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9600(3)シリンダーブロック

このキットの完成作例を拝見すると少し腰高な印象を受けます。組立図とキット解説書図面を照合すると、ランニングボードが1mm高くなっています。そこで最初はランニングボードを1mm下げようかと思ったのですが、シンダー中心とピストンバルブ中心の間隔が0.5mm長くなっているので、0.5mm下げるに止めました。シリンダーブロック前後板の上面を0.5mm削りました。

またシリンダー前後蓋は、キットのオリジナルパーツではなく、ニワ製のロストパーツを使うことにしました。ところがニワのパーツは取付部が細いので、旋盤でスリーブを挽き出してそれを介して取り付けることにしました。シリンダーが、外径4.0x内径2.4 ピストンバルブが 外径3.0x内径2.0です。

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シリンダー前後板を新製して、シリンダー中心とバルブ中心の間隔をスケールどおりにすれば、ランボードの高さを下げることも可能です。ただそうなると空気弁の位置もずれるのでシリンダー側面の新製も必要になってきまし、合併テコの改造か新製も必要になってきます。

今回の9600キット製作では根治治療(キットのパーツは使わず、新製)は避けて、姑息治療(キットのパーツを改造して割り切ってつくる)に徹して組立てる方針でやってみようと思います。

 

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