9600(2)キャブに姑息治療を施す(続)
キャブの窓周囲の窓枠を貼りました。窓が少し大きめの感じとなりました。
厚みが0.25mmぐらいなので、ハンダ付けすると0.3mmぐらい飛び出していることになります。
私は9600やC51などの窓枠はエッチングの表現では弱すぎると思うので、このぐらいの厚みがあった方が実感的かと思います。
窓枠の作り方はいろいろあると思います。私は薄板を貼って抜くのが苦手なので、φ0.4の真鍮線を窓枠の形に曲げて、これを万力で押しつぶして窓枠にしています。厚みはt0.25ぐらいになるまで万力で押しつぶしています。欠点は継ぎ目が目立ちやすいことでしょうか。また治具を使っても折り曲げても万力でつぶすので、正確な寸法が出にくいです。余分に作って揃ったのを選んでいます。薄板切り出して中抜きすると正確な寸法は出ますが、加工に時間がかかるので、私の方法の方がてっとり早いと思います。
英国ではスクラッチ用にエッチング抜きの窓枠パーツが各種発売されているようで羨ましい限りです。
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