この機関車にはスケールモデル用の繊細なパーツは似合わないので、t0.6洋白板から模型っぽいすこし太めのサイドロッドとメインロッドを切り出して装着しました。つぼみのロコは数両罪庫しているので、ロッド類をレーザー抜きで加工外注しようかと思って、まわりのつぼみロコオーナーに声かけしてみましたが、一緒に話に乗ってくれる方がいなかったので、自作してしまいました。
以前はサイドロッドにピン孔をあけるときは、スライドテーブルの送りを使って正確な孔間隔であけていましたが、オプティカルポンチを使ってポンチを打つようになってからは、そういう手間を掛けなくても正確な間隔で孔開けできるようになりました。最近は国内の模型店でも扱っているようなのでお勧めの工具です。
クロスヘッドは、エコーのロストパーツ1774です。ピーコックモーガルと同じく、IMONのロッドピンで止めました。なおメインロッドは、クロスヘッドのピンと第二動輪ピン中心間距離は、オリジナルは22mmですが、少し長すぎるようなので21mmにしました。

テンダーのオリジナル車輪はφ9.5でしたが、ロコの車輪をφ11.5からφ10.5に変更したので、床板の高さを揃えるために手持ちのボビーメートオカのφ8.2車輪に交換します。

この車輪は黒メッキですが、私は黒いタイヤは嫌いないので、タイヤ踏面をピッカフェルトでしばらく擦るとメッキがとれて、下地のニッケルメッキが現れました。私の経験では通電面からみるとに銀色のニッケルメッキ車輪の方が、黒メッキ車輪よりが優れていると思います。レイアウト派のモデラーさんは黒メッキか黒染の車輪お好きな方が多いようですが、いかがなものでしょうか?また少なくても車輪踏面は銀色の方が実感的だとおもうのですが・・・
昨年まで、お恥ずかしながら知らなかったのですが、真鍮素材に黒ニッケルメッキをかけるときは、いきなり黒メッキするのではなく、一旦通常の銀色ニッケルメッキをかけて、その上に黒メッキをかけるそうです。装飾品などではその黒メッキの上を研磨してつや出しするそうです。
井門さんに聞いたところでは、銀色のニッケルメッキの上に黒メッキをかけた車輪は、黒メッキが薄くなると通電に問題がでてくることがあるので、imon製品の黒メッキ車輪は、洋白の上に直接黒メッキしてあるそうです。
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