ピーコックの豪州型モーガルをつくる(4)キャブをつくる
キャブは下半分が前に飛び出した、日本型だと5230形のような形態をしています。この部分は水タンクや炭庫があるわけではなく、スカスカです。なお5230形はスプラッシャーカバー兼用です。当時の英国型の流行のデザインのようです。
珊瑚の5500形キットのキャブを改造しました。キャブ側板は真ん中で上下に切り離してずらします。前妻板は四角窓を丸窓に改造しました
側板は前後一体となった手すりパーツを間に挟んで、t0.2の裏打ち板を当てて、それに半田で貼りました。キャブ側板の開口部カーブは新たに切り出しました。縁取りはt0.2の帯板を断面に貼りました。
前妻板は、φ7.0で開けた丸窓孔に、1mm厚にスライスした、φ7.0肉厚0.5のパイプをはめこんではんだ付けしました。ただそれでは窓枠が少し太くなるので、中をテーパーリーマーでさらってφ6.2ぐらいに仕上げました。
キャブの外幅が29mmなので、ランボード幅は31mmとし、シリンダー中心間隔は25mmでつくります。
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