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スイス型Cタンクの整備

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週末のHOJの運転会に持っていく車両を選んでいたら、この機関車をもう5年以上走らせていないのに気がつきました。

引っ張り出してきて、線路に乗せてスイッチオンでは動きませんでしたが、分解清掃注油してやると機嫌良く走り始めました。

スイス型の自由形Cタンクです。プロトタイプはスイスのBlonay-Chamby鉄道に保存されているG3/3 BAM鉄道の機関車です。プロトタイプはアウトサイドフレームですが、インサイドフレームにしています。メーターゲージなので、1/87 12mm HOm で模型化しています。

TMS765号(2007年4月号)に記事が掲載されています。P80-P83

運転会に持参して、虫干し運転さえていただこうと思っています。

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サンデーリバータイプ レールカー(続)

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サンデーリバータイプののレイルバスを仕上げました。荷物車には集電車輪を入れてありますが、KATOの小型車両用動力ユニットを使ったためか、2軸集電でも結構よく走るので、全軸集電は止めました。

客室側扉のドアノブを磨き出しました。今回は上下は接着剤止めで手抜き工事です。本体の屋根はキットオリジナルの爪止めは止めて、両面テープで固定しました。

これでHOJCのお題「気動車」はクリアしました。

詳細はこちらをご覧ください
http://kotenki.cocolog-nifty.com/loco/2009/10/post-1ecd.html
http://kotenki.cocolog-nifty.com/loco/2021/07/post-2cd781.html

荷物車付けたこともありますが、簡単なキットに 着工以来完成まで12年かかっており、汗顔の至りです

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フリーランス・モーガル(18)キャブ下のディテール

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キャブ下がスカスカですので、薄板で塞いでブレーキシリンダーをつけました。シリンダーは自作の挽物、ブレーキテコはエコーモデルのロストパーツです。インジェクターはキャブ内にあるという想定なので、インジェクターの給水管と溢水管をつけました。これでキャブ下が落ちつきました。

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インジェクターの配管は、モーターが小さくなったので、モーター取付板にハンダ付けするという大インチキです。
フロントデッキに、先台車のバネ座をつけました。

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最初は、B型のままの予定だったので、コンさんに倣って、フレームに嵌め込む床板の取り付け座を真鍮角材から削って作っていましたが、C型に改造したのでお蔵入りになっていました。第二動輪の車軸が当たる部位をフライスで削って、嵌め込んで使用することにしました。

 

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フリーランス・モーガル(17)ブレーキシリンダー

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キャブ下がスカスカなので、ブレーキシリンダーをつけることにしました。蒸気ブレーキ用シリンダーなら1/80では直径が3mm強ですが、模型としては細すぎるので、直径4mm長さが5mmとしたら模型としてバランスがよくなりそうです。こういう大きさの適当なパーツがなかったので、自分で旋盤で挽きました。実物からみると中途半端な寸法なのですが、模型としてみると感じがよい大きさです。

この機関車では先輪も実物の大きさにこだわると大きすぎてバランスが悪くなり、小さめにしたらバランスがとれました。フリーランスでは初っ端からプロトタイプの実物寸法無視というのもよくないとは思いますが、実物寸法に拘り過ぎても模型としてのバランスが悪くなりますので、難しいところです。

 



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西大寺風ミキストをつくる(9)杉山模型のアーチバー台車

客車とワフのボギー台車ですが、中村のスパルタンシリーズ用のアーチバーを付けていましたが、あまりにも板バネが立派過ぎて不似合いでした。実物はコイルバネです。ヤフオクで、杉山模型アーチバー台車というのが出ていたので、落札してみました。

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一応HO/On30用との表記がありますが、そのままでは台車幅が広すぎて16.5mmの車輪がはまりません。おそらくOn3用のパーツだったのではないかと思います。マクラバリの唐竹割りで幅縮小も考えましたが、スパイクモデルのDT32用マクラバリと真鍮製ブッシュの組み合わせで、うまく車輪がはまるのでその組合せしました。

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ただそのままでは台車が回って車輪がはずれてしまいます。オリジナルのマクラバリには、回転防止のための突起が取付穴の上にプレスで押し出されていました。そこでスパイクモデルのDT32用マクラバリに回り止め用のφ0.8真鍮線のピンを植え込みました。また真鍮ブッシュとピンが当たるので、その部分はヤスリで切り欠きました。

マクラバリは黒メッキされていますが、ステンレス用フラックスを使うと普通にはんだが流れました。

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客車に付けるとやや大振りですが、よしとします

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ガーラットを分解する

約10年間未塗装完成放置状態だった 杉山模型改造のガーラットを塗装しようと思い分解しました。20211010-18-41-16

分解で頭を悩ませたのはクロスヘッドとメインロッドの外し方です。
クロスヘッドをガイドヨーク側に一杯に引っぱると、ピストンロッドがシリンダー後蓋から外れます。そこでメインロッドを台枠側にこじると、クロスヘッドはH型ではないのでクロスヘッドがスライドバーから外れました。シリンダーは台枠に固定されているし、この外し方がわからなくて10年放置していたのです。いささか言い訳がましいですね。


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何色に塗るかというのもまだ決めかねています。実物風より保存鉄道にでも引きとられて、キレイに磨き上げられた感じに仕上げたいと思います。ボイラーは赤か緑の艶ありに塗ろうと思っていますが、もう少し考えてみます。前後台車の水タンクも黒ではつまらないように思います。

このガーラットの製作記スレッドは下記のとおり

http://kotenki.cocolog-nifty.com/loco/cat24335479/index.html

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車輪の黒メッキ剥がし

最近は車輪は黒メッキが主流になってきたようですが、私はやはり模型の車輪タイヤは銀色に光らせたいと思います。これは個人的な好みです。というわけで、黒メッキが剥がせるかどうか試してみました。

黒メッキは酸で溶けるときいたことがあるので、10%塩酸=サンポールやリン酸の工業用錆落とし液などを試みましたが、黒メッキ被膜はびくともしませんでした。ネットでみるとプロは硫酸や硝酸をつかうようです。

今回試みたのは、日昇工業のB6用15.5φ動輪です。日昇工業さんに聞くとこの製品は、洋白タイヤに黒メッキがしてあるそうです。酸で剥離するとタイヤ表面が荒れるので、研磨して落してた方がよいというアドバイスをもらいました。あまり強い研磨材を使うとタイヤが減ってもいけないので、今回はしょうなんでんしゃのブログで紹介されていた ステンレス用の研磨剤付き研磨布で磨いてみました。1個の片側をこの研磨布で手で磨いてみました。

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左が研磨後、右は研磨していないものです。

何とかキレイにタイヤ表面の黒メッキを落とせました。

タイヤは金属磨き剤で磨いた洋白の食器のようにピカピカになりました。

なお黒ニッケルメッキするときは、工業製品なら一旦ふつうの銀色のニッケルメッキをかけて、その上から黒ニッケルメッキを薄くかけて、色合いを調整するそうです。先日まで知りませんでした。メッキ工房使うときもその方法でやった方が、キレイに黒メッキできるようにおもいました。
模型の車輪は、素材が洋白ならキレイに研磨で黒メッキを落とせるようですが、真鍮に銀色のニッケルメッキをかけて、その上に黒メッキをかけてある製品の方が多いようなので、研磨して剥がすときは下の真鍮地肌を出さないように注意が必要だと思います。imonの黒メッキ車輪はすべて洋白製とのことですが、他社製の車輪はわかりません。

 

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