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エッチング板貨車を組む(3) Rail Classic のワをつくる(下)

下回りはフカひれイコライザーを組み込みました。

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軸受車輪を取り外すと構造がよくおわかりいただけると思います。作用ロッドは、φ1.0真鍮線をS字状?に曲げた物で、このロッドの受けはアルモデルのドローバーというエッチングパーツを半分に切って使いました。

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軸受センターをワッシャをいれて、ルーズにネジ止めしています。

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軸受は珊瑚のロスト製古典貨車用軸受けです。
可動化するために取付部を2->1mmに薄くする必要があります。
フライスで削ると材料の銜え代や段取りを考えるのが面倒なので、バイスにくわえて糸鋸で二枚におろしました。

また軸距を44->40mmに短くしたので、側梁のリベットの位置があわなくなりました。ちょうどワフの軸距が40mmなのでワフのパーツを短縮して使いました。ワフの方は車体長が長いのに軸距が短いので、これはすこし伸ばそう思います。側梁のパーツは自作するつもりです。

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三回では終了せず、ディテール追加は続編で書きます。

3/1追加 フカひれイコライザーの動きです

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エッチング板貨車を組む(2) Rail Classic のワをつくる(中)

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半日がかりでなんとか組めました。手すり類のディテールは未装着です
やはり珊瑚系の製品だけあって(失礼)、考えて修正しながら組んだので、十分楽しめました。
すんなり説明書どおり図面どおり組める製品は物足りません。変態化しています。

キットのオリジナルはホイルベースが45 44mmですが、少し長すぎてキニイラナイので、41 40mmに短縮しました。実物のワでもホイルベースはいろいろあるみたいです。

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フカひれイコライザーをいれるので、軸受取付部は改造しました。

作用ロッドや支点はまだつけていません。

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エッチング板貨車を組む(1) Rail Classic のワをつくる(上)

数年前に購入して罪庫していたRail Classic の貨車エッチング板を組んでみようと思いました。
パーツを切り出す前の写真を撮り忘れました。エコーモデルのHPの写真へのリンクをご参照ください

切り出して帯板など貼った状態です。

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帯板はキットのエッチングパーツではなく、t0.4快削真鍮板から切り出した0.9mm幅の帯板を貼りました。

ほぼキットのままですが、台枠のアングルは1x3x1のアングルを使用しました。また端梁にはバッファー用の孔を開けておきました。

 

 

 

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続 8550をテンホイラーにすると

8550のテンホイラー化を目論んで、いろいろ妄想しています。

片野正巳さんのスケールイラストをパソコンの画像ソフトで切り継いで遊んでいると、モーガルの8550とアメリカンの5700も上回りはほぼ同寸法なのに気がつきました。火室部からそのままストレートボイラーにすると8550 テーパーつけて煙室〜全部を細くワゴントップボイラーにすれば5700になるようです。

いろいろ切り継いで遊んでいると5700の主動輪を少し後ににずらして、先台車との間にもう一本動輪を押し込んだスタイルが格好よいとおもえました。テンダーも何とかダブルボギーにできそうです。ただしテンダー下回りは、ちょっと詰め込み気味なので、車輪をφ9.5からφ8.5ぐらいに小さくした方が収まりがよいかもしれません。

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この図は片野正巳さんの「一号機関車からC63まで」のスケールイラストを引用、改変加工したものです。

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米国製の真鍮板から帯板をつくる

門田さんが、facebookに「ヤフオクで買ったアメリカ製の真鍮板で車体の窓抜きをして、屋根を曲げようとしたら硬くてうまく曲がらなかった」と書かれていました。おそらく普通の真鍮板ではなく、快削系の真鍮板だろうと思いました。

