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京都で運転会

京都でHOJCの運転会があったので参加してきました。

20220703-15-42-04

スイス型Cタンクが、KSさんが組まれたワールド工芸のホキ2500 11両+車掌車を牽いて快走しました。カプラーの変換のため、片方のカプラーをフック式からIMONカプラーに交換したBEMO貨車改造の控え車を機関車の次に連結しています。

高効率ギアをつけたトビーの6200をYMさんのマルチゲージレイアウトの430Rのエンドレスで走らせましたが、カーブでは減速するという走りぶりでした。

ただこの結果は、この高効率ギアの有用性を否定するものではないと思います。この機関車のように小型のあまりトルクの強くないモーターを電圧制御すると、走行抵抗によって速度が大きく変化しますが、電子的にモーターの回転数を制御すれば、小型モーターでも伝動系が高効率なので十分な列車を牽ける可能性があると思います。BEMFによるフィードバックでPDI制御のできるDCCデコーダーを積んで、PID制御のパラメーターを変えて試してみようと思います。何事も実験が大事だと思います。

森井さんのダイナモメーターカー(牽引力測定車)が、実際に走行してデータとっているのも見せてもらいました。データは結構ノイズが多いようです、といっても測定器などの電子回路のノイズではなく、フォースゲージやその取付板、実物に車両全体の重量と慣性が小さいための物理的なノイズです。物理的な共振現象も起きているようでした。サンプリングしたデータはそのままでは使えずノイズ除去処理が必要なようです。ノイズを牽引力測定車は製作途上なので参考になりました。

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