« Stütztenderlokomotive kkStB79形 | Main | 8550をテンホイラーにすると »

縮尺の物理学 続蒸機を作ろう

KKC今野さん編集の「続蒸機を作ろう」が先週上梓されました。私も一部分執筆させていただいておりますが、なんといってもこの本の中で特筆すべきは、巻頭の谷川さんがかかれた「縮尺の物理学」です。模型を実物のようにそれらしく走らせようと思うとそのまま縮小しただけでは、長さ・面積・質量の関係が変化してしまうので実物のような動きはしない。実物のような動きをさせるためには、模型として特別な仕掛けが必要であるということを解説した論文です。こういった考察はこれまでの模型雑誌にはないものでした。一見むずかしそうですが、高校程度の物理の知識があれば十分理解できると思いますので、若いモデラーには是非読んでいただきたいと思います。20220130-19-50-10

 

|

« Stütztenderlokomotive kkStB79形 | Main | 8550をテンホイラーにすると »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



« Stütztenderlokomotive kkStB79形 | Main | 8550をテンホイラーにすると »