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マン島のタンク機関車(4) ランボードを削る

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動輪をフレームに取り付けてみると、やはりロッドやピンがランボードに当たります。

最初は当たりそうな最小限の部分だけ切り取ったり、ルーターで削っていたのですが、結局ランボードがダイキャスト製で厚く、サイドロッドに当たるので、大きく切り抜かざを得ませんでした。これなら最初から大きく切り取った方がよく、遠回りをして時間の浪費をしてしまいました。

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最初はこのくらいで済むかと思いましたが、結局回り道をしてしまいました。

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モーターはトーマモデルワークスのφ7mmのコアレスです。見かけに似合わず低速からトルクがあります。前作のコッペルで好調だったので今回も使うことにしました。

先台車は元製品のプラ製の主台枠と一緒になったパーツから切り出して使いました。中心ピンとおぼしき部分から先台車車軸中心までは15mmですが、例の公式で計算すると18.5mmになるので、別の位置に中心ピン孔を開けました。

メインロッドとクロスヘッドはこれから作ります。

 

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日昇のコンコッペをつくる(補追2)キャブの長円形窓

この日昇工業のキットのキャブの前後窓は、周囲が一段エッチングで凹んだ形で表現されています。
実物はガラスの周りに長円形の窓枠がついていて上下に取り付け回転金具がありそれを中心に回転します。
コンさんのナローのキットはこの回転窓が表現されていましたね。
このキットもどうしようか迷ったのですが、結局追加改造せずにそのまま塗ってしまいました。
ただ窓枠が同色ではおかしいので、磨き出してみたらそれらしい雰囲気になりましたのでこれでヨシとします。

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009 ダブルフェアリーが届きました

英国の模型店に発注した009(1/76 9mm)ダブルフェアリーが届きました。

KATO/PECOから一年ぐらい前から発売予告されていましたが、どういうわけかバックマンから突然発売されました。

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今回は3バージョンが発売されていますが、私は緑色の近年のタイプを選びました。

走行は非常にスムースです、2.5-3Vぐらいからゆっくり走り出します

またZimoのDCCサウンドデコーダー搭載済バージョンも発売されていますが、私の009の他のロコにはDCCサウンド積んでいないのと懐具合からサウンドなしバージョンにしました。なおこの製品もnext18コネクタのdccサウンドデコーダーの搭載は可能な仕様となっています。

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PECOのダブルボギー客車をつないでみましたが、このロコはかなり小さいです。

2月にKATOからPrinceが発売されるようなので、それも購入すれば気分はウェールズ・ポーツマドックですね

そういえばバックウッズのLindaのキットも罪庫してました。

Festiniog鉄道のダブルフェアリーについてはこの本が詳しいです。

Fairlie Locomotives of North Wales 

ISBN-10 ‏ : ‎ 090184814X

ISBN-13 ‏ : ‎ 978-0901848147

☆2022/1/9追記

この本、現在Festiniog鉄道のオンラインショップで、£24(約3800円)でセール中のようです。とはいっても送料が¥1000-2000ぐらいかかると思います。

https://festrail.mybigcommerce.com/fairlie-locomotives-of-north-wales/

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マン島のタンク機関車(3) 動輪を改軌する

動輪は、日昇工業のB6用φ15.5動輪を改軌して使うことにしました。これは動輪の厚さが2.2mmとHO/16番には薄くて使えないということで、Mgさんからいただいたものです。OOn3の規格はよくわかりませんが、12mmのHOJC暫定規格には該当するようなので使うことにしました。

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車軸を抜いて、12mm用の車軸に打ち替えます。車軸はステンレス製の平行ピンφ2.5 15mm長を利用しました。両端が面取りしてあるので使いやすいです。両軸端には旋盤でφ0.5のセンター穴を開けておきました。ウォームギアはナローガレージのm0.3 24:1 です。ギアの孔がφ3.0なので、外径3.0内径2.5のパイプを旋盤で挽き出して挿入しました。

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動輪の位相合わせはコンさんの配布されたジグを使いました。本来16.5mmゲージ用ですが、中間のスペーサーを自作して12mm用に組み替えました。実際の使用方法はこちらをご覧ください。

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マン島のタンク機関車(2)

数年来の懸案であった Oxford製マン島2-4-0タンク機関車の動力化に着手しました。

このモデルは、OOn3 (1/76 12mmゲージ)ですが、残念ながらミニカー仕様で動きません。

下回りの構造の詳細は以前の記事をご参照ください

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 ネットで検索すると、英国で他社から発売されていた同型の機関車のエッチングキットの下回りを使って動力された作例はあるようです。下回りはプラフレームと回転はできるがクランクもついていない動輪なので、そのまま使えません。真鍮板からフレームを作り、動輪も他の15.5φ動輪を使って動力化することにしました。

マン島の蒸気機関車の実物の解説は、下記wikiが詳しいです。

https://en.wikipedia.org/wiki/Isle_of_Man_Railway_locomotives

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昨夜は日乃電

昨夜は、ミヤザワBテンダーベースのフリーモーガルピッツバーグ1350形タイプCタンクを持って、神戸・板宿の日乃電にお邪魔して、走らせてきました。また畏友Uさんと汽車トークを楽しみました。

いつもあそこで吞んでしまうと自分の持ち込んだ車両の走行を写真に撮るのを忘れてしまいます。ということでfacebookへの店主さんの投稿ごらんください。

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1350形タイプCタンクは2時間以上好調に走っていましたが、フリーモーガルは最初は好調でしたが、1時間ぐらいで動かなくなりでリタイヤしてしまいました。昨夜帰宅後みたときは原因不明でしたが、今夜帰宅後分解調整したら、結局テンダー内のデコーダーの位置がずれてきて、テンダー内側に当たってショートしていました。デコーダー焼損は免れました。とりあえずマスキングテープを当たる場所に貼って応急処置したら快調に走るようになりました。塗装後にきっちり絶縁処置しようと思っています。


 

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フリーランス・モーガル(23) 機炭間渡し回路

ドローバーにはチャンネルをはんだ付けして、その中を渡し回路の電線を通しました。これで機炭間の電線が見えなくなります。これはBEMOの蒸機からパクったアイデアです。

今回はDCCサウンド搭載なので、モーター用2本、ヘッドライト用2本、機関車アース(右側車輪)用の5本です。今回は機炭同極なのでテンダー側のドローバー受けの絶縁はしていません。なお接触不良を起こしにくいように機関車アースも電線を渡しています。

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ドローバーは黒(ニッケル)メッキしましたが、まず銀色のニッケルメッキしてから黒メッキをかけると綺麗にメッキできました。工業的には真鍮に直接黒メッキするのではなく、先にニッケルメッキしてから黒メッキするのが常道らしいですね。ただこの方法を鉄道模型の車輪におこなうと集電トラブルの原因になるのはご存じのとおりです。

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なおテンダーの内側には全面にマスキングテープを仮に貼って、デコーダーや電線との接触事故を防いでいます。ブラスロコの場合はデコーダーやその配線とボディーを接触ショートさせて、デコーダー昇天させたという事故が多いです。自分も何度か経験しています。その点ではプラ製蒸機の方がDCCデコーダーの搭載は向いているし、楽だと思います。

 

 

 

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