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阪神間開業時のマッチ箱客車をつくる(3)

二両目の下等郵便合造車の下回りを作りました。

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この客車は、KATOの二軸貨車用のポリアセタール製軸受に珊瑚の古典客車用軸受を貼っています。そのためKATOの貨車と同じようによく転がります。ちょっと傾いている机の上に置くと自然に走り出すぐらいです。

2009年にこの軸受を作った時は、ゴム系接着剤G17で貼ったのですが、やはり少し剥がれたものが出てきました。ただ大半はまだしっかりくっついています。ポリアセタール樹脂は難接着素材ですが今回は、プライマーを塗ってアロンアルファで接着してみました。一応しっかりついていますが、今後の経年変化をみたいと思います。

また低い位置にステップを付けてしまったので、これまでの構造では分解が困難になりました。そのため床板を左右に分割する構造にしましたのでまた工程が増えました。自分の意識としては、やはりブラスモデルは分解できるべきだと思っています。韓国製ブラスモデルの一部にみられるブレーキ関係のパーツなどを接着剤で後付けして、分解できないようになっているのは邪道だと思います。

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IORI工房のリンクカプラーは、見栄えよく強度もあるようですが、ピンセットを使って連結・解結するのはやはり少ししんどいですね。

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Comments

ゆうえんさん。
合成ゴム系接着剤なら、100均流通の「万能ボンド」がお勧めですよ。
ゴム成分が微妙に少なくて、いい感じな接着力です。
元々、ゴム系接着剤は 取り外しし易い事がメリットで開発されてるらしいですから。
本来の目的から外れた 100均流通のゴム系接着剤は、そんな事考えてないんでしょうね。

Posted by: 古典好物 | January 05, 2023 01:17 PM

情報ありがとうございます。
どうも百均の接着剤は耐久性・経年変化の点で信用おけないような気がして模型製作には使っていないです。瞬着などはやはり性能差があるといわれますね。ちょっと仮止めするぐらいなら問題ないと思います。
ゴム系接着剤は貼ってから位置決め修正可能なので、エッチング切り抜き文字とかメーカーズプレートの貼付などは専らゴム系です。
はみ出した接着剤は乾燥前なら爪楊枝でクルクル除去できるのもゴム系の長所です。

Posted by: ゆうえん・こうじ | January 05, 2023 01:24 PM

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