ヤフオクをみると同じ出品者から板厚の違うものが複数出品されていましたが、0.25mm(1/10インチ?)厚があったので落札しました。目的はこれで帯板を切り出してみようと思ったのです。以前今野さんから快削真鍮板を頒けていただいたとき、切断機で切ると角のダレがほとんどないので、これで帯板を作ったら面白いだろうと思ったのです。ただ残念ながら今野さんルートで入手できる快削真鍮板は最薄が0.4mmということで、こちらの欲しい0.2-0.3mm厚の帯板の材料にはできませんでした。

今回このt0.25の真鍮板を材料送り機をつけた切断機で切ったら、角のシャープな硬めの腰のある帯板ができました。昔の福原金属製に代わって供給されているKSモデルの帯板は柔らかいですが、今回の帯板は昔の福原製を彷彿させる質感です。もちろん一概に福原製帯板がよいというわけではありませんが、客車のシルヘッダーなど角がシャープでピンと直線に貼るという目的にはこの方が適しています。蒸機のボイラーバンドなどの曲面には、KS製の柔らかい帯板の方が貼りやすいです。

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下から 1mm幅、1.5mm, 1.5mm裏面、2mm の切り出した帯板です。

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材料の真鍮板はこのK・Sブランドです。もちろん日本のKSモデルとは別物です。念のため!

 

 

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白鳥模型の15噸石炭車

白鳥模型というガレージメーカーから15噸石炭車が発売されています。

3Dプリンターで出力したレジン製の一体ものです。

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上回りのガメアングルとかの表現は秀逸で、これを真鍮細工で作ろうと思うとうんざりするディテールです。

珊瑚模型から石炭車の真鍮バラキットが発売されていましたが、かなり組み立てが大変だというのを聞いて購入は見合わせました。特にこういう石炭車は一両では様にならないので何両も組む気にはなりませんでした。こういう製品がでるとありがたいです。

上回りのサポート材を除去するとき私の工作が雑だったのか炭庫上縁が一部割れてしまいました。今後はこういう材質扱うときには注意が必要だとおもいました。

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下回りはあっさりしており、下面の石炭吐き出し口やブレーキシューなども省略されています。またバッファーの中心間隔が21mmもあります。(鉄道省の規格では、1/80にすると16mm弱になります)

また車輪は、カツミの10.5φが指定のようですが、軸孔が大きくガバガバです。軸受メタルを入れるべきなのかもしれませんが、軸受が台枠と一体で、レジンか硬くてこじると割れそうなのでちょっとむずかしそうで、見合わせました。

ツィッターで、石炭車のNゲージ製品を出されているのをみて、1/80は出さないのかと煽ってしまいましたので、とりあえず2両購入させていただきましたが、現状ではこれ以上増備しようという気にはなりませんでした。今後バッファー間隔とかディテールとかの改良も計画されているようですので、そのうち増備を考えようと思っています。

台枠側面のディテールなどは、3Dプリンターで出力するより、エッチング板を貼る構造にした方がキレイで簡単な気がします。

このメーカーさんは、他に1/80 佐世保鉄道20号機タイプ(鉄道省ケ702形)上回りキットなどマニアックな製品もだしておられるようなので期待しています。

☆2/17追記

「石炭車の歴史」という本によると、下図のように15噸石炭車セム1の炭庫の幅は2324mm(1/80 29mm ) 長さが5525mm(1/80  69mm)のようですが、この製品は幅が35mm 長さが76mmあるので、廣瀬さんご指摘のようにオーバースケール気味だと思います。

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西大寺風ミキストをつくる(10)客貨車塗装しました

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客車はタミヤのレッドブラウンの缶スプレーで塗装し、窓枠はフラットアースとしました。屋根はグレーと黒のスプレーの2本同時吹きで、欧州形量産模型の完成品にみられるような細かいまだら塗装にしてみましたが、缶スプレーでは粒子が粗すぎるようでした。ウェザリングブラックをこすりつけて艶消しクリアーで仕上げました。台車は陰影がつくNATOブラックの缶スプレーを吹いた後、レッドブラウンを垂らしたフラットブラックのアクリル塗料を塗ってウェザリングを兼ねました。

