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車輪の黒メッキ剥がし

最近は車輪は黒メッキが主流になってきたようですが、私はやはり模型の車輪タイヤは銀色に光らせたいと思います。これは個人的な好みです。というわけで、黒メッキが剥がせるかどうか試してみました。

黒メッキは酸で溶けるときいたことがあるので、10%塩酸=サンポールやリン酸の工業用錆落とし液などを試みましたが、黒メッキ被膜はびくともしませんでした。ネットでみるとプロは硫酸や硝酸をつかうようです。

今回試みたのは、日昇工業のB6用15.5φ動輪です。日昇工業さんに聞くとこの製品は、洋白タイヤに黒メッキがしてあるそうです。酸で剥離するとタイヤ表面が荒れるので、研磨して落してた方がよいというアドバイスをもらいました。あまり強い研磨材を使うとタイヤが減ってもいけないので、今回はしょうなんでんしゃのブログで紹介されていた ステンレス用の研磨剤付き研磨布で磨いてみました。1個の片側をこの研磨布で手で磨いてみました。

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左が研磨後、右は研磨していないものです。

何とかキレイにタイヤ表面の黒メッキを落とせました。

タイヤは金属磨き剤で磨いた洋白の食器のようにピカピカになりました。

なお黒ニッケルメッキするときは、工業製品なら一旦ふつうの銀色のニッケルメッキをかけて、その上から黒ニッケルメッキを薄くかけて、色合いを調整するそうです。先日まで知りませんでした。メッキ工房使うときもその方法でやった方が、キレイに黒メッキできるようにおもいました。
模型の車輪は、素材が洋白ならキレイに研磨で黒メッキを落とせるようですが、真鍮に銀色のニッケルメッキをかけて、その上に黒メッキをかけてある製品の方が多いようなので、研磨して剥がすときは下の真鍮地肌を出さないように注意が必要だと思います。imonの黒メッキ車輪はすべて洋白製とのことですが、他社製の車輪はわかりません。

 

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