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9600(5) ギアボックス

この9600には、逆回転可能な3条ウォームギアを取り付けることにしました。Dさんが作られた高性能ギアは、外径がφ14.0あり動輪径がφ15.5のこの機関車には大きすぎる*ようなので、Mさんのつくられたが外径φ11.4のギアを使うことにしました。ギアボックスは真鍮板と角材から自作し、ウォーム軸にはベアリング(1.5-4.0)、動輪軸にはオイルレスメタル(3.0-5.0)を入れてあります。モーターはφ17*25長の中華コアレスです。ギアボックスとモーターは一体化して吊り掛け式としました。

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ギアボックスとモーターは仮にシリコンチューブでつないでありますが、軸の延長アダプターを自作して、手前のDさんの3Dナイロン製六角ジョイントに交換します。

*Dさんのギアは、密閉ギアボックスで使用する仕様なので、ちょっとφ15.5の動輪では、ギアボックス下面蓋と線路の距離がシビアになります。I田さんはφ15.5の動輪でもギアボックス下面カバーを削れば線路には当たらないといわれますが、当社の基準では、レール上面とギアボックスやブレーキ装置などとのクリアランスを0.8mm以上としています。というのは意外に実際のレイアウトでは、ケーディーの解放ランプやら踏切の踏み板やら、線路面上0.5mm程度の障害物は多いように思います。そしてDさんのギアはオープンなギアボックスでの使用は禁止されています。そのため今回はDさんの提示されたギア使用のための諸条件を満たしませんので使用は見合わせました。

※2/22 追記

Mさんからいただいた逆回転可能なウォームギアは、三条ギアではなく二条ギアでした。ヘリカルギアの歯数は23枚なので、1/11.5の減速比ということになります。

 

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