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室内内張はつけていませんが、カツミのロングシートを緑色に塗って、強力両面タープで固定しました。あとで、猫屋線の乗客さん達に乗車していただく予定です。

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床板の裏側には、宮下洋一さんに倣ってプラの筋目板を張り付けましたが、精密感がでました。もうひと手間かけて台枠表現すればよかったかもしれません。床下のブレーキロッド類も省略しています。

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貨車ワブは、黒のラッカースプレーで塗装し、強めのウェザリングをかけてあります。最後にウェザリングブラックを擦り付けてありますが、鈍い艶がでてしまいました。おもしろい感じなので、うえから艶消しクリヤーは吹いていません。屋根はキットのままでは少し薄いのと折り曲げ線がみえるので、#320の耐水ペーパーをゴム接着剤で貼って、フラットアースを垂らしたフラットブラックを塗りました。

屋根のキャンバス張りの表現として耐水ペーパーを貼るというのは、昔のTMSにはよく載っていた技法でしたが最近はほとんど見かけなくなりました。これをツィートしたところ、多くのいいねをいただきましたが、若いモデラーさんはあまりこのやり方をご存じないので新鮮だからでしょうか?ルーフィングサンドやスエード調スプレーなどの登場によって過去の技法となってしまっていたのかもしれませんが、見なおされてもよい技法だと思います。

客貨車にはアルモデルの自由形用インレタからロコと同じ「川鉄」の社紋をはりました。ワボという文字はないので、ワホとしてごまかしましたがそれらしく見えるようです。

 

 

 

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8550をテンホイラーにすると

「続 蒸機を作ろう」にも掲載されている 今野さんの8550のパーツセットを頒けていただいていました。そのまま素直に組むのではなく8550から9500化を目論んでいたのですが、いろいろ検討してみると問題点も多くでてきました。

またあれこれ妄想していると、8550をテンホイラー(4-6-0)化すれば格好良いのではないかと思えてきました。スケネクタディ製のテンホイラーでググってみると、南アフリカ鉄道の6Gクラスというのが引っかかってきました。実物のゲージは同じ1067mmで動輪も1372mmと8550と同じです。

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8550と9500は上回りのボイラーの長さが違う以外ほぼ共通です。8550の上回りではちょっと収まりが悪いので9500の上回りにテンホイラーの足回りをはめこんでみました。1/80にすると南ア6Gの動輪軸距は18+25mmですが、それでは17.5φ動輪が使えないので20+24mmで設計しました。 なかなか格好のよいスタイルになったと思います。8550は23+22mmです。

南ア6Gは英国式でランボード上に砂箱がついていますが、これはボイラー上にあった方が格好良いと思います。8550は片ボギーですが、何とかダブルボギーにもできそうです。煙突は南ア6Gは飾りキャップがついています。日本のスケネクタディ製のロコでもキャップ付きが多いですが、これはパイプ煙突にした方が九州鉄道っぽくなるかもしれません。

金田さんの形式図をいじってみました。一番上がオリジナルの8550です。

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ボイラーを延長して前に出すと

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第三動輪を後にずらすと

最近少しずつ手は動かしていますが、妄想している時間の方が長いかもしれません。

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縮尺の物理学 続蒸機を作ろう

KKC今野さん編集の「続蒸機を作ろう」が先週上梓されました。私も一部分執筆させていただいておりますが、なんといってもこの本の中で特筆すべきは、巻頭の谷川さんがかかれた「縮尺の物理学」です。模型を実物のようにそれらしく走らせようと思うとそのまま縮小しただけでは、長さ・面積・質量の関係が変化してしまうので実物のような動きはしない。実物のような動きをさせるためには、模型として特別な仕掛けが必要であるということを解説した論文です。こういった考察はこれまでの模型雑誌にはないものでした。一見むずかしそうですが、高校程度の物理の知識があれば十分理解できると思いますので、若いモデラーには是非読んでいただきたいと思います。20220130-19-50-10

 

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