になっても、困るのが工作素材の通販です。

先日も2mmの快削真鍮棒が欲しくて、ググってみるとM太郎で、1mのものが¥198円で売っているのですが、基本送料¥500に加えて特別送料が¥500かかるそうで、送料が¥1000もかかってしまうことになります。ご存じのように¥3500以上買えば基本送料はタダになるのですが、それでも品物の値段の数倍の送料を払うのには抵抗があります。またM太郎では異径の丸棒を組み合わせて買っても、注文コードが違えばそれごとに¥500かかるそうです。同じ直径の棒を何メーターも要らないので、M太郎で買うのは止めました。なおM太郎の価格は一般消費者向けではなく業者向けなので税別表記です。

ところが最近素材や工具も手広く扱うようになったヨドバシカメラに注文すると送料無料でした。

また真鍮板でも定尺モノを買うと確かに面積単価は安くなりますが、そのままだと梱包料が高いし、宅配便のサイズを超えるのでトラック便扱いとなり、送料も高いし、配達日時指定もできないので、結局高いものについてしまいます。鉄道模型ではどうせ小さい板に切断して使うので、定尺板頼むなら有料でもカットして、宅配便で送れるサイズにして梱包して送ってくれる業者を探すのがよいと思います。また365mm幅の板を切れる切断機持っていれば、細切れにするのは簡単ですが、それがないと大変な作業だと思います。

あと業者によっては素材表面の傷に対する認識が違うので、これも注意が必要です。M太郎で金属の棒材や角材買うと小単位で買えて安いのですが、表面に傷がついていることが多いので、旋盤などで削って皮を剥いて使う分には問題ないのですが、そのまま表面加工せずに使うつもりだと、使えないということになってしまいます。

鉄道模型店で真鍮板などの素材買うと表面に傷がつかないように梱包してあるので、面積単価は高くて安心ではあります。とはいっても素材扱っている模型店も少なくなってしまいました。

まあ目的と必要量に応じて、模型店やホームセンター、通販業者を使い分ければいいのでしょうが、それを調べるのもなかなか時間を喰う作業なので手間ですね。

 

 

 

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Comments

 私も同じように感じています。
丸棒は比較的近い場所に業者があるので、メール注文し送料掛けても電車乗って自力で取りにいっても変わらないので気になっていません。
私の場合はφ3が際細で、0.6mmを削るときもこれを使うので、なんだか効率が悪いですが、なれてしまいました。
歩いて10分のDIYショップで在庫があるときにまとめて買うようにしています。
以前は東急ハンズで在庫がありましたが、最近は見かけなくなりました。
 真鍮板の快削は困りますね。
定尺を注文するのは迷います。裁断するのが大変。
 当分は工作環境がないので工作することもなく、困ることはないのですが。早く工作の環境取戻すのが課題です。

Posted by: みつる | July 21, 2021 07:55 AM

みつるさま コメントありがとうございます。

ホームセンターや通販サイトの一部で困るのが、真鍮棒が快削材なのか非快削材なのか表示されていないことです。太い棒はまず快削材ですが、5mm以下ぐらいだと両方あるようですし、ホームセンターだと店員に聞いてもよくわからないので困ります。
M太郎でもパイプの外径は表示されていても、肉厚や内径は表示されていないので、問いあわせても数日かかったこともあります。
M太郎も素材系は、自社で加工せず仕入れて販売するだけかメーカー直送なので、商品の状態を完全に把握はできていないようですね。仕入れのバイヤーが素人なのかと思ってしまいます。一般消費者相手ではなく、業者相手のネットショップというわりにはお粗末だと思います。

Posted by: ゆうえんこうじ | July 24, 2021 03:16 PM

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