つぼみのBタンク改造(7) 動輪の可動化 三点支持
小型のB型機関車はあまり集電がよくありません。昔のようにすーっと走らせるだけならそれでよいかもしれませんが、スローを効かせてDCCサウンドを積もうということになると、集電に万全を期す必要がありますので、機関車とテンダーとも三点支持のイコライジングさせました。
イコライズしても牽引力はほとんど変わりませんが、集電はかなり改善されます。小型機こそイコライズ動輪可動化すべきです。
機関車本体は、第二動輪はそのままとして、第一動輪の真ん中を1.4φビスで支えます
動輪軸を直接支えるのではなく,t0.2真鍮板から逆U字形の軸箱をつくり、その中央をネジで支えます。逆U字形の軸箱がかかっているのはフレームの内側の部分のみです。動輪軸孔は約0.3mm上方に削って拡大しています。
第一動輪は下方にも可動スペースを与えるため、動輪押さえ板の第一動輪以外の部分にt0.3の真鍮板を貼って嵩上げしています。
テンダーは軸重も軽いので、軸を直接ネジで支えました。
なお私の勘違いで、φ8.2の車輪を使うと機関車とテンダーで床板の高さにズレがでるので、アルモデルのφ9.5プレート車輪に交換しました。ただアルモデルの製品はピボット軸しかないので、車軸が同規格だったカツミのφ10.5 プレーン車輪の車軸を抜いて、それをはめ直しました。
今回は機炭同極にして、機関車にもテンダーにも集電ブラシをつけるつもりです。
機関車・テンダーともイコライザー押さえネジは、床板フレームにねじを切って、さらにナットで締めることにより、ネジが緩まないようにするダブルナットのような構造にしています。
※9/8 追記
テンダー車輪の軸は鉄製(メッキ、磁石につく)なので、支点ネジは真鍮製を使っています。
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