3年ぶりに軽便祭にいってきました
もう1w経ってしまいましたが、3年ぶりにリアル開催された軽便祭にいってきましたので、所感をかかせていただきます。もう皆さんがたくさんレポートされているので、自分の気になったところだけをちょっとつまみ食いのように書かせていただきます。
まず5階の展示です。
車両では、ガーラットやマレーなどを精力的に作っているしいたけ君の車両に感動しました。アルモデルの動力を二組使用しているとききましたが、やはり発想が柔軟です。若いのはうらやましいと思いました。
栂森さんのギターケース収納型レイアウトでは、ターンテーブルなど手動で確実なオペレーションをされているが印象的でした。
他の車両やレイアウトは、皆さんブログなど紹介されているので
次は6階の路面電車モジュール
もう素晴らしいのひとことというか、ここまでストラクチャーに熱意をもって、時間をつぎ込めるのは羨ましいと思いました。
もう作って十年経つといわれていましたが、石井さんの機関庫です。何度みても素晴らしいとおもいます。道具や小物の配置が絶妙です。
あと6階では大竹さんの、モジュール拝見しましたが、もう素晴らしいとしか言いようがありません。展示場で、タブレットでメイキング画像も流されていましたが。爪楊枝にマスキングテープを貼って旗のように立てている画像がありました。これは製作時まず建築物のモックアップを仮配置するように、木の位置と日射方向を検討してから、地面を仕上げて植樹したといわれていました。木はすべての方向に対称ではなく、日照方向で枝の伸び方は変わる といわれてみればなるほどなのですが、なかなかそこまでは気がまわらないです。
あと阪本さんのOn3の迫力のある走行をみて、うちも罪庫秘匿中のOn3の車両を整備してみようかとう気になりました。野村さんのOn2のマレーコッペルも拝見しましたが、コンさんが1/87のキット作られたのとは大きさが違うのでかなり印象が違いました。なおわたしはコンさんのキットは、うちは1/80だからという理由をつけて購入を見合わせました。
あとせっかく上京したので、前日にKATOのショールームであったOpenSound Meetingに少しだけお邪魔しました。
また余った時間で
新橋の鉄道資料館の「鉄道開業150年記念 新橋停車場、開業」と
原宿の太田記念美術館の「はこぶ浮世絵 ―クルマ・船・鉄道ー」という展示会をみてきましたが、
両者ともまあまあでした。
前者の新橋の展覧会は図録は購入しました。
後者の浮世絵の展示では鉄道関係は10枚以下で、今春川崎の鉄道浮世絵展でみたのと同じものが多かったので少し期待外れでした。川崎の展覧会行かれた方なら行かなくてもよいと思います。ただ夜雨の新橋駅の黒一色の版画は、光の加減の表現が素晴らしく、鉄道画ではポール・デルボーの絵に通じるものがあり気に入りました。
※10/10追記
軽便祭で印象的なのはとにかく皆さん走らせて楽しんでいることです。どの展示ブースでも車両が快調に走っていました。HO軽便モデルは最初からNゲージ既存動力装置の流用が多かった歴史的経緯もあり、現在はアルモデルやナローガレージ、トーマモデルワークスなどから、ロッドのついた動力ユニットも多品種供給されているので、蒸機製作の敷居は下がっていると思います。C62やD51などの制式機の下回りパーツの入手もムズカしくなり、そのまま買ってきて使えるロッド付き下まわりがない16番とは大きく違うと思いました。16番・HOでも電車などは簡単によく走る下回りパーツが入手できるので、また違うのかもしれませんが・・・
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