マン島のタンク機関車(3) 動輪を改軌する
動輪は、日昇工業のB6用φ15.5動輪を改軌して使うことにしました。これは動輪の厚さが2.2mmとHO/16番には薄くて使えないということで、Mgさんからいただいたものです。OOn3の規格はよくわかりませんが、12mmのHOJC暫定規格には該当するようなので使うことにしました。
車軸を抜いて、12mm用の車軸に打ち替えます。車軸はステンレス製の平行ピンφ2.5 15mm長を利用しました。両端が面取りしてあるので使いやすいです。両軸端には旋盤でφ0.5のセンター穴を開けておきました。ウォームギアはナローガレージのm0.3 24:1 です。ギアの孔がφ3.0なので、外径3.0内径2.5のパイプを旋盤で挽き出して挿入しました。
動輪の位相合わせはコンさんの配布されたジグを使いました。本来16.5mmゲージ用ですが、中間のスペーサーを自作して12mm用に組み替えました。実際の使用方法はこちらをご覧ください。
Comments
細い車輪もこういう使い方があるんですね。1/76は目に優しいと感じます。
Posted by: Mogul | December 19, 2021 11:08 PM
通常のポイントがある線路の上を走るなら、タイヤの厚みは2.4 mmぐらいが実用上の限度だとわたしは思います。日昇工業のB6用は少し薄いと思いますが、今回はよい使い途が見つかりました。
同じ3フィートナローでも、米国のコロラドのものと、アイルランドや英国北部のものではかなり雰囲気が違います。
1/76は1/80に比べて5%大きいだけですが、かなり違いを感じます。それだけの違いだけではなく、英国型ナローはあまり細かいパイピングなどがついていないのも 目に優しい感じをあたえるのかもしれませんね。
Posted by: ゆうえんこうじ | December 21, 2021 12:49 AM