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ピーコックの豪州型モーガルをつくる(2)テンダー下回りをつくる

ピーコックのモーガルに着手しました。

テンダーは珊瑚5500キットをほぼそのまま利用します。まず下回りに着手しました。

このキットにはドロップ製の三軸台車が入っていますが、非常に厚くて見映えがわるいので、薄く削りました。フライスで大体削って、最後はヤスリの上にのせて仕上げました。軸穴は拡げて、φ3のエンドミルを手動ボール盤にくわえて仕上げました。

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中間車輪と後部車輪を結ぶイコライザー兼軸受は、t0.6燐銅板から切り出しました。ドロップ製フレームにφ1.0真鍮線のピンを立てて、これをはめこみます。前部車輪は、テンダーのウェイトをロコ本体に掛けるつもりなので、バネ支持する予定です。なお台車取り付け金具はそのまま使いましたが、取付孔の位置が変わったので、テンダー床板は、t0.8真鍮板から新製しました。

三軸テンダーは車輪が固定式だと集電がよくないので、私はイコライザーを入れて3点支持可動式にするようにしています。±0.3mmぐらいの上下動があれば十分だと思います。

 

 

 

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Desktop Station Airをコンパクトにする(続)

Desktop Station AirにCV読込機能を追加しました。デジタル鉄道模型フォーラムのLOCKEさんの記事を参考にさせていただきました、というかそのとおりに工作しました。違うのは、裏面に配線追加したのと、電流センサーのモジュールを使ったことです。LOCKEさんありがとうございました。

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DCDCコンバーターの12V端子(赤)とC6コンデンサーの間で、電源ラインの銅箔パターンをPカッターで掻き取って切断しました。

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電流センサーモジュールは、ACS712にコンデンサー2個とLED+抵抗がついています。Amazonで2個千円以下で売られていますし、中華通販だと1個200円以下であるようです。コンデンサーなどを揃えたり、ハーフピッチ端子のはんだ付けが面倒というかたは、バラでパーツ買うより手っ取り早いと思います。

電源ジャックの12v端子に赤い電線をつけて、電流センサの計測電流端子を経由して、モータードライバーの7番端子につないでいます。電源ジャックの0V端子から黒い電線、DCDCコンバーターから5vを水色の電源で引き出して、電流センサモジュールにつないでいます。電流センサモジュールの出力端子とMCUの25番端子を黄色い電線で接続しています。

使った電流測定モジュールの規格が5A用だったので、オリジナルのスケッチ(Arduinoプログラム)では安定動作せず DSCoreM.cpp26行目の定数THRESHOLD_CURRENTの値を9から20に変更したら安定して読込できるようになりました。

これに携帯用バッテリーと昇圧ケーブル(5->12V) をあわせるとDCC運転用の小型居酒屋セットができました。

 

 

 

 

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貨物列車の緩急車

kumaさんのツイッターより転載(kumaさん許諾済)

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大正12年時の緩急車連結割合
(牽引定数とは別に)
25‰以下=4両につき1両
20‰以下=5両につき1両
16.7‰以下=6両につき1両
12.5‰以下=7両につき1両
10‰以下=9両につき1両
6‰以下=12両につき1両
5‰以下=14両につき1両
必ず最後尾(推進時は最前部)に連結。

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出典は、

https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/971680/246

列車運転及信号取扱心得並解釈. 大正12年1月現行

 

私は

貫通ブレーキのない貨物列車で4、5両に1両ぐらい緩急車を入れるのが、模型としては形態的にバランスがよいかと思っています。

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Desktop Station Airをコンパクトにする

DSair2を使い始めてからほとんど使っていなかった、Desktop Station Air(初代DSair)ですがもともとDSair2に比べるとコンパクトなので、もう少し小さいケースに入れ直してみました。

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タカチのTW8-2-8という80mm角で高さが20mmのケースです。
ロームのDCDC降圧コンバーターの背が高くてつかえるので、基板から一旦取り外して電線接続とし、寝かせるように改造しました。
状態表示のLEDは、タミヤのφ2.0の透明プラスチック棒を導光材にして、ケース表面から点灯状態が見えるようにしました。

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かなりコンパクトになりました。
ファームウエアも最新のものに更新しようと思います。
CV値の読み出しができるようにACS712を追加改造するかどうかは決めかねています。

※4/12追加

ファームウエアは、R2d(2018/11/3 DSair2と共通化)に入れ替えてみましたが、電源のオンオフスイッチが不安定(ときどき勝手にOFFになる)でした。FlashAirカード内のSD_LANフォルダー内のファイルを、DSair2で使っているものに書き換えたら安定しました。

なおiPhoneやiPad用の小型OTGアダプター経由で、ミニスロットルやテンキーパッドつないでみましたが不安定で認識したりしなかったりでした。Apple純正のカメラアダプターでは正常動作しました。iPhoneやiPad本体のOSのアップデートで互換ROMの内蔵されたOTGアダプターに問題が出た可能性があるので、新しいOTGアダプターをネットで注文しました。結果はまたご報告します。

※4/19追加

新しいOTGアダプターが届いたので試してみましたら安定しました。Androidと違ってiOSはOTGアダプターに専用icが内蔵されているようですが、ジェネリック品の互換チップはシステムがアップデートされると対応できないようです。Appleもジェネリック品対策も結構ですが、それなら純正でいろいろなバリエーションの製品発売するか、純正IC外販して欲しいものです。

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マン島のタンク機関車(6) 後部排障器をつくる

Sさんもこの機関車の動力化改造を進められているのをfacebookで拝見して、私も工作再開しました。

この製品には、フレーム後部に赤いハシゴ状のパーツがついていました。最初何かよくわからなかったのですが、後部排障器のようです。

このパーツ ヤワなので分解組み立てしているときに壊してしましました。修理パーツは分売されていないようですし、形態もイマイチでしたので自作することにしました。実物写真や同系機の組み立て図をみると、通常の左右の排障器を鉄棒でつないで、カウキャッチャーのようにしているようです。こういう排障器は初めてみました。

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P1000111

2009年ダグラス駅にて撮影

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ポート・エリンの鉄道博物館の展示図面より

最初赤いパーツを避けてフレームは短くしてあったので、継ぎ足してこの排障器をつけました。真鍮帯板に孔を開けてφ0.5の真鍮線を通して、はんだ付けで組みました。

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美しいライニングの入った製品オリジナルのシリンダーを生かしたかったので、シリンダーブロックは床板、スライドバーだけはフレームにつく 変則的な構造にしました。

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コッペル快走

自転車に抜かれるはずの西大寺風コッペルの牽くミキストが、Mさん製作のC53とデッドヒートを繰り広げました。

3/31日乃電にて